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1 名前:メニュー整理 ◆FYZxV4OxNU 投稿日: 2014/08/19(火) 00 55 32 ID ??? DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん~艦これ~のエロパロスレです。 エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。 シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。 SSは形式不問、長いのも短いのもエロいのもエロくないのもご自由に。 リョナ・強姦・死姦・スカトロ・ふたなり・性転換などの特殊嗜好を含む内容は注意書き必須 百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨 【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ←検索したら出ます ■■禁止事項 批難中傷・荒らし SS作者以外による改変/改竄および他スレへの投下 投下のあからさまな妨害・その他スレの空気を悪くする言動 上記を行った場合は警告なしで削除とホスト規制します。 ※次スレは 980を踏んだ人が立ててください。 公式 http //www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html 艦これエロパロ避難所板 http //jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/ 保管庫 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/ 避難所 http //jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2) http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1404804363/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ避難所1 ※実質12スレ目 http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16725/1400634843/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ11 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401464074/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ10 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400427549/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1397482056/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ8 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1393339375/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ7 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1390624968 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ6 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1387773261/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ5 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1385645434/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ4 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1383747696/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ3 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382371413/ 艦隊これくしょんでエロパロ2 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1380741105/ 艦隊これくしょんでエロパロ http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1375799214/ 2 名前:名無しの紳土提督 投稿日: 2014/08/19(火) 02 11 55 ID f.oL6r/w タイミング見計らってたんだなチクリマンwwwwwww 3 名前:名無しの紳土提督 投稿日: 2014/08/19(火) 02 14 22 ID f.oL6r/w MATAASONNDEYARUYOKUKEKEKEKE
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824 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 32 31 ID WPQREMKw 二章 1 暦の上では秋にもなれど、赤トンボが飛ぶわけでもなく椛が色付くわけでもなく、早秋とは名ばかりに、海面は未だぎらつく太陽に 焦がされ続けていた。滲む汗は珠となり、いつかはつぅと滑り落ちる。それが上着の肩口に吸着すると、接着剤のように皮膚と肌とを 張り付け始める。不快な感触に、だがもうすぐそれも終わると胸の中で唱えれば、幾らか気分はましになるのだった。 北方海域への遠征任務。航空機輸送の報酬として鋼材とボーキサイトを受領するその作戦は、丁度往路の半分にまで差し掛かったと ころである。祥鳳を旗艦とする軽空母三隻(此れを特務臨時編成航空戦隊)護衛の駆逐艦三隻(此れを特務護衛駆逐隊)それらを纏め て『第三特務臨時編成艦隊』は、茹った海に波紋を刻みながら粛々とと航行していた。 睦月型三隻を率いるように鳳翔が先導し、後方警戒には龍驤、祥鳳がついていた。空に木霊する駆逐艦の姦しい声は、鳳翔によって やんわりと包み込まれていた。それは窘めているのではなく、ただその煩い会話がきちんと管理されているという風である。彼女の持 つ天性の母性が駆逐艦達の喧しい声を、それでも煩過ぎることにはしていなかったのだった。 残された年長組二人は、実に気楽なものである。和気藹々とした朗らかな雰囲気に、だが片一方祥鳳だけは取りこぼされたかのよう に物憂げだった。 龍驤との会話に返事はする。その話の内容もきちんと理解はしている。別段心ここにあらずといったことではなく、ただわだかまる 憂鬱が気を萎えさせていた。 看破されることはないだろうと高を括っていた。今の自身を客観視する分には、どこにも異常はないはずだと思われた。そう思った 矢先にしかし、突飛に放たれた龍驤の一言はその考え全てを否定した。 「なんや、うち小難しい話しとるつもりないんやけど」 会話の最中に脈絡なく、ふとしたら聞き逃してしまうような自然さ。思わず顔を向けてみれば、訝しげに眇めた眼がちくりと刺すよ うな視線を送っていた。 祥鳳の失敗だったのはその後何も言い返すこともできず、息を詰まらせてしまったことであった。取り繕わなかったということが、 まさしく肯定の返事そのものである。すかさずに龍驤は追撃の次手を口にする。 「こないなしちめんどくさい遠征任務なんやからおもろい話があるなら出し惜しみせんでほしいんやけど。……提督やろか? 原因 は」 825 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 32 50 ID WPQREMKw 果たして図星の真ん中をつかれ、祥鳳の反応は分かり易さの極みである。「そんなんじゃない」と「ちがう」を壊れたように繰り返 し、頭の飛んでいきそうなほどかぶりを振る。けらけらと笑い続ける龍驤は、得心いった様子で先を続けた。 「ええでええで、隠さんでも。きょうび提督は大鳳にぞっこんやからなぁ。寂しくなるのもようわかるで」 「ほんとに違うんだから!」 「まぁ予想の範囲ではあったけどね。キミ分かりやすいからなぁ」 流石に、過去の関係のことまでは漏洩していないようだった。そこに安堵を覚えつつ、しかし龍驤の言葉は本質を悉く突いていた。 即ち、提督と大鳳の様子が視界に入ると、それだけでもう面白くないのである。この遠征任務の通達、つい二時間ほど前のことであ ったが、当然執務机に腰掛ける彼の隣には、あの秘書艦の姿があった。 以前は自身のものであった役職に他人が収まっている様子。それを受け入れるには、未だ整理というものが終わっていなかった。自 分から去っておきながらと、何も弁明しない決意をしておきながらと。自嘲は重ね重ね、だが勝手な感情は際限なく胸の内をのた打ち 回る。惰弱で幼稚で惨めであった。そういった自覚が、より一層彼女を病ませていた。 祥鳳は消化しきれない思いを抱き続け、今この時でさえ彼らの様子を気にしているのである。まさかまだ進展と呼べるような事は起 こっていないはずだと、妄想と焦燥に頭を疼かせ、兎にも角にもいち早く帰りたかった。 「まぁあの提督は色恋に興味無いやろうから、当分心配は無いんやない? あの子も仮に気があったとして、どう見ても晩生やから なぁ」 彼女が悪気無しに放ったこの慰めの言葉に、息の詰まる感じがした。彼は色恋に興味は無い。その一文が、心内でしつこく反芻される。 まさしくそれが、その思い込みこそ祥鳳の決意の源泉だった。自身が他の娘とは違うという確証を得る事ができないでいた事。たと え同衾したとて、夜が明ければ他の娘との区別はない。秘匿が完璧であったからこそ、恋人である意義も薄れていたように思えたのだ。 嫉妬ではなく、不信。普通以上のことを求めた故の破局だった。自身が特別だという確証が、そんな何をどうやっても得られないよ うな代物が欲しくて仕様がなくなった。その自分勝手な驕慢さへの自覚から、提督に苦しみを告白することもできなかった。そして挙 句、精神的な破裂を感じ取ったその日に、彼女は別れを告げたのだ。 今、当時の胃を痛くしながらの心配が杞憂に終わった。大鳳の様子を見れば、あの時の自分が周りからはどう見られていたか、推し て知るべしである。特別な場所にいた事を知らなかった愚鈍さが、悔悟となって嫉妬へ変わる。 水面の波紋を消す術は、唯一つ待つことだけである。心内のざわつきは、未だ留まることを知らなかった。 826 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 38 07 ID WPQREMKw 2 遠征に空母が必要となれば、必然的に祥鳳を組み込まざるを得なくなる。つい何時間か前、この執務室には彼女がやって来て、もう それだけで提督はこの上ないほどの憂鬱に苛まれていた。 吐き出される溜息は際限なく、肺の奥底から湧き出している。これでは良くないと自身の仕事に傾注するも、そこに並ぶ事柄に愉快 なものなどある訳がない。先に送付した支給資材上限拡張の依頼書が、慇懃な“お断り”と共に返送されたのを視界に入れ、遂に彼は 机に伸び伏せた。 「えっと、何かお茶でも入れてきましょうか?」 何回聞いたかも分からない大仰な溜息に被せ、大鳳はおずおずとそう聞いた。気遣う顔つきをしながらも、決して提督の方を見よう とはしていなかった。書類の淵を指でなぞりながら、几帳面にその線を合わせている。時折落ちてこようとする髪の一束を、指で掬い 取っては耳に掛けていた。 実を言うならば、この艦娘の態度そのものにも、いくらか煩わしさを感じている提督である。樽俎、と言うには余りに煌びやかさが 足りなかったが、あの酒の席以来、彼女の提督に対する素振りは露骨に変わった。 具体的には、視線を合わせなくなった。別段、今まで顔を突き合わせて会話したことなど一度もなかったが、普段の生活の中でふと 目が合いそうになるだけで、仰々しく不自然に顔を背けるのである。見せ付ける為にわざとやっているのだとしたら何とも腹立たしい 事この上ないのだが、しかし当の彼女を観察すれば悪意というか、下心に基づいた行動ではないらしい。腹の色が淀んでいないのは彼 女の美点でもあるが、だからこそ接する方としては、厭に気を使ってしまう。 この執務室にやたら長く居座ろうともしだした。業務の終わった後、何かと話題を見つけては、ずっと側を離れないのだ。恐らくは 再びの酒宴を待ち望んでいるのだろうが、生憎尻尾を振ってる様を見せ付けられると意地の悪くなる彼の性癖。就寝時刻が遅くなる苛々 も相俟って、願望を叶える気は絶無となっていた。 兎に角、気に入らなかった。一挙一動が悪意の針となって、脳みそをつついているのだった。 嫌悪の削ぎ落ちた煩わしさである。まさしくそれを部屋中に振りまかれているから、どうにも鼻について仕方ないのだ。 「あの、提督?」 不安げな声音が、静けさに圧迫された鼓膜を撫でた。体は起こさず顔だけ大鳳の方へ向けてみると、不安げに揺れた瞳が視界の中央 に鎮座した。勿論、ただの一瞬で目は逸らされ、後には視線の紡いだ糸らしきものの残滓が、眉間に感じられるだけになった。 827 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 38 38 ID WPQREMKw 胸の内で散々悪態をついてみる。お前は少女漫画のヒロインか。無自覚なあざとさの、どれだけ煩わしいかを知っているのか。そう いう態度は同姓から一番に嫌われるぞ、等々。 じっと横顔を見つめ続けていると、ほんの少しだけ瞳の見ることのできる瞬間がある。大鳳はちらりと提督へ眼を向けては、慌てて 逸らすのを繰り返していた。 「飯、食いに行かないか」 姿勢をそのまま、彼は口だけ動かしてそう言った。空調の音に紛れてしまいそうなほど、弱く覇気の無い声音であったが、大鳳はすか さずに反応を寄こし、 「え?」 首を傾け、そう聞き返す。 「飯食いに行こう。腹減った」 視線がしっかりと交錯したことに満足を覚えながら、彼は腕立て伏せをするような格好で体を起こした。膝裏で椅子を押しのけ立ち 上がり、欠伸をしながら伸びもする。 戸惑う彼女は、外出の準備をし始めた彼の周りを、おろおろとうろついているだけであった。ものの一分で支度を終えた提督は、一 旦の制止を呼びかける大鳳を無視し、そのまま出口へと向かっていった。 もちろん執務中の外出は、原則禁止されていた。しかも彼は見るからにこの鎮守府の敷地外にまで出ようとしている様子。秘書であ る所の大鳳がこれを看過できる訳は無かったのだった。 とうとう扉が開かれて、その足は廊下へと伸びていった。執務室に留まり、 「わ、私は行きませんからね」 そう言ってみても、彼の歩みは止まらない。酷薄な態度に苛立ちは募り、このまま一人で行かせればいいんだわと心内で愚痴を零す。 だが、こちらは何も悪くないのに、大人気なく駄々をこねた風な状況になっているというのも癪に障り、結局は彼を追うこととした。 提督は気障ったらしく、壁に背を付け待っていた。 「戻ってください」 幾らそう繰り返したとて何も反応は返されず、小言は孤独にただ廊下をひた走っていた。見えない磁力に引っ張られるようにして、吐 き出す言葉とは裏腹、彼の後ろから離れられなかった。 いよいよ玄関にまでたどり着く頃、彼女はもう沈黙してしまい、ただとぼとぼと金魚の糞をするだけになった。だがそれは決して精 神が諦観の域に達したのではない。むしろ、提督の暴走を止める事のできる防波堤をついぞ発見した為である。 鎮守府正門。その脅威の枢軸は、大仰で荘厳な鉄柵門そのものよりも、横にあるこじんまりとした警備常駐室である。そこには守衛 の妖精が、それこそ物の怪の類というのは決まって土着しているように、四六時中いつでも一人は居るのだった。 どうやら鎮守府の主が近づいてくるのを察したらしい。遠く小さい窓の向こう、一人の妖精が顔を覗かせた。 「やぁ、君。ちょっとお願いがあるんだけれど」 提督は警備室に近づくと、馴れ馴れしく小窓に顔を突き合わせて言った。一枚のガラス越し異様に接近した顔に、堪らず妖精は後ず さる。ファンシーな見た目とは裏腹、渋い声音の返答がある。 828 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 39 09 ID WPQREMKw 「仕事をおっぽり出してデートとは感心致しませなんだ」 「いやなに、甲斐性さ。ねぇ、ここを開けてくれ」 「さぼってもいいですが、人を巻き込むのはいただけませんな」 「まぁそう言うな。私は何も君にボランティアを強いているんじゃない。これは取引なんだよ」 提督は、細めた眼を横へと滑らす。相手の反応を楽しみにしている際の癖のようなものである。 彼が嗜虐への愉悦に造詣の深い事を、大鳳は身をもって知っていた。湧き出す危機感と焦燥、無意識の内に拳を握りしめ、祈るよう な心地に二人のやり取りを盗み見る。望み薄なのは重々分かった上、それでもこの妖精に屈強な精神力のあることを、望まずにはいら れなかった。 「君はたしか、今月の酒保の購入分が給料を上回っていたね」 妖精は堅く締まった表情を気丈にも維持しようとしていたが、生憎口角の吊りあがったことは一歩離れていた大鳳にも見て取れた。 「私たちがここを通り過ぎるのを見過ごしてしまったなら、私も君の酒保記録を誤って紛失してしまうかもしれない。仕事でミスす るのなんて、幾ら気をつけても起こるときは起こる物さ。ねぇ、どうだろう。君は、今日、少し仕事でミスをする。誰にも気付かれない 些細なミスだよ。そして私も、帰ってからミスをする。ね? いいだろ?」 果たして、きりきり音を立てながら開いてゆく門である。恨めしい視線から逃れるように、妖精は部屋の奥へと姿を消した。 アスファルトの発する熱が、靴越しに足の裏を焦がしている。歩くだけで汗の止まらない厳しい残暑だが、肌に感じられる海風は幾 らか乾いてもいた。そう遠くない秋の予感が、過ぎた日々を意識させた。 海鳥の舞踏を横目に見ながら、提督はかつての恋路を思い出した。海軍兵学校時代、初めてできた恋人との睦みである。 丸顔でよく笑う、気の置けない娘であった。ロマン・ロランであったか。恋愛的友情は恋愛よりも美しいと言うが、あの娘との関係は 友情に限りなく接近していたように思う。 様々な所に遊びに行った。暇さえあれば常に一緒だった。往来で手を繋いでいたのを見咎められた事もある。だがキスをしたのは一 度、体を重ねたのも一度きり。祥鳳とは真逆の方向性において、育まれた恋慕であった。 横須賀の街の細部を知り得たのも、彼女と遊び練り歩いたおかげである。今、大鳳を連れて外へ出たのは、きっと無意識にその初恋 を追い求めているからであろう。祥鳳への当て付けとして、懐古に楽しさを再現しようとしている。 下種な事をしているという自覚はあった。大鳳が自身を慕ってくれているということを、知った上で、その純真を踏みにじっているの だ。寂しさを紛らわせるためだけに、想いを利用している。苛立たしげなのを装い、しかし瞳からは隠しきれない期待があふれ出して いる。この娘のあどけない純真、白壁に爪を立てる心地だった。 七百メートルは歩いた後、デフォルメされたマグロの看板を掲げる、一軒の寿司屋が見て取れた。学生の頃、その彼女とよく昼を食 べに行っていた店である。ムードも何も無い所であるが、だからこそあの時の二人には都合が良かった。安く、気軽で、高尚じゃない ことが至上の価値だと、斜に構える時代には思えるものなのである。 829 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 39 52 ID WPQREMKw 横滑りの戸を開けると、中はまばらな賑わい。昼時というには少し遅い時分であるから、繁盛していないという訳ではないだろう。レ ジに立っていた年増の女給は、提督の姿を見るなり、 「あら、お久しぶりね」 「うん。久しぶり」 「お二人? もしかして新しい……」 「違うよ。さぼりできているんだ。内密に頼むよ」 「まぁ、べつに言いふらしたりしないけど、あなたはいいとして後ろのお嬢さんの格好は中々目立つわね」 口を開くのも億劫になり、むっつり黙って提督に続いていた大鳳は、その言葉を聞き、途端羞恥に駆られた。鎮守府ではより露出の 多い艦娘が跋扈しているために、自身の服飾デザインの大胆さには気が付かなかったのだ。大きく開いた脇や短いスカートに、何とも心 細い感じを抱き、しかし露骨に腕で隠そうとすればそれはそれで恥ずかしい。 ぼっと頬を染めた彼女を見、女給はにたついた笑顔になる。 「なら二階を使っていいわよ。特別にね」 「ありがとう」 提督は慣れた様子で、レジ奥に伸びる階段へと向かった。 六畳一間、ぽつねんと机の置かれた畳の部屋である。メニュー表のある所を見るに、特殊な客を匿う事など日常茶飯事であるようで あった。 腹を膨れさせれば機嫌も直るだろうという提督の予想は、果たしてまったく正解であった。むっつりと黙ったままであった大鳳は、 しかし満腹の幸福を隠しおおせるほど器用な娘ではない。 この店で昼時に最も人気なのは、六百五十円の海鮮丼である。日毎に余りそうなネタで作るそれは、日替わりなのは当然として机に 置かれるまで何が入っているのかも分からない。手頃な値段とこのマンネリの無いシステムが受けて、とりあえず迷ったらこれにしと こうというような、定番の地位にあるメニューである。 この丼をそれぞれ一つずつ、更に提督は追加して、小うどんと穴子、イカ、ハマチ、それから目に付いたオコゼなどという変り種の 握りを一つずつ。握りは一貫に二つ皿に載り、大鳳と分け合う形となったが、唯一オコゼだけは彼女が全てをたいらげた。 肝心の丼であるが、今日は運よく当たりの日であったらしい。ネタの種類、量は記憶にある中で最大級に豊富であり、多かった。 まず中央に艶やかなイクラ、その脇には大葉が敷かれ、わさびと極少量のツマが上に乗る。放射状に外へと伸びる刺身は薔薇の大輪 のようであった。透き通った油が蛍光灯を反射していた。マグロは赤味とトロが同等量。主役たらんと白米を覆い隠し、補色のアジが 脇を支えている。良く見ればネギトロによる小皿の上、凝った造詣のイカが、良家の娘の髪飾りが如く置かれている。提督にはそれが つつましく、含羞の表情をしている風に思われた。 飾りの菊がさり気ないコントラストであった。丼ものの多くにありがちな、白米の量が多すぎて余るという事は起きず、ぴったりと 同時に胃に収まった。食後に茶を啜りつつ、機嫌の回復した彼女は気に掛かっていた疑問を口にする。 「前にも、ここに来たことがあるの?」 言外に問われている事が何なのかを察知し、提督は逡巡した。正直に答えたところで特に不都合は無いらしいことが分かると、ようや く遅れて返答する。湯飲みに手を伸ばし、この開いた間は特に不自然な風にもならなかった。 830 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 40 13 ID WPQREMKw 「鎮守府に着任してからは初めて」 聞き、大鳳は理由無き嬉しさに微笑した。 つまり、以前の秘書艦は連れられて外出する事をしなかった。頭の中に浮かんでいた祥鳳の影は霧散して、遂には一、二時間程前の 自身の生真面目ささえなくなったようだ。ついてきてよかったと心の中で独り言ち、表情が緩んでいることにも気が付かない様子。そ うしてうとうと睡眠欲の出始めた頃合、まさか心地よく昼寝する訳にもいかない。多少の倦怠を我慢しつつ、席を立ち、店を出た。 鎮守府正門妖精詰所。悪魔の取引に矜持を投げ打ったあの妖精は、陽気な声音の会話を耳に捉えると、ただ押し黙って門を開けた。 そうして彼らがくぐる前に部屋奥の暗がりに身を隠し、気配を完全に消失させる。味方であったはずの大鳳は、すでに篭絡されている。 最早この妖精の行動に同情を示す者は無く、談笑の種として消化されるのみであった。忌々しさに握られた拳が、閉と書かれた緑のボタ ンを叩く音を、果たして気に留めた者はいない。 やがて提督は、執務室前にまで辿り着き勢い良く戸を開けた、その瞬間である。散歩の心地よい疲れが、安堵の途端に表層へ顕れ、 気の弛ぶほんの一瞬に、彼女が視界に映り込んだ。 意想外な事は、大抵罰の当たったと思えるような状況下にて発生する。何時だかに聞いたこの言葉が記憶の底から引き摺りあがった。 直面した状況が、無意識に思考を逃避させるほどの衝撃を孕んでいた。 驚懼に瞼が震え、目の前に認めた彼女、祥鳳の姿は、おぼろげに霞んだようだった。 「……提督、あの。波の良かったおかげで予定より早く遠征が終わって……その報告を、えっと」 目を逸らし、途切れ途切れ言葉を選びながら彼女は言う。今、両者、脳内に遠征についての思考はない。そして、状況の理解につい ては提督の刹那の知覚が悉くを当てている。 彼と大鳳が二人で外に出ていた事について、それを認めての猛烈な感情の濁流に、祥鳳は眩暈を感じるほどである。晩生、と龍驤は評 した。それに安心を感じていた。報告のためこの部屋に立ち入り、しかし二人そろって姿は無く、焦燥と不安の疑心がわだかまった。 待機する事、既に一刻。最早弁明もできやすまい。否、弁明する気さえも起きないのだろう。怒りか、虚しさか。わだかまりはその 中間点のものに変化をし、伸展留まりもしない。 提督は、彼女の胸中に増大する黒い物を察知している。決して誤解だとは言えないが、意味する所についてはまったく違う。乖離し てゆく想いが目に見えるようで、もどかしく苦しかった。 「あとで資材の増量を確認してください」 「……あぁ。ありがとう」 表面上、何も無かったかのような、至極何時も通りのやり取り。どこかぎこちなく感じられる動きで、祥鳳は提督の横を通り過ぎ、 早足に執務室を後にした。 大鳳は両者の仔細な顔つきを見た。かつて抱いた疑念、恋の暗香が再び鼻につく。気のせいだと断じるには、部屋の空気が、或いは 今目の前にする彼の雰囲気が余りにも気まずさに包まれている。 午後の長閑は一瞬にして崩れた。 831 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 43 52 ID WPQREMKw 3 外出は萎えた気分を立て直すためであったのだが、しかし現状彼の憂鬱はより一層酷くなっている。集中は途切れ、自己弁護と弁解 の言葉が頭を馳騁し、書類や事務的な懸念に思考を割く余裕は無かった。 海の暗黒に航空誘導灯の赤が差し込む。窓からの景色を漫然と見ていた提督は、大鳳に肩を叩かれ我に帰った。 「ここ、記入漏れです」 その言葉と共に、視界には幾枚かの書類と、それを摘む大鳳の細い指が映り込む。午後、仕事を再開してより既に五回目のミスである。 この一時だけで、この鎮守府着任以来の緩怠の総数は二倍に増えた。自身の貧弱なメンタルが情けなく思え、しかもそれがよりにも よって大鳳に咎められるのである。彼女の怪訝な、それでいてどこか憐憫も滲んでいるような視線に、屈辱の怒りが腹底より湧き出す。 そしてとうとう煮えた感情の我慢できなくなる一瞬、提督は欝々しく立ち上がった。 「あの、どこへ?」 「トイレ」 言い捨てて、早足に執務室を出る。 行く当ても無く、ただ感情の昂ぶった衝動が足をせわしなく動かしていた。勿論、厠などに行く気はない。ただあの空間にいるのが 苦痛でならないだけである。どこか遠くへ、大鳳のほんの少しの気配も感じられない所へと、独り物寂しい廊下を突き進んだ。 腹内に抱える原理が同じならば、行動が似るのも当然なのだろう。彼はやがて正面玄関にまで辿り着き、そのまま靴を履いて外へと 向かった。意識の下で、祥鳳の影を追い求める自身というものが、足先の指す方向を定めたらしかった。 昼間蓄えられた日の温かみは既に無く、ひんやりとした肌寒い空気に露出した首が鳥肌立つ。時折夜空を仰ぎ見ながら岸壁沿いに歩 を進め、海風を浴びる。肺腑が淀みのない空気に洗浄されて、熱くなった頭は徐々に冷静さを取り戻していった。 ふと、平常の中に佇むと湧き出してくる予感があった。確信に限界まで接近した直感らしきものである。何ヶ月もわだかまり、まる で腐ったようにもなっている胸中の疑問が、喉元近くにまで競りあがった。情動の高鳴りが、センサーの如くその存在を知らせてくれ るのだ。歩は速めず、驚くほど起伏の無い心緒のまま、彼は注意深くあたりを見渡した。 因縁の防波堤、黒い海へ突き出た姿がうっすら暗闇に顕れだした頃合。向こうからてくてくと歩いてくる、一人の女の姿が認められ た。予想が的中した事に薄寒さを覚える提督は、或いは彼女も同じような心境にあるかもしれないと思い至ると、その胸のうちに微笑 ましい、愉快な気持ちが沸きだすのを感じた。 「お前も、夜の散歩か?」 声の聞こえる距離にまで近づくと、彼はその娘、祥鳳に向かって声をかけた。 「はい」 「奇遇だね」 「そうですね」 互いに停止し、開いてしまった微妙な距離が、彼らの気まずさを無言のうちに表現している。 832 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 44 19 ID WPQREMKw 奇遇、と提督は言ったが、寧ろこの邂逅は、両者の意思の介在によってなされたものであった。実は冬以来、たびたびこの防波堤に足 を伸ばしている二人である。今まで鉢合わせにならなかったのは、巡り合わせの悪さもあるのだが、どこか望み通りの出会いを果たし た時への、恐怖があったのだった。相手が来るわけのない時間を選び取り、しかしもしかしたらと期待を胸に抱き続け、部屋に戻ると 運の無さを無念がる。 今日、二人は大鳳という一艦娘によって、恐怖を上回る欲求を得た。それが、いかにも偶然らしき巡りあわせに作用したのだ。 取りとめもない会話は、鎮守府玄関の見えるまで続いた。本題を放出する機会を伺う、その緊張感を保ったままのダイアローグにつ いては、記すにも及ばない。拮抗した実力を持つ武士が、両者決め手に欠ける状況下、型の決まった打ち合いをするようなものであっ た。 先に踏み込んだのは祥鳳である。 「最近大鳳さんと仲がいいみたいですね」 不気味なほどいつも通りな声音に、提督はすかさず反応した。 「別に、そんなことはないと思うが」 これもまた、平常どおり。彼女は聞くや目を眇め、忌々しげに口を閉ざした。 言動と反応を見て、寧ろ不満を抱えたのは提督である。なぜその立場にありながら、嫉妬を匂わす発言をするのか。彼女の身勝手と、 僅か期待を抱いてしまう自身の惰弱さに拳が震える。罵りの言葉が幾らも頭に沸いたが、どうにか何重にもオブラートに包んだ表現へ 変換して、生唾を飲み込んだ後それを口に出した。 「前から疑問があった」 「はい」 「なんでお前は、私をふったんだ」 提督は、自身の未練が醸し出されやしないかと危惧していた。何か下を見られるのは嫌であったし、感情はどうであれ理性の方では、 もう諦観を享受しているのである。 実際には、この言葉は彼の意図したものとは違う解釈をされた。彼は彼女が持つ未練について一切気が付いていなかったし、燻って いる情緒の本懐についても認知できている訳が無かったのだ。 即ち祥鳳は、彼が大鳳と恋仲になるために自身との関係を完全に切り離そうとしているのだと考えた。別れを切り出した理由を聞く 事によって、漫然としたつながりを断とうとしているのだと。 不服である。納得できるわけは無かった。未だ自分は引き摺っているというのに、彼は心に痛みを感じる事も無く鞍替えするのだ。 その怒りが、胸を焼き、目の前が真っ赤に染まったようだ。 嫉妬深い自身を自覚したのは、今この時が初めてであった。彼女は未知の、熱く暗い怒りの爆発を他人事のように感じていた。もう 一人の自分が、殺意の湧き出すのを一身に受け止める。宥める事は叶わず、とうとう獣の咆哮が如き、悪意と敵意の言が飛び出した。 「飽きたからです」 どうすれば相手を傷つける事ができるか。それだけを考え、ひねり出した答えである。執着や憎しみが事実を押し込め、意想外の事 を表に出した。果たして彼は目を瞠っている。その様子に溜飲下がる様な悦びを覚え、彼女は衝動のままに喉を振るわせる。 833 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 44 51 ID WPQREMKw 「逢えず話せずで、もういいかなって思ったんです。楽しいって思えることが少なかったし……。ごめんなさい。でももう時間も経 ったから言ってもいいですよね。未練なんて、あなたも無いでしょう?」 「……ああ。うん。そうか、聞けてよかった」 既に場所は、鎮守府の中である。互いにおやすみを言って、別れた。提督は失意によって、何も視界に入れることができなくなって いた。彼女の僅かに赤く腫れた眼や、握りこみ震える拳などにも、気が付くことはなかったのである。 ふらふらと覚束ない足取りで階段を昇り、壁にもたれながら廊下を進む。思考が放棄されたとき、人はなすべきことをなさねばなら ぬと、自身の任務に傾注する。提督も、意識の上に昇るのは仕事のことのみであった。 執務室の戸を開けると、頬を膨らました大鳳が見えた。 「もう、提督! どこに行っていたんですか」 快活な声に彼女は言い、彼の神経を逆撫でたのにも気が付かず言葉を続ける。 「休憩したいのなら言ってくれれば、私そこまで鬼じゃないわ」 「うん。ごめん」 許容の限界を超え、その為にか提督の外見は朗らかだった。詫びの笑顔に屈託はなく、大鳳は彼の不調を看破できなかった。 仕事の中断ついでにと、彼女は昼からのわだかまりを口にすることにした。外の空気を吸った事でリフレッシュもされて、機嫌もい いだろうから聞いてしまっても大丈夫だろう。そういった判断である。運の無さと感情の機微に疎い性質が、迫る最悪を知覚できなくさ せた。 「提督、そういえば昼の事なんですけど……」 「うん」 「祥鳳さんと提督って、昔なにかあったの?」 蓄積し続けた感情へ、重い撃鉄が振り下ろされた。一度引かれたトリッガーに、もう後戻りは許されない。彼女の声を端緒として、 提督は我に帰るような心地だった。 目の前の娘について、極限まで憎らしい存在だと思われた。糾弾し、矯正しなくてはならない。ただ胸の内に蠢く暴力性によって、 屈服させなければならない。散々痛めつけられた自身を、更に足蹴にしたこいつには、然るべき報いを受けさせなければならないのだ と、猛然と暗い感情が馳騁する。様々な要因にて溜まった鬱憤が、今一個人に向け晴らされようとしていた。 のしのしと無言に近づいてくる提督を見て、ようやく彼女は、地雷を踏み抜いたらしい事を自覚した。 「あの、提督?」 声をかけ、だが無視をされ、肌にぴりぴりと感じられる危機感は抱く信頼によって黙殺される。胸元に両手を置き、下から伺い見る。 その様子は、彼の嗜虐心を駆り立てた。 頤に指が這わされた。親指が唇を撫でた後、上向きに力が働いた。たまらず彼女は顎を上げ、まるで口を突き出すような格好になる。 834 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/07/06(日) 21 46 08 ID WPQREMKw キスされたことを認知したのは、かなり遅れてからだった。ただ目を見開いていただけだった彼女は、顔の間近に息づかいを感じて、 ようやく顔を朱に染める。しかしその段になっても未だ現実感は沸かず、何をどうすればいいのか検討もつかないのだった。 抵抗の少ない事を意外に思いつつ、提督はより深く彼女を求めだした。掌を顎間接の奥へ這わせ直し、強引に舌を差し込んでゆく。 強張り縮こまっているだけだった腕が、彼の胸板を叩いた。引き剥がそうと力を入れても、既に体は密着している。鍛錬の怠らない屈強 さを持ってしても、この状態にあっては体格差を覆せはしないのだった。くぐもる悲鳴を聞き、腰に回されていた提督の腕はより強く 彼女の体躯を引きつける。 小柄を自称する祥鳳よりも、更に小さく細い体である。比較をしながら、彼は確かめるような手付きで服越しの肌をなで始める。 そこにはしなやかさと強かさを両立した、合理的な美があった。柔らかくふくよかな、母性を感じさせるものではなく、だが故に、 寧ろ促される情欲もあるのだ。 腰骨の出っ張りを過ぎ、とうとう尻の膨らみへその手がかかる。腰まわりの引き締まりから、途端弾力のある部位に指が沈む。彼女 は背筋をびくつかせ、キスの合間に抗議の声を出した。舌の嬲られたままでは、到底言葉にもならないが、良く聞けば、どうやら謝り ますからと繰り返しているらしい。その余りに嗜虐のそそられる様、女性的柔らかさの欠ける者の女性的か弱さ。そういった背反が異 常の興奮を引き出すのだった。 臀部からは一旦手を離し、脇の開口部から覗く肋骨の窪みをなぞった。危うい所へ触れかける、そのスリルがこそばゆいのか、彼女 の悲鳴はより一層その音階を高くした。二本、三本と撫でるたび指はより奥深くへ進行し、遂に僅かな膨らみを登攀するにいたる。 口を離すと粘性の橋が両者の間に掛かる。それが自重で崩れる間の後、彼女の大きな瞳からは雫が零れた。 躊躇が生まれた。震盪によって機能のほとんどを失った頭が、提督の眼前に幻を見せる。祥鳳の泣き顔、そのリフレインによる胸の締 め付けが、一瞬の硬直を引き起こしたのだ。 隙をつき絡みつく腕をはらうと、大鳳は涙の流れるまま走り、執務室を飛び出した。嫌悪や怒りはなく、ただ驚懼による反射だった。 漫然としたショックに、心臓の跳ねる感じがしている。自身の荒れた息づかいや濡れた唇、掌の感触の残滓が、羞恥と寂寞の複雑に混ざ り合った感情を沸き立たせた。 開け放たれた戸を眺め、追い縋ることもせず、提督は立ち尽くしている。余りに感情が揺れ動きすぎた。その倦怠によって、もう何 も感じる事ができなくなったのだ。 祥鳳との記憶を掘り返し、俯瞰して無感動に眺め続ける。それだけであった。 <続く> これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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9 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 39 18 ID zamWRWyc 四章 1 季節は廻った。 結露に濡れた窓の外では、粒の小さな粉の雪が、密度も薄く舞っている。空調に暖められた寝室、その褥の上に服を脱ぎ去った二人、 獣のように睦み合っていた。 手元にシーツを握りしめている大鳳は、四つん這いに組み敷かれながら、恥辱の嬌声を肺の絞られるままに発していた。重ねた逢瀬 に躾けられた身体は、被虐の仕打ちにこそ悦楽を見出すようになっていた。乱暴に突き立てる彼のものを、爛熟した女陰が貪婪に咥え 込んでいる。 がたがたと震えていた肘が手折れると、彼はその華奢な手首を掴み、無理やりに体を起こさせた。より奥を、ただ乱雑に犯す。水音 と皮膚のぶつかり合う音が、大きく部屋に響き始めた。 「んぁ……深ぁ、ぃ」 涎を口の端に零しながら、大鳳は悦びの声を出す。焦点の合わない眼や、快楽にだらしなく崩れた表情。理性はとうに失われ、甘い 刺激を際限なく求めるだけになっていた。 一見、征服の行為に見えるそれであるが、精神的な部分においては寧ろ、追い詰められているのは提督だった。慰めの伽に手を出す という罪は、後より次第に害を成す蟲毒が如きものである。その実感と悔悟に最も侵蝕されるのは、まさしく行為の最中だった。 彼女との情交無しには、最早自身を律せない彼である。慰みが仮初であるからこそ、更新を怠れば疵は開く。 決して寵愛している訳ではない。だが歴然たる事実として、自身は大鳳を必要としているのだった。それを意識すると、むず痒く、 焦燥に駆られるような快楽が、どこか恋慕のわだかまりにも似ているように思えて、独り含羞の厭悪を覚えてしまう。 射精感に駆られ、腰の振る速度を速めると、彼女は一段と嬌声を大きくした。ドロドロに煮詰まった苛立ちと自責の念が、全て切羽詰 った感覚に塗り替えられてゆく。事の後には、それらの感情が何倍にもなってぶり返す事を承知しながら、彼は悦を享楽せずにはいられ なかったのだった。 背に手をあて、小さな体躯をシーツに押さえつけるようにしながら、自身の精を吐き出した。瞬間、彼女の中はまるで搾り取ろうと するかのように蠕動し、肉槍の硬度がある程度失われても尚、扱きは止まらない。背筋の凍ったように思われる快楽、痛みとも形容で きるような刺激に、危殆な感覚が沸いて出てきて、彼は慌てて自身のそれを引き抜いた。 薄ら寒い思いに、腰砕けになって頽れる彼女を見下ろした。回数の重ねるごと、大鳳の性戯はその熟度の高まること留まらず、一向 に限界も認められない。ただ慰めの道具として割り切っているのならば、それは喜ばしいことなのでもあろうが、胸底の怯懦を却ける ことができないくらいには、提督も仔細な感情を有しているのである。捕食されるような、篭絡されるような恐怖を感じ、しかし彼女へ の負い目からして、それも受け入れなければならないのだとも思えている。大鳳の望んでいることは分かっていた。だが、それを叶え るには未練たらしく、拒絶するには未だ惰弱な彼なのだ。 10 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 40 41 ID zamWRWyc 心を囚われていた提督の下、大鳳は仰向けになったかと思うと、息の整わないうちに彼の首に腕を回した。 「キス、ください」 気の向かい、一旦の制止を呼びかけるよりも、舌の舐られるほうが早かった。上体を起こそうとしても、巻きつけられた腕は固く絞 られ、提督はただ彼女の舌を受け入れざるを得なくなる。無遠慮に口腔内を侵す彼女の動きは、先ほどまでの彼の思考を知ってか、ま るで口全体を食むかのようなものだった。落ちてくる唾液は残さずに啜り、大きく開いた唇は口全体を覆い、そして舌がところ構わず 舐めあげた。 「提督、愛してるって言って?」 キスの合間、彼女は蕩けた声音にそう言った。行為の終わった後には必ず口にされるこの言葉だが、最近は提督も憫殺するのには労 をとっている。流され従ってしまえば、胸の痛みも楽になるだろうことを知っている。遮る喉の引っかかりが如何なるものなのか、最 早彼自身にも分からなくなっていた。 「今日はね、私も本気なんだから」 大鳳は独り言ちるようにしてそう言うと、彼の胸を押し、上体を起こした。萎えた陰茎を視界に認めると、一度上目遣いに彼を見つ めた後、おずおず口を近づけてゆく。 「んっ……」 咥えた瞬間眉を顰め、僅かに呻いた彼女だったが、すぐ後には意を決しそれを啜り上げたのだった。 苦く生臭い行為の残滓が口腔内に広がる。とても快いものとも思えない味、感触であるが、彼の焦った制止の声や肩に置かれた震え る手。そういった悦からの反応を見てみると、途端に行為に面白さが感じられるようになった。舌を突き出し、亀頭の割れ目をなぞって みれば、ぴくぴくと脈打つように跳ねる。凶暴な固さで自身を抉っていたものが、いまや与える刺激のまま従順に反応を寄こす。愛お しさと、溜飲が下がったような心地を胸に抱き、彼女は執拗に刺激を与え続けた。 提督の立場が苦しい事を彼女とて心得ていた。初夜こそ祥鳳の代わりになる事を嫌った彼女だが、冷静に見方を改めてみれば、代替 の関係とは即ち恋仲である。満足とまではいかないまでも、望み焦がれた状況に、かなり接近したものでもあるはずだった。 11 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 41 15 ID zamWRWyc 献身を無碍にできるほど、彼は非情な男ではない。その優しさに恋をした彼女は、故に篭絡の方法を熟知していた。 未だ絶頂の余韻を引き摺りながら、いつしか彼のものは与えられる刺激へ応じようと中途半端な固さを得ていた。力の入ったような 動きが時折口腔に感じられ、その間隔の次第に狭くなってゆくのが認知される。再度の絶頂の近いことを悟り、彼女は一旦口を離した。 「提督。私のこと好き?」 唇には透明な橋が伝っている。亀頭の先に唇を触れさせるだけのキスを繰り返しているうちに、それは自重で折れ崩れた。 より穢れを意識させる事。即ち取らねばならない責任を意識させる事こそが、彼には有効なのだった。この口淫はそういった打算の 上で行われ、果たして彼の瞳は、動揺と逡巡に揺れ動いていた。 だめ押しとばかりに、彼女はぬめる陰茎に頬擦りをした。竿の先から根元まで、愛おしむようにキスをしながら、彼の匂いを擦り込 むが如く、執拗に頬を当て続ける。先端に触れた髪の幾本かは、先走りの汁に濡れそぼった。恥ずかしげな微笑をたたえて、 「私のこと、好き?」 そう再度言えば、とうとう数ミリの首肯、おずおず二、三回されるに至ったのだった。 大鳳は口淫を再開した。既に限界の近いことは分かっていたし、弱点らしき部位にも見当がついていた。全体を啜りながら、舌は亀 頭の裏を舐る。ストロークを速めるより、一回の動作を深く丁寧にしたほうが、快楽は大きいらしかった。 十回ほど繰り返した後、陰茎が一段とびくついたのを感じ取り、彼女は口を離して目を閉じた。放出された白濁は、前髪から頤まで をも汚し、唇に付着した分は後から舌で舐め取られた。 顔に受け止めたのは、犯され、穢された事を視覚的に印象付けるためである。先ほど得られた左券の補強として、これほど強固な物 はない。提督の顔つきは昏く、しかしどこか憑き物の落ちた風でもあった。 今回で、およそ何回目の逢瀬であったか。同衾の褥の下には悉く、眸子光らせ耳朶そばだてる一人の娘の姿があった。 12 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 41 46 ID zamWRWyc 2 「第一機動部隊、出撃します!」 普段どおりの台詞に颯爽と出撃する大鳳以下六隻の艦娘。その背中を執務机越しに見送る提督は、しんがりの雪風が扉の向こうへ消 えたのを確認すると、手元の内線の受話器を取った。 三、四回の呼び出し音の後、線が繋がりまず聞こえたのは、がやがやとした喧騒であった。主には声、それから食器具の擦れたり跳 ねたりの甲高い音や妖精の羽音が、おびただしく、氾濫して方耳に流れ込んできた。 三秒ほどその環境音は流れ続け、つと柔らかに女性の声が耳をうつ。 「もしもし、提督ですか?」 さも忙しそうな早口、遅れて妖精へすぱすぱと指示を飛ばしているらしき声が小さく追って聞こえる。再び受話器を耳にしたであろ うタイミングを見計らい、提督は口を開いた。 「あ、間宮さん? 今彼女ら出撃したから」 「そうですか。はい、わかりました。じゃあこれから好き勝手やらせてもらいますね」 「お願いします」 語尾の言い切らぬうちに、蒸し器が云々という叫び声が再び小さくスピーカーを振るわせる。喧騒に紛れて細部まで捉える事はでき なかったが、どうやら普段は使わないような機材を倉庫から運び出すらしい。 自身の依頼によって大掛かりな手間を掛けさせてしまっているということに、提督はばつの悪い思いを抱いていた。 「なんだか悪いね」 本心をそのまま言葉に乗せてみると、 「いえ、お気になさらず。お安い御用ですよ」 と、恐らくは笑顔に返答される。 今後、退屈が予想された。このままできれば雑談したい気分であったが、これ以上受話器の側に拘束させてしまうのも気が引けて、 結局は礼を言った後、こちらから切ってしまった。 執務室には、途端沈黙の寂寥が横たわり、何かそれが勘弁ならなくなると、何となしに窓を全開にしてみた。寒風吹き込むのも厭わ ず、換気がてらに潮の音を聞いていれば、ざわついた心は幾らか安寧を取り戻す。 身辺整理のつもりで、本日分の執務の大半を昨日の内に終わらせていた。徹夜と同義なほどの時間しか寝ていないのだが、不思議と 眠気は欠片も沸いてこない。ゆったりとした時間の流れを感じ、彼はすることもなくただ窓辺に立ちながら思慮に耽っている。 葛藤がないわけでもない。しかし、こうして先に状況作ってしまえば、意志の問題は封じ込められると考えた。後には厳然とした義 務だけが残され、そうなれば惰弱な自身にも決断ができる。 意外にも心持は軽く、頭にちらつく祥鳳の影も、憧憬と似たような感覚に捉えられた。決して未練や悔悟など、暗い方向の感情に支 配されているわけではないのだ。未来は明るく予想できたし、過去を思い出として処理できていた。ポケットの中を探り、硬質の立方 体を撫でてみる。しばらくは、そうして無為に時間を浪費していた。 その後無理やりに仮眠をし、起きたら鎮守府の敷地内を適当に歩いて、そして第一艦隊の帰還は夕飯の時刻の一時間前。入渠の必要 な艦娘はおらず、もはや計画に齟齬の発生する要因は消失した。 戦闘の報告も短かった。元より、今のレベルのこの鎮守府には役不足な海域だったのだ。この出撃は、提督個人の都合によるものであ ったわけだが、それを知るのもまた、彼と彼に協力してくれた間宮たちだけなのである。 「おつかれさま。全員夕飯までに補給してこい。大鳳はちょっと残れ」 答礼すると五隻の艦は嬉々として、駆け足に執務室を出て行った。不安の僅かに滲んだ表情を湛えながら立ちすくむ大鳳は、互いの 肘を支えるように腕を組み、訝しむ声音に聞く。 「何か私に用ですか? 提督」 彼女は彼が机を回り込む間もずっと、視線を寄こし続けていた。 どう切り出すかは決めていた。そしてその後に続く言葉も、それに対する返事も、もう何回もシミュレートした事なのだ。少し距離 を開けて前に立ち、躊躇いもなく、心緒の平静なまま口を開く。 「大鳳、ケッコンするか」 まるで、散歩にでも誘うかのような気軽さ。彼女はたっぷり十秒沈黙した後、ようやく鼓膜の振るえを処理したか、 「はい?」 一語、ただそれだけを返した。 「だから、ケッコンしよう。ケッコンカッコカリ」 「だ、誰がですか」 「いまここには私達しかいない」 絶句。彼女の心は理非より先に、まず猜疑に囚われた。彼のこの言葉は嘘であるはずだと、そう証明するための根拠を無理やりに探 し出す。胸の内を支配するのは、恐れと似たような感情だった。壊れた人形のように頭を振りながら、震える声音で疑問を投げかける。 「だって私……錬度が足りないはずじゃあ……」 「昨日確認をした。もう充分らしい」 「でも、あの提督は祥鳳さんのこと……」 「もう一年も前の話だ」 「えぇ!? えっと、いやでももっと、あの……そう! ムードとか。こんな、え……悪戯なんでしょ? 私の反応を見て……」 「違う。本気だ。……ムードについてはすまない。私はベッドの中でこんなこと言いたくなかった」 ポケットに手が入れられる。大鳳は彼の手が今何を掴んだのか、そしてこれから何をしようとするのかをも瞬時に察すると、半ば反 射的に踵を返した。 兎に角、落ち着きたかった。処理の追いついていない思考が、これ以上の負担になるような場面を拒絶した。彼にこのまま押され続 けてはならないと、意識の敷居の下に、防衛反応とも呼べるような観念が結ばれたのだった。 「わ、私! 補給してくるわ! 失礼します!」 戸に向かい叫び、彼女は走って部屋を出た。 指輪も渡せず逃げられるというパターンは、頭の中の予行では三回目に考えられたものである。別段、彼女が秘書であり続ける限り何 時かは機会が巡るのだから、焦る必要も無い。 提督は分かりやすく進む展開に安堵をしながら、しかし打ち立てた計画では、寧ろここからが本番であった。その事を意識すると、 高揚と緊張の複合したものが腹底に流れだし、思わず長く嘆息をついた。 一刻の後、食堂に向かうため廊下を進めば、食欲を司る神経を直接握りこまれるが如き香りが遠くからも感じられた。提督は階段下、 敷居のガラス戸の奥を認めると、息を飲まずにはいられなかった。時間と食料のストックとを考慮しなければここまで華美な雰囲気に なるものかと、ただただ間宮たち食料配給部隊の手腕に畏敬の念を覚えるばかり。 部屋に入り定位置に着席すると、この煌びやかな食膳、目の前にし続けるには気苦労してしまうほどの絢爛さである。 彼女の意匠としては、本来ならば一品ずつ差し出してゆくスタイルにしたかったのであろう。供給人数の多すぎる故、それは達成で きなかったが、寧ろ会席料理の一堂に机に並ぶ様というのは、今回の趣旨に沿っているものだとも思えた。 長机には等間隔、四五人に一人の割合で酒瓶が給されている。そして各個人の目の前、先付から強肴までが、所狭しとぎゅうぎゅう に、机の領域一杯に押し込められていた。 蒸し鮑の小鉢から始まり、白身の、恐らくは鱧の椀物。造りは赤身と小海老、青魚は鯵だと思われた。人参と茄子、里芋に隠された 鯛の切り身の煮物。おまけにイクラの和え物やら鱈の西京焼きやらの乗った八寸までもがあった。 人の気配を感じ後ろへ振り向くと、いつの間に立っていたのか、得意な表情の間宮がいた。 「あとホタテの炊き込みご飯と香の物と、止め椀の赤出汁があります。デザートは苺と金柑です。ご満足?」 「……君はここで腐ってちゃいけないね。小料理屋でも営めばいい。そしたら毎日通ってあげるよ」 「魅力的な提案ですけど、ますますこの鎮守府の業務が滞りますから遠慮させていただきます」 礼を言うと、彼女は微笑み颯爽と背を向けたのだった。 続々と食堂に入る艦娘、その反応は皆一様であった。驚愕と感嘆と疑問である。 幾人かは、席に着くより先に提督へわけを尋ねに来たが、投げかけた問いは全てはぐらかされるのみだった。唯一大鳳だけは、仔細 な顔つきに黙って彼の隣に座った。空間は何時もよりも騒がしかったが、この両者の間にだけは沈鬱とした空気が流れている。 六時を回り、号令の為に立ち上がる。ざわつきがある程度落ち着いたのを見届け、提督は用意していたその台詞をとうとう舌に乗せ たのだった。 「いただきますをする前に、ちょっと報告することがある。今日の食事が豪華な理由でもあるんだがね。……大鳳とケッコンするこ とにしたから。以上。んじゃ、いただきます」 復唱は、普段よりも幾分小さい。言葉の意味が各々に理解されてゆくのと比例して、歓声やら驚愕やらの声が徐々に大きくなってい った。 ひとつ契機となったのは、正面に座っていた金剛、昏倒したように白目を向いていた彼女の突然の絶叫である。 「ノオオォォォゥ!」 腰を浮かせ半身を乗り出し、わなわな肩を震わせながら提督を睨む。隼鷹の発した冷やかしの歓声が伝播し、あたりは笑いや嗚咽に 途端姦しくなった。 まったく動じずに鮑を咀嚼している提督。その姿は増大している怒りを更に盛りたてたらしく、彼女の顔は真っ赤になった。 16 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 45 33 ID zamWRWyc 「どういうことネ!」 「言った通りだよ。大鳳とケッコンするから」 「ノゥ! 私許可した覚えないヨ!」 「何でお前の許可を貰わなきゃならん」 「信じてたのニ! 浮気モノ! 大鳳さんも抜け駆けなんてずるいネ!」 箸を手にしたままぼうっと硬直していた大鳳は、話をふられようやく我に帰ったようだった。 「わ、私はまだ、返事をしたわけじゃ……」 取り繕うように言うと、逡巡の後に金剛は表情に安堵を滲ませる。 「なら、私とケッコンしてもいいはずネ。私はいつでもOKなんだから」 「お断りだな」 「ノゥ! なぜ!」 「……昨日、大鳳は私の部屋で寝たから」 ようやく小鉢を手に取ろうとしていた大鳳は、聞くや 「ば、馬鹿っ!」 そう言って頬を朱にして肩を殴る。その反応はまさしく、提督の口走ったことが狂言でないことの証明でもある。彼女自身その事に 気が付いたのは、周りの艦娘が黙し一様に頬を染めていたのを認めてからであった。 17 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 46 08 ID zamWRWyc 金剛は流れる涙をそのままに、目前の料理に手をつけはじめた。 「姉さま。私がいますから」 肩に手を置き、半笑いに慰める比叡。そして堪えきれなかった嗚咽が、口の端から漏れ出した。 「なんや? キミはショックじゃないんか」 三つの机を挟んだ先、龍驤は隣に座る祥鳳へそう疑問を投げかけた。性格からして大仰に泣け叫んだりはしないのであろうが、それ でも彼女の様子には悲壮であるとか嫉妬であるとか、そういった横恋慕にあるべき感情が欠落しているように思われたのだ。 彼らのやりとりを、ただ微笑ましく見つめている。不気味なほど正の方向に傾き過ぎた、そんな純粋の瞳が顔に二つ貼り付いていた。 「私? ……嬉しいわ」 感慨深げな声音に、そう返答があった。 「随分潔いというか、純真なんやな」 「だってあの人が幸せになるんだもの。嬉しく思わないわけ無いわよ」 「ははっ。大鳳はんよりも君のが提督のこと想ってたりな。存外」 「当然よ」 一体どこに背筋の鳥肌立つ要因があったのか。祥鳳の声音、そして表情に一切差異はなかったのにも関わらず、しかし龍驤は「当然 よ」というこの一語に底冷えする恐怖を感じていた。 恐る恐る伺い見る彼女を感じ、祥鳳は訝しげな視線を寄こした。そこに、腹の暗い何かは無い。道化を演じる違和感も無い。ぎこち なく笑顔を返し、彼女はただ忖度し過ぎたのだと思う事にした。 18 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 47 15 ID zamWRWyc 「それにしても意外やな。今の時期に……電撃ケッコンや」 「私はもっと早くにすると思っていたんだけどね」 「知っていたんか? あの二人がそういう関係やったって」 「ええ」 「なら、こんなになる前に奪えばよかったのに」 龍驤としては、それは冗談を口にしたつもりなのであった。祥鳳も、さも可笑しそうに笑いながら、しかし次に発せられた言葉は意 図を真逆にしたものだった。 「むしろ今の方が都合がいいわ」 「……キミ。冗談言うなら、もちっとわかりやすくしてもらいたいなぁ」 祥鳳は微笑を崩さず、小首を傾げるだけだった。 樽俎はそれから二時間は続いた。 執務室に戻ってみると、空調の切れていた為に空気はやや肌寒い。椅子に座り、つい習慣で万年筆を手に取った提督は、机に書類の 無いのを見ると慌ててペン立てにそれを戻した。 食堂からずっと金魚の糞をしていた大鳳は、この部屋に入ってからは習慣に倣い、彼の隣に突っ立ていた。両者することも無く、ただ 気まずい沈黙を双肩に感じるだけになる。 先に行動を起こしたのは提督である。およそ五分の後、彼は椅子を回転させ大鳳の方を向くと、軽く両手を開いて膝を出した。 「おいで」 19 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 47 35 ID zamWRWyc 意図を察し半歩後ずさりした彼女は、しかしこの何をしていいのかも分からない状況に疲れていたのも事実だった。渋々といった風 を装いながら、ちょこんと彼の膝先に尻を乗せる。 「落ちるよ。もっと来て」 腹に手を回し少し締めてみれば、大人しく身をにじり寄せる。しばらく、恋人同士のするような抱擁の体勢のまま、秒針の振れる音 を聞く。十秒二十秒と経つうち、すっかり彼女は背を預けて、首元に彼の吐息を感じるのだった。 「ケッコンしよう」 まどろみの出端を覚えだしていた頃合、突如そう切り出されて、大鳳は体躯をびくつかせた。すぐさま、 「ごめん。驚かせた」 と謝罪があり、彼女はかぶりを振ってそれに答える。 食事中も、冷やかされている最中でさえ、彼女はずっと問いただしたい事が何なのか考えていた。流されてはならないのだという前 提は、何故か初めから胸に根付いていたものである。わだかまり、つかえる感情の切れ端を、果たしてどう処理したものか。一体どん な返答を聞けば満足なのか。それをずっと思っていた。 「……何で提督は、私とケッコンしたいんですか?」 結論としては、やはりこの疑問に落ち着いた。自身と彼との関係はそう明快なものではなく、故にケッコンという楔の打つことをゴー ルにはできないはずであった。慰めあうだけ、少なくとも提督に恋情は無いんだと諦めていた矢先、あまりに都合の良すぎる提案だと感 じられた。 20 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 47 55 ID zamWRWyc 吐き出し切ってみると、返答を聞くことへの恐怖が突如として湧き出した。思わず耳を塞ぎたくなり、スカートを握りこみなんとか 堪える。今まで充分に傷ついてきてはいたが、それでも与えられる胸の疼痛に慣れることはないのである。 彼は、極めて落ち着いた口調に語りだした。 「祥鳳のことは、もう忘れようと思った。それに、お前にした諸々の事の責任も取りたかったし、何より私自身けじめをつけたかっ た。お前の事が好きなのかは……正直言うとまだちょっと分からないんだが。……状況を先に作れば、後から感情もついてくるという のが私の持論だ。そして、お前とそうなってもいいと思えるくらいには、やっぱり私はお前の事が好きなんだ。だからケッコンしてく れ」 一語一語を噛み砕き彼の言葉を理解してみると、自身の想像とほぼ一致したものだった。それが嬉しくもあり、口惜しくもあり。果た して感情が正負どちらに傾いたのか、仔細過ぎて判断に困る。 いつの間にか左手が掬い取られていた。彼の指には白銀の輪が摘まれており、その煌びやかさ、無駄な装飾一切を廃された気取らな い輝きに息を飲んだ。 「待って……」 言葉で制してみても、近づいて来る手に躊躇は生まれない。薬指の先にとうとう端が掛かり、だが彼女は最後まで抵抗できなかった。 諦観と呼ぶには、希望と歓喜の鼓動が煩い。その複雑な感情が胸中に増大し、涙となって溢れ出してくる。僅か指の締まる感触に報わ れたような気になってしまい、そんな単純さを自嘲せずにはいられなかった。 歯を食いしばり必死に嗚咽を堪えていると、梳くようにして頭を撫ぜられた。いよいよ耐えられなくなり、向き直って背中へ手を回す。 肩に顔を押し付け、不器用な息づかいに慟哭した。 「愛してる。大鳳」 提督の囁きと肩を抱く腕が、感情の濁流を更に昂ぶらせる。その日、彼女は縋りついたまま、いつまでも留まらない涙を彼の上着に 染みこませ続けていた。 21 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 48 21 ID zamWRWyc 3 桜の花弁の張り付いた岸壁を、提督は早足に歩いていた。徹夜による気だるさと尾を引く混乱が、散発的に眩暈を引き起こしている。 事件発生から既に十二時間が経過していた。ようやく取れた小休憩だが、気の抜けた状態でどこかに座ってしまったが最後、そのまま 意識を失うであろう事は想像に難くない。肉体的疲労と何より心的ストレスが苦しく、意識の敷居の下、精神はどうやらこの現実から の離脱を求めているらしかった。 仕方無しに海岸線を散歩する彼であったが、少しも気の晴れる事はなかった。そもそも、外の空気に向精神の作用を期待していたわけ でもなし。今回の事態、寧ろこれからが本番なのだとも思えている。 鎮守府玄関に近づくにつれ、足取りは重く、嘆息の出る頻度は増していった。とうとう敷居を跨いでしまうと、途端胸の中を馳騁する 憂鬱。幾度目かの立ちくらみを覚え、彼は下駄箱に寄りかかった。 険しい山を登攀する心地に階段を這い上がり、なんとか執務室の前にまで辿り着いた。思えば現場を視察しお偉い方の相手をし、携 帯片手にあちこちを馳走していた為に、ここに戻ってくるのも久方ぶりである。 戸を開けてみると椅子の背もたれに伸びていた大鳳の、がばっと上体を起こすのが視界に入った。万年筆を手に取りながら、慌てた 様子に彼女は叫ぶ。 「ごめんなさい!」 「別にいいよ。疲れたなら休んで」 「大丈夫。ちょっとぼぅっとしてただけだから」 かぶりを振って無造作に、書類の塔のてっぺんを掴む。 事態の対応のため処理する余裕の無くなった雑務全ては、大鳳一人に任せてしまっていた。それを依頼した時、慣れない酷な任務で あるはずなのに、彼女は嫌な顔一つせず無言で首肯してくれた。 22 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 48 57 ID zamWRWyc 最後にこの部屋を出たのは、およそ八時間前。決して他人に触らせるなと戒められた横須賀鎮守府の角印さえ預け、連絡一つもせず、 ずっと放っておいたわけである。朝から夕刻まで如何に長く思われた事か。提督の胸内には配慮の至らなかった事への悔悟が、今更沸 き出してきたのだった。 「すまない。無理させてるな」 近づき、右手に握られた万年筆を取り上げて、机の上に放る。怪訝そうな瞳には答えず、背後に移動してから、華奢な肩へと手を回し た。 彼の体温を久しいと思うのは、状況が作り上げた印象だった。普段、執務の最中に抱き合うことなどないのだから、これほどまでに 感慨深く感じるのも馬鹿馬鹿しい話ではある。 しかし充足を覚え、ささくれ立っていた心が静謐を取り戻しているのもまた、純然たる事実であった。 首元の腕に掌を置き、大鳳は口を開いた。 「……無理してるのは提督の方だわ」 「そうかな」 「声に元気がないもの」 「じゃあ少し分けてもらおうか」 体を横にずらしたのを見て、彼の意図を察す。眼を瞑り口を差し出せば、すぐに啄ばまれる感触があった。 キスは一分ほど続いたが、流石に舌を差し込まれる事は無かった。そこに安堵を覚えつつ、やはり残念だとも思えていた大鳳は、突 如気付かされた一つの心緒に途端表情を暗くした。 「どうかしたか?」 互いの薬指のものを視界に入れていなければ適当に誤魔化しもできたであろうが、今この関係となった彼に嘘をつくのも後ろめたく 思われ、結局は正直に告白するより他に無い。申し訳なさそうな声音に、彼女は胸中のそのままを舌に乗せた。 「その、嬉しく思ってる自分もいるの。もう祥鳳さんは関係ないんだなあって。……ごめんなさい、不謹慎だわ」 きょとんとした表情は、数秒後に微笑に変わった。髪を梳きもう一度軽くキスしてから、彼は名残惜しげに体を離した。 「ごめん。じゃあ行ってくるから」 「ええ」 幾らかのやる気を取り戻し、提督は執務室を後にした。 23 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 49 30 ID zamWRWyc 戸の先に消えた背中を見ていると、不安が増大して胸を埋める。唇の残滓を拠り所として、彼女は震える肩を抱き、ただ迫り来る寂 寞から耐えた。 中央階段一階の脇、柱に隠されるように設置された床扉。 一畳ほどの大きさを持つそれは、中央に二つ引き起こし型の取っ手があり、その間に挟まれるようにして小さく鍵穴が鎮座してある。 もとより目立ちにくい場所にある扉ではあるが、設立より長いこの鎮守府。その存在を知っている艦娘も、もちろん幾人かはいるの であった。しかし開けることを許されているのはこの鎮守府現職の提督のみであり、しかも管理は徹底していた。鍵の在り処は秘匿さ れ、真相を語ることさえも固く禁じられている。故に噂好きの艦娘の間にも、憶測以上の会話がなされる事はなかったのである。 一生使う事はないだろうと思っていた鍵。およそ三センチほどの大きさしかない質素なそれを、提督はポケットから取り出した。鍵 穴に差込み時計回りに一巡させれば、がちりと、背筋の寒気立つ音が鳴る。既に二、三度は耳にした音であったが、未だ慣れるという ことはない。不気味に腹底を叩く感触は、不快以外のなにものでもなかった。 戸を開けると、地下へと続く階段が姿を現す。コンクリートそのままの壁と踏み段。たとえ初見であったとしても、この空気を肌に 感じただけで、尋常の目的に作られた所でない事は察せるであろう。汚らしいわけではなく、寧ろ清潔と呼ぶことのできる空間ではあ るが、だからこそ薄気味悪くもあるのだった。 提督は中に入り戸を完全に閉めてから、足元に点く僅かな明かりを頼りに進みだした。四十段の長い階段を降りきると、白く厚い扉 が一枚、行く手を阻むように設置してある。 扉の前には一匹の妖精の姿があった。敬礼へ応じ目配せをすると、彼は戸に備え付けられたコンソールを弄りだした。電子音、それ から短くブザーが響き、少し遅れて施錠の解かれたらしい音も鳴る。再び妖精は敬礼の姿勢を取り、提督は答礼をしてから大仰な扉の 取っ手を掴んだ。 扉はごく静かに、そして不気味なほど滑らかに開いてゆく。先には狭苦しい灰色の部屋。事務机と椅子だけが物寂しく置かれ、隅には 監視カメラが設置されてある。そして机を挟んだ対面、僅かな微笑みを湛え彼女はそこに座っているのであった。 再び扉の完全に閉まった事を確認してから、提督もおずおずと席についた。机上の埃を払い、嘆息を一つついてから口を開く。 「監視カメラの記録機械に細工をした。今から一時間先の映像は、全て五時間前のものに差し変わる。ボイスレコーダーも同じだ。 そこの妖精も懐柔して、私が今ここに来たという情報は完全に抹消される。……お前の望みは叶えてやったぞ。ようやく二人っきりの 時間だ」 祥鳳は満足げに口角を吊り上げ、一言 「ありがとうございます」 と言った。その後、場は沈黙し、互いが互いを忖度する重苦しい時間が流れ出す。 24 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 50 15 ID zamWRWyc 十二時間前、朝方五時に発生した入渠ドッグの爆発と火災は、その不自然な建屋の損壊状況から、すぐに人為的な原因によるもので あると断定された。天井に空いた穴より艦爆を用いて爆撃された事は明白であり、他の施設には被害がなかった事から、敵艦による攻 撃とも考えられない。横須賀鎮守府全空母、軽母への身体検査が実施されようとした矢先、彼女が一人執務室へと出頭した。 ここに身柄を拘束したのは九時間前。そして腰を落ち着かせて話をするのは、今回の面会が初めてとなる。 先に静けさに耐えられなくなったのは提督の方であった。彼は懐から報告書のコピーを取り出すと、それを彼女の前に差し出した。 「入渠中だった艦娘は全員無事だった。だが負傷した妖精は重軽傷合わせて百六十体。ドッグ四基が全損。被害総額が幾らになるか 検討もつかない。……教えてくれ。なんでこんなことしたんだ」 祥鳳は短く唸った後、 「一言で言うなら……」 それだけを言って、焦らすように口を噤む。悪戯っぽい笑顔を向け上目遣いに彼を見ていた。まるで、あててごらんなさいとでも言っ ているかのような、余裕と嘲りの表情である。 「なんだ」 湧き出す苛立ちを隠しもせず静かに怒鳴ると、彼女は破顔しながらすぐに言葉を付け加える。 「羨ましかったからです」 「大鳳が、か」 「はい」 「……理由になってない。詳しく説明しろ。どういうことだ」 「長くなりますから、コーヒーでも淹れませんか?」 兎角、真相を遠ざけ続ける彼女である。逡巡の後、提督は無言に立ち上がり、壁面の内線受話器を取った。扉前の監視員に繋がる線 であり、コーヒーの注文をつけると二つ返事に快諾される。状況は緊迫しているはずなのに、どこか間の抜けた空気が漂っていた。 25 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 50 53 ID zamWRWyc 昂ぶった感情に尋問は成功しない。提督自身、そのことはよく分かっていたし、まだ内圧のコントロールもできていた。冷静さを欠 かせることが目的ならば、極限まで甘やかせ続ければ、何時か計画もご破算となる。 五分ほど経って、戸のノックされる音が響いた。盆を受け取り机に置くと、彼女は奥のカップに指を掛けた。端に口をつけ一口舐め ると、 「提督も飲みましょう。お互い冷静に話したほうがいいと思うんです」 唯でさえ極限にまで疲労を感じている中、椅子に座り、しかも沈黙の時間も多かった。眠気に侵蝕された瞼は幾分重く、悔しい事で はあるのだが、コーヒーを飲む機会に恵まれたことをありがたく思う自身もいる。彼は一口啜った後、 「説明を続けろ」 冷たく言った。 「私、ずっと提督のことお慕いしていました。昨年の冬の後もずっと」 「先に私に背を向けたのはお前だ」 「それは、反省しているんです。自分のした中で過去最悪の行動でした」 「私に飽きたんだろ」 「ごめんなさい。それも嘘です。ただあの時は、ずっと秘密にしているのが辛かったから……。それで色々と一杯一杯になっちゃっ て……あのほんとに反省してます。気が触れたの」 「……今更遅い」 断じる口調に言い放つと、彼女は悲しげに眼を背けた。途端、心の根の一部分にじくりと痛みが走り、必要の無いはずの悔悟が胸を 締め付け始める。 26 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 51 19 ID zamWRWyc 誤魔化すように更に一口カフェインを飲み干し、だがそれでも胸中の苦さは流されず、追って言い訳じみた言葉を口にした。 「信用できるわけないだろ。あれからもう一年以上だ。その間ずっとお前は……私がケッコンをしてもずっと口を閉ざしたままだっ た」 「ごめんなさい。でも信じてください! あなたのことを想っているのは本当なの」 「じゃあ仮に信じてやってもいい。とにかく、本題だ。なんでこんなことをしたのかを言え」 「仮に、じゃだめです」 「その話はもういいから」 「よくありません!」 その時、伺い見た彼女の眼光の、燦爛とした様。口元に笑みは既に無く、背筋の鳥肌立つ凄みが発せられていた。 白い服の影が伸び、ようやく遅れて祥鳳が立ち上がったのを理解した。ぼやける思考と倦怠の体躯は、より注意を散漫とさせている らしい。 「なんだ?」 近づく彼女に問いかけると 「信用を、してもらいます」 短くそう返答される。 自身の体に違和感を持ったのは、その時ようやくであった。立ち上がろうと脚に力を入れたのだが、まるでその勢いが全て地面に流 れ出すかの如く腰を上げられなくなっていた。頭はずんと重く、何時もの散発的な眩暈かと思われた視界の歪みも、思えば長く継続し過 ぎである。 「妖精さんを懐柔していたのは、提督だけではありません」 得意な声音に彼女は言う。視界の隅に映るコーヒーカップ。幾らクロック数の落ちた頭とは言え、原因は容易く特定できる。 27 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 51 48 ID zamWRWyc 「何を、飲ませた」 「酩酊薬です。少し力の抜ける程度の、極軽いお薬」 上体の体重さえ支えられなくなり、提督は遂に背もたれに伸びた。いつの間にかすぐ目の前に佇立していた祥鳳は、如何わしく僅か に唇を開き、赤くぬたる舌を差し出して、露わになった彼の首筋を舐め上げる。 腕で払うくらいの抵抗もできず、ただ舐られ続けるより他になかった。彼女はひたすら鎖骨から頤までを執拗に舐め続け、往復する ほどに吐息を熱くさせていった。 「お口のキスは、後であなたからしてもらうから……。今は我慢しますね」 「な、にが……」 舌も回らず思考は断裂し、ただ彼女の敷居の下に根付いていた切望のようなものが、感じれるだけになった。上着は肌蹴られ、薄い 唇が胸板を吸う。彼女の欲情の増してゆくに比例して、徐々に接吻の位置は下がっていった。 とうとうバックルも緩められると、細く凄艶な指が下着の中へと進入した。既に固さを持った陰茎を見つけるや、くるくると周りを 這いずって、軽く握りながら外へと露出させる。 祥鳳は焦らす事も無く、そして躊躇も見せずにそれを咥えた。長い髪は耳に掛け、丁寧に先から奥にまで舌を伸ばし、ゆっくりと喉 の入り口にまで迎え入れる。 酩酊の成分以外にも、そういった効用のある薬が混ざっていたのだろう。体の力は悉く抜け視界もぶれるほどの状態なのに、彼女の 口腔の感触だけはぞっとするほどの鮮明さに感じられていた。 卑猥な音が部屋に響いた。唾液が零れるのも厭わず、祥鳳は激しく頭を前後させている。舌がのたうち回り、時折腰の抜けそうなほど の吸引があった。 時間の感覚が希薄になりだした頃合。性の快味を享楽し続け、彼の頭の中は真っ白く塗り潰されていた。限界の近いことを察し、彼 女はより奥まで肉槍を咥え、それからゆったりと唇で扱いた。何度目かの喉奥の感触に、遂に提督は絶頂し、口内へ自身の精を吐き出 しつくすに至る。 「んっ……く、ぅ」 祥鳳は陰茎の引き抜かれてすぐ、口を両手で覆い隠し、涙目になりながらもそれを嚥下し始めていた。途中途中に荒く息をつきなが ら、三十秒ほどかけて何とか飲み込んでいった。 28 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 52 27 ID zamWRWyc 「飲みました。……好きでなきゃ、こんなことできないでしょ?」 口を開け舌を差し出し、彼に中を見せ付ける。まだ頬の裏や舌先には白濁の飛沫がこびりついており、それがいやに淫靡に見えた。 「何が、目的なんだ……なにが……」 息も絶え絶え、薬の酩酊と状況の混乱に頭痛を抱え、彼は呆然と口にする。膝上から肩口にまで彼女の体躯がしな垂れ掛かり、そし て耳元に、とうとう真相が語られだした。 「提督。私への罰は恐らく解体だけでは済まされません。あそこまでやったんだもの。除籍と雷撃処分……をしてもまだお釣りがで てきます」 「腹いせに死んで満足か……。そうまでして私を苦しめたいのかお前は!」 「いいえ、まだ私も死ぬ気はありませんよ」 一度体を離し、彼女は眇めた眼に彼を見た。その瞳の明るさ、明々と輝く漆黒の珠に正気を失った者の濁りは無い。何時もと変わらな い、普段どおりの彼女である。それが、恐ろしくもあり虚しくも感じられた。 「提督。私を連れて逃げて」 遂に本懐が吐露される。驚懼に目を見開く提督を見下ろし、彼女は続けて口開く。 「ずっと、提督がケッコンなさるまで待っていました。提督はお優しいですから、中途半端なままだったら大鳳さんのこと思って首 肯なさらないだろうなって。彼女はもう、幸せを得ました。それから提督への絶対の信頼も。……たとえ二人で逃げても関係を疑った りはしませんよ。……だからこそ心置きなくここから逃亡できるんです」 「……私が、それでもお前を拒否したらどうするんだ。お前を忘れて、ずっと大鳳と二人で生きてく選択だってある」 「提督はそんなことできません。……でももし仮にそうなったなら、その時は私の死という枷を首に巻いて生きてもらいます。一生 繋ぎとめることができるんだもの。……満足、ではないけれど充分です」 その枷は、恐らく大鳳にも向けられているものなのだろう。自身の恋慕によって死人が出たとして、果たして彼女はそれを受け入れ ることができるのか。 祥鳳の策謀に掛かった時点で、既に選択の余地は無かったのだ。再びもたれ掛かってきた彼女の身体。その温かみに諦観の空虚が増 大して、目尻から涙があふれ出した。 「……泣いているの?」 「ようやく前に進もうと思ったんだ。進めていたはずなんだ。……なんでお前は、私をずっと、そうやって……」 「でも、いつも提督は許してくれました。そういう優しいところが、やっぱり私は好きなんです」 彼女は嫣然として、頬に伝う雫を舐めた。 29 :クズ ◆MUB36kYJUE:2014/08/19(火) 13 53 16 ID zamWRWyc 4 事件から十日後の朝、大鳳が目を覚ますと隣にいるはずの彼の姿が無かった。枕元には一枚の便箋が置かれ、その内容は以下のよう なものであった。 『縁を結んだ君さえ捨て置きこの鎮守府を去る事、心より恥じている。弁明をするつもりは無い。同情を買うためにこれを書き残し ているのでもない。ただ君の優しさに甘え、胸の内の名残惜しさを消すためだけにこの筆を取っている。許せとは言わない。だがもし 君が最後までこれを読んでくれたなら、それに勝る喜びは無い。思えば私は、ずっと君の寛大さに付け入り傷つけてばかりいた気もす るから、もうこの駄文の初めを読む間に既に見限られてしまっているのかもだけれど。私個人はしばらく君の顔を見れないこと、ひた すら寂しく辛く思っている。 この逃避行は、実はそんなに長く続きはしないんじゃないかとも考えていて、だからこれだけ気障に見せかけたものを残しておきな がらあっさり一週間くらいで連れ戻されてしまって、頭を抱えながら君の横を通り過ぎる羽目になるんじゃないか。実はそんな想像も していたりする。私が彼女に同行して逃げるのは、あくまで戦友として部下として、彼女を殺すわけにはいかないから。ただその一点 の理由に拠っている。理非より命は優先されるべきというのが私の数少ない信条だった。だから、身の安全を保証できる場所を見つけ られたなら、すぐに私は、私だけでも帰ってくるつもりだ。君を見放し、心中の旅に出たのではない。薬指の物を外したりはしない。 それだけはここにはっきりとさせておいてくれ。 とにかく、この先どうなるのかは分からない。だけどもし全てがうまくいって、何もかも都合よく、神様を味方に付けられたなら私 は必ず帰ってくる。君と契った冬の日に、いや身が軽くなればすぐにでも帰るが、できれば冬の記念日に帰還すれば格好もつくかなと か、そう思った。ただ私の性質はいい加減だから、それが一体いつになるのか、もしかしたら君の期待を裏切ってしまうかもしれない。 勝手だとは思うが、そういう覚悟だけはしていて欲しい。もちろん次の提督がいい奴ならば、君を止める術が私には無いという事も明 記しておこうと思う。(もし帰還した時、本当にそんな風になっていたなら、私は号泣するだろうがね) ただの一枚の便箋では、たったこれだけの文字しか書き込めない。最後に、一番伝えたい事を。どうか、体だけは大事にしてくれ』 枠をはみ出し、直筆の文字は下限ぎりぎりに終端を迎えた。 今回の騒動について無粋な想像を膨らます者は幾人もいたが、彼女は問われた悉くの質問に、薬指を見せながら答えたという。 「私は提督を信頼していますから」 まさしく祥鳳の予知した通りとなった。しかしそれについて幸か不幸か決める権利を有しているのもまた、彼女自身をおいて他には いないのである。その後の結末について、記すには及ばない。 <完> これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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艦これ エクストリームスポーツの一つ。主にソマリア沖やインド洋などで海賊によって行われる。 本来現代における海賊は艦船を襲い人質を取り身代金を要求する事が第一の目的であったが 艦これの流行後は艦船自体を収集する事が目的となり、積荷や乗員はその場で海に投棄される事が多い。 確保した艦船によりポイントが異なり、勿論最もポイントが高いのは軍艦である。 艦これのシーズン優勝者は海賊王と呼ばれ、この世の何処かに置いてこられたワンピースという名の 財宝を得る事が出来る。 ロシアを中心に流行中のエクストリームスポーツ「海賊狩りツアー」とはフィールドが被るために 艦これファンと海賊狩りツアーファンは常にネット上で抗争を繰り広げている。
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おーいなぎみてるかー? (2021-02-01 17 33 22) ニコ動の艦これ豚キモいぞー - 2014-08-04 10 46 55 いやー、いつ見ても楽しいな - 2014-06-06 19 59 10 コメ欄ホモばっかじゃねえか!イカセ隊の到着をケツマンおっ広げて神妙に待ってろ!! - 2014-02-27 15 59 29 アーイチソ - 2014-02-23 14 08 36 (´・ω・`)アーbig pig ~現実でも禄に扱われない豚たち~ ハヤル - 2014-02-20 17 59 15 アーイチソ←流行らせコラ! - 2014-02-20 16 56 06 アーイチソ - 2014-02-18 23 43 07 イチソの悪口はヤメロぉ!(建前) ナイスぅ!() - 2014-02-19 02 10 43
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1 :管理人:2014/07/08(火) 16 26 03 ID ??? DMMのブラウザゲーム、艦隊これくしょん~艦これ~のエロパロスレです。 エロ妄想なりSSなりご自由にどうぞ。 シュチュやネタ妄想雑談しつつ、ゆるーく行きましょう。 SSは形式不問、長いのも短いのもエロいのもエロくないのもご自由に。 リョナ・強姦・死姦・スカトロ・ふたなり・性転換などの特殊嗜好を含む内容は注意書き必須 百合・女性提督ネタは百合スレで、こちらに投下の場合は注意書き推奨 【艦これ】 艦隊これくしょんで百合 ←検索したら出ます ■■禁止事項 批難中傷・荒らし SS作者以外による改変/改竄および他スレへの投下 投下のあからさまな妨害・その他スレの空気を悪くする言動 上記を行った場合は警告なしで削除とホスト規制します。 ※次スレは 980を踏んだ人が立ててください。 公式 http //www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html 公式漫画 http //www.famitsu.com/comic_clear/se_kancolle/ 保管庫 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/ 避難所 http //jbbs.shitaraba.net/otaku/16725/ 2 :管理人:2014/07/08(火) 16 26 50 ID ??? 前スレ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ11 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1401464074/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ10 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1400427549/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ9 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1397482056/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ8 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1393339375/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ7 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1390624968 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ6 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1387773261/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ5 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1385645434/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ4 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1383747696/ 【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ3 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1382371413/ 艦隊これくしょんでエロパロ2 http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1380741105/ 艦隊これくしょんでエロパロ http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1375799214/ 3 :管理人:2014/07/08(火) 16 27 16 ID ??? 管理人の都合で早めにスレ立てしました。 スレ名に避難所のナンバリングもいれています。 前スレは1000までお使いください。 投下するSSが長くて途中で切れてしまう場合はこちらに投下してください。 現在、スレ立ては管理人しか行えません。 4 :名無しの紳士提督:2014/07/08(火) 16 53 25 ID esgbESXg 乙です 5 :名無しの紳士提督:2014/07/08(火) 19 51 01 ID kCShhycs 乙です。 のんびりまったりと行きましょう。 6 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 03 02 32 ID CcO2GlWY 乙です とりあえずマターリ進行と行きますか 7 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 11 48 40 ID BSvKRv5Q 本スレのほうは残念なことに完全な敗北だったけど 今度はここが本スレということなので、心機一転盛り上げましょう。 8 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 12 14 29 ID 8tkk8hcc 敗北?何のことですか?敗北とか言ってるのは決まって荒しの方ですよ。 気をつけないといらん濡れ衣かぶせられますよ。 つか、だまれ 9 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 14 21 32 ID JeXQ56qU 8 元の住処を追い出されて、奪還することに失敗したんだから明らかに負けでしょう。 それは荒らしに反応する奴がいたせいな訳で、完全スルー出来てればこんな事にはならなかったわけで 対処法を誤った失敗のケースとして、そこはきちんと認識しておくべきかと思われ。 ただ今度はbbspinkじゃなくて荒らし対策の完璧な場所でやるわけだから 心機一転盛り上げていきましょうと言う事なんだけどね。 いちいち過剰反応しすぎなのでは? 荒らしに屈したのが悔しい気持ちはよくわかるけど、そういう過剰反応は 荒らしにつけ込まれるからよくないと思う。 10 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 15 07 29 ID x26aHElE どっちが過剰反応してんだか... どちらにせよ前スレ埋まってないし 話題もスレチだしでやめましょうね? 11 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 20 55 26 ID vaxcLB7Y 7 荒らしが勝利したバンザイ、に類すると客観的に判断されるような発言は 荒らし本人と勘違いされ規制しちゃう可能性もありますから・・・ 荒らし本人と勘違いされるリスクを負ってまで自由に発言したいなら止めませんけども そしてスレ建て乙です、平和と幸とエロスあれ。 12 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 21 18 34 ID oi7HpCio どう読めばそうとれるんだよ。 被害妄想酷いな。 まあ、こんな環境ですが平和にやりましょう。 荒らしもここには手を出せないでしょうし。 13 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 22 12 45 ID oi7HpCio とりあえずホスト規制を盾に恫喝すれば、大概の荒らしレスは鎮圧出来ますね。 雑談の方向性が不穏な流れになったり、投下したSSに批判レスが入ったらすかさずその方向でいきましょう。 1 管理人様、スレ建てありがとうございます。 遅ればせながら。 14 :名無しの紳士提督:2014/07/10(木) 22 31 22 ID 3tsHZmfc 13 もしも万一荒らし本人にその認識が既にあるとしたら、暫くは大丈夫でしょうねw 管理人さん乙です、まだまだいろいろあるかもですがテキトーに流しつついきましょう とりあえずまたエロい話が読める書ける、こんなに嬉しいことはない 15 :名無しの紳士提督:2014/07/11(金) 02 17 32 ID ExFW1FqY 荒らしに屈した云々は負けを認めない犬なら言いそう まあどちらにしろ尻尾出した時点で規制されっから隔離所で勝利宣言する以外犬はなんもできないんだがな かわいそうに……w まあなにはともあれ管理人さん乙 このスレはエロパロ系の中ではダントツに流れ早くていいよねー 324 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 03 26 09 ID QQheKVE. 糞みたいな妄想書き込んでんじゃねぇよ きめえんだよ 325 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 03 45 34 ID QQheKVE. 41 :DeleRossa ★:2014/07/26(土) 08 33 06.83 ID ???0ここまでみましたが、相手をしているのもどうかと思います (以下423まで同一内容のため削除。また管理スレ516も同様の内容のため削除) 423 名前:名無しの紳士提督 投稿日: 2014/08/03(日) 04 19 38 ID QQheKVE. 41 :DeleRossa ★:2014/07/26(土) 08 33 06.83 ID ???0ここまでみましたが、相手をしているのもどうかと思います 424 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 06 22 13 ID YRYUrTu6 !? 何があった!? 425 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 06 24 18 ID qyfWo5mg なんか久々の大漁あぼんだわー 286 艦娘たちにリボンやドレスでゴテゴテと着飾らせられた重巡リ級は 物凄く無垢な照れ顔を見せてくれると信じてる 426 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 07 02 58 ID xBR.dbF2 流石に何事もなかったかのように振る舞うには無理があるな 427 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 07 23 05 ID 4uIfbL0. それで削除内容はどこかに残したの? 削除レスは削除ログに保管って話になってたはずだが 428 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 07 30 37 ID rWxDGKjs 作品ラッシュかと思ったら… がっかりなのです 429 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 08 16 37 ID dLnD0kDI みんな妙に朝早いなw この微荒れっぷりなら昨夜書き始めたフタナリしまあまを投下しても赦されるだろうか 430 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 21 00 ID UgDf2eNA 犬が棲家からでてきたのかー?構って貰わないと死んじゃう病なんだな 431 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 29 50 ID 5jiZQ7mA すげぇワロタwwww削除人または管理人の朝は早い…… 429 ふたなりばっちこいこい 433 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 35 36 ID VyYipunI 荒らしが過ぎ去ったあとのこのざわざわ感好き 429 いやむしろ歓迎 427 一応保管庫に記録自体はあるよ 多少簡略化されてるが 434 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 52 03 ID ipyKpCFY 削除内容はだいたい犬愚痴スレに書いてあることじゃね? 435 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 09 59 54 ID .xYl06SQ 434 それも消されてて見えないんだけど 436 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 03 57 ID VyYipunI 435 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/481.html ほい 437 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 05 15 ID ipyKpCFY 435 http //www55.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/481.html ここに簡略化だけど下の方にあるじゃん だいたい同じ内容だし、犬の棲家のエロパロ12にでもいけば内容察することはできると思うよ 438 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 07 30 ID gy9f9Qyg これ以上引っ張っても犬が喜ぶだけだから ↓ここから通常運転していこうぜ 439 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 08 57 ID ipyKpCFY 438 艦娘が提督の上で通常運転…?(ゴクリッ 440 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 10 28 ID VyYipunI 439 最近は提督の真下で通常運転する娘も多い 441 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 17 48 ID rWxDGKjs 440 おうヤンデレ祥鳳さんやめーや 442 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 10 39 16 ID KodDpaxw 441 祥鳳さんに限らない可能性 そしてばったりベッドの下で遭遇しちゃうとか 祥鳳「こんな所でなにやってるの!?」 雷「あなたこそなんでここにいるのよ!?」 ギシギシ 大鳳「アンアン」 提督「中に出すぞ」 祥鳳・雷・大鳳「はいぃ……んあぁぁぁぁ」 祥鳳「なんであなたイってるのよ! 変態なの!?」 雷「あなたこそ触らずに絶頂とか痴女よ!!」 みたいな 443 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 12 23 23 ID F79Xbifk じゃあ、大鳳にペニバンとかつけて、4Pとイこうか 444 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 15 48 05 ID BwVrLdZQ おもしろいw 445 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 20 25 ID me1wtScA 艦これの世界観でふたなり生やすにはどうしたらいいだろうか 幻想郷なら魔法やらなんやらで割と簡単にポン付けできるんだが… 446 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 31 ID Rsh3NAP6 445 一部艦娘には付いてる世界、で良いんじゃない?w 447 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 43 ID kQKmAIzc 445 深海棲艦どもはついててもおかしくなさそうだな 448 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 24 50 ID ah0rxAog 「鎮守府のベッドの下には痴情のもつれから病んだ艦娘が得物を持って隠れている」 そんな馬鹿げた噂を昼に青葉が「今あちこちの鎮守府で流行っているうわさ話なんですよ」と語ってくれたのをふと寝る前に思い出した 「所詮は作り話なんだろう」と返すと「でも元となった話は実際に起きた事件らしいですよ」とのこと 「実際に起きた事件も何も『ベッドの下の男』が元ネタだろうに」と一人つぶやく むしろ実際にそんな痴情がもつれるほどモテた提督がいるならば少しはその女難でもいいから分けてもらいたものだ、とはいえ… 流石にこんな話を唐突に思い出してそのままベッドにダイブできるほど無神経ではなく 一応ベッドの下を確認してみる「もっとも右手が恋人の俺にそんなこともないだろうし、何よりそんなスペースも…」 ベッドの下には何もなかった 何 も な か っ た 一瞬の刻をおいて事態を把握した提督の叫び声が夜の鎮守府にこだました。 449 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 34 18 ID MBciFdYA あースッとしたぜ(鳥肌) 450 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 36 45 ID kQKmAIzc ホコリがなかったのか隠してたエロ本がなかったのか床さえなかったのかただの喪男なのか 451 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 40 22 ID RL6sCSWA そもそも布団を使用しておればいいものを…… 452 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 50 57 ID ah0rxAog 隠してたエロ本を秘書艦に没収されてたーってネタだったのに確かに 「埃がない」と読み取ったら一気にホラーになるでござる 「青 葉 見 て い ま す」 453 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 57 10 ID dgiZPXvM センズリこいてる提督の息遣い聞きながら、ベッドの下でオナニーしてる艦娘がいるんですね ……誰だろうw 454 :名無しの紳士提督:2014/08/03(日) 20 57 24 ID ah0rxAog 隠してたエロ本を秘書艦に没収されてたーってネタだったのに確かに 「埃がない」と読み取ったら一気にホラーになるでござる 「青 葉 見 て い ま す」 455 :管理人:2014/08/03(日) 22 19 27 ID ??? 荒らしの書き込みを削除してくださった方ありがとうございます。 8月5日1 00 - 13 00にしたらばでシステムメンテナンスが行われます。 この時間の間は閲覧・投稿はできないそうです。 詳細:http //blog.livedoor.jp/bbsnews/archives/54890094.html 以上お知らせでした。 456 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 00 39 30 ID XFR4HtZQ 風呂上がり、艶のある黒髪が綺麗な彼女を見ると、ああ今日も終わったのだと感じる。 ここは前線、昨日いた艦娘が一昨日いた提督が骨となりあるいは勲章となり故郷へ帰る場所。 そんな環境に嫌気が差したのはお互い様で抱き合って眠るようになったのはいつからだろうか。 肌を重ね、一つに繋がったこともあるが互いに何か違うと感じ、以来日頃は一糸まとわず抱き合って寝るだけだ。 たまに口付けを交わしたりはするがその程度だ。 私も以前はこうなるとは思っていなかったし、裸の女性を前にしていたさぬのは逆に失礼だとも思っていた。 しかし、今となってはぬくもりさえあれば良いと思ってしまう。 壊れかけの心は性欲さえも抜け落ちているのかもしれない。 彼女とて、まるきり無事とはいかない。たまに私と抱き合っているとき、閉じられた扉に向かってこう言うんだ。 「大井っち、どうしたの」 と。おかしいだろう。大井は既に除籍されて久しいと言うのに。 だから、そんな時は、そんな時だけは私は初雪を抱くと決めている。 縁もゆかりもない大井呼ぶ彼女を見ていられないから。 私と初雪の情事をしるのは甲標的、それだけだ。 それが少しもどかしい。 きっと初雪には白無垢が似合うから。 457 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 01 02 31 ID ViEYorm6 456 んもーまたそうやって不幸にするー このシリーズまとめてくれませんかね 458 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 01 24 58 ID IRvYA00s 夏にピッタリの涼しくなる話やな(震え声) 459 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 11 16 09 ID ViEYorm6 青葉が見てるだけに対して衣笠さんは… http //kancolle.x0.com/image/80662.jpg 460 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 14 42 32 ID nyQKkiM. 459 詳細頼む 461 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 20 01 44 ID ViEYorm6 460 拾い物だからわからんの それよりアニメPVきたわよ https //www.youtube.com/watch?v=ABZN292gvRo 462 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 21 49 30 ID .TevEqPY 460 画像検索でヒット https //twitter.com/clainman 463 :名無しの紳士提督:2014/08/04(月) 23 04 21 ID nyQKkiM. 462 サンクス 464 :名無しの紳士提督:2014/08/05(火) 11 34 46 ID imybRJWU 吹雪ちゃん、私はね あの女が戦いで沈んだと聞いた時、本当に嬉しかったの 奇跡が起きたんだと思って心から神様に感謝したわ え?仲間が沈んだことを奇跡だなんて、ですか?ふふ、何か勘違いしているのね 奇跡って言うのはあの女が沈んだことじゃないの、だって、あの戦いで沈まなかったら私があの女を■していたんですから だから奇跡って言うのはね、結果的に私が手を汚さずに済んだことを言っているのよ これ、本当にナイショなんですからね 吹雪ちゃんだから特別に話したのよ? だからお願い 私からあの人を盗らないでね……? ところで知ってる吹雪ちゃん? 衝突事故で船が沈んでしまう事故もあるのよ 465 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 15 27 14 ID SmfhK9ZY イベントを前に艦娘のヤンデレ化が進行している…… 466 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 15 31 49 ID C3KJ/N9E 464 「沈没させる」なんて言わないのです、私達の世界では 何故なら「沈没させる」って思った時にはすでに行動が終わっているのですから 「沈没させた」なら、使ってもいいのです 467 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 17 53 13 ID 314XUSu2 464 白雪ちゃんかな(震え声) 468 :名無しの紳士提督:2014/08/06(水) 20 44 37 ID hNcoC5Ns 提 督 に 逃 げ 場 な し 469 :避1-444:2014/08/06(水) 23 59 16 ID M6IL9BjI 大鯨のSSです。注意点は ハプニングはありますが非エロ 龍鳳のSSと話の繋がりはありませんが、キャラ付けや一部来歴等が共通する所があります NGは『幼妻大鯨ちゃん』 です 470 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 01 09 ID oADRAc8I 「不束者ですが、よろしくお願いします」 俺の前に立っていた少女はそう言った。彼女の名は大鯨。艦娘である。 艦娘とは、基本的にはかつて実在した艦船の力をその身に宿した少女の総称であり、 大鯨と名乗った彼女も潜水母艦大鯨の力をその身に宿している。 大鯨という名も彼女が大鯨の力を宿し、行使できる存在であることから名乗っているのであり、彼女の本当の名前を俺は知らない。 彼女に限らず大半の艦娘は本当の名前を封印し、その身に宿した艦船の名を名乗っている。 ちなみに艦船の中には人名のような名称のものも存在するが、そのような艦船の力を持つ艦娘は本当の名前、もしくは名字が一緒ということがあるらしい。 名もなき孤児だったが艦娘として幼い頃から育てられた故にそれこそが自身の本当の名前である艦娘もいるらしく、 中には艦娘が大切にしている、あるいはしていた存在の名前と、力を行使できる艦船の名前が偶然一緒だったということもあるとか。 とりあえず彼女に関しては純粋に力を行使できる艦船の名前を名乗っているだけと思う。 「よろしくな、大鯨。早速だが君の練度を上げる為に演習をするから君には第一艦隊旗艦になってもらう。 戦闘目的の艦でないとはいえ、ある程度は強くならないといけないからな」 「第一艦隊旗艦……それは私が秘書艦になれということでしょうか」 「ああ、他の艦隊は遠征に出かけているからな。なに、心配しなくていい。秘書艦の仕事といっても君はまだこの部隊に来たばかりだ。 君は私の仕事を見ながら、部隊のみんなと打ち解けていけばいい」 「はい、わかりました」 いつもだったら演習以外で秘書艦に新人をつけておくことはほとんどない。 俺が新人の彼女を秘書艦にしたのも彼女と一緒にいたいからだ。彼女に一目惚れしてしまった以上仕方ないことだ。 一応公私混同と言われた時の為の大義名分もあるにはある。 潜水母艦大鯨は戦闘目的で作られた艦ではない。空母にされる目的で作られ、実際空母龍鳳に改造されたこともあった。 しかし彼女の場合設計図が必要らしく、勲章とは無縁な俺には関係のない話だった。 だから彼女にデスクワーク等を教える名目でずっと一緒にいてもそう不自然ではないだろう。 こうして、俺の新たな仕事が始まった。 大鯨が来てから一週間が過ぎた日の夕方、全ての仕事を終えたばかりの俺は机に突っ伏していた。 「あぁ………腹減った…………」 突っ伏していたのは腹が減ったからというだけではない。 というのも俺は大鯨に一目惚れしたとか言ったが、実際は生で見る…いや、写真で見る前に艦娘達が描いた似顔絵で見ていたが、 その時には何も感じなかった。なので実は一目惚れとは言えないんじゃないかと悩んでいた。 くだらん事と思われそうだが俺は時々だが普段は気にしないような事を気にする。 勿論仕事には支障がないよう最大限努力したが仕事を終えた途端緊張の糸が切れたからかどっと色んなものが押し寄せてきた。 俺はそれらから逃れるかのようにまどろみの中に落ちていった………… 471 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 02 42 ID oADRAc8I 「ん……時雨か………」 物音がして眠気が吹っ飛んだ俺は起き上がった視界に入ってきた少女に声をかけた。 「提督…しっかりしてください!いくら私が時雨と似ているからって間違えちゃうなんて……」 そこには時雨ではなく、遠征に出していた大鯨がいた。 「私がいない間に提督に沢山の仕事が入ったって聞いて、帰ってきてすぐに飛んで来ましたけど……」 心配そうな顔でこちらを見る大鯨。仕事が忙しかったとはいえさすがに何も食べなかったのはまずかったか。心配かけすぎたようだ。 「すまないが冷凍庫のうどんをポットのお湯で解凍して、戸棚にあるレトルトの親子丼をかけてレンジでチンしてくれ」 「ええっ!?それじゃあまり…」 「早く…」 「わ、わかりました。それじゃすぐ」 そう言って大鯨は言われた通りにした。途中で訝しがるような表情をした気がしたが、腹が減っていたから気に留めなかった。 「あー、食った食った」 「元気になられて何よりです……」 空腹のせいで調子悪かったが、満腹になったから元気になった。 しかし今度は大鯨がなんだか元気なさそうである。 「ん?どうかしたか?」 「提督……レトルトの賞味期限、少し切れていましたよ……」 「ああ、すまない。忘れていたよ。まあ美味しく食べられる期限だから少しくらいは過ぎていても…」 「あと冷凍した生うどん、消費期限が過ぎてますし」 「冷凍してあるから少しくらいなら大丈夫さ」 「……そうですか…………」 大鯨は諦めたかのようにそれ以上は何も言わなかった。だが少し不安そうにしている表情は俺が司令室を出るまでそのままだった。 472 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 02 55 ID oADRAc8I 大鯨が来てからちょうど一ヶ月が過ぎた。俺は普段行かない食堂に珍しく足を運んでいた。 「提督!?いつも食堂に来られていなかったのにどうして今日は……?!」 「え…ああ、そうか。君は今週は遠征していて食堂に来れなかったんだったな。実は今週七夕フェアをやってるから久々に来ているんだ。 あと今日はハヤシライスが出るからな。小学生の頃に体験学習で行った先の一日目の昼食で出るはずが 台風の影響でそこに行ったのが午後からになってハヤシライスを食べ損ねたんだ。 それ以来、学食とか食堂でハヤシライスが出る日は必ずハヤシライスを頼むようにしたんだ。 これはあの時以来変わらない癖みたいなものだな」 「駄目ですよ…食堂で出るお食事は栄養バランスがいいんですからちゃんと食堂で食べるようにしないと…」 「ハヤシライスだけじゃないぞ。トルコライスや鳥の唐揚げのマヨネーズがけ丼の時だって食堂に顔を出すし。 あと親の知り合いが俺がラーメン好きと知って毎年ラーメン送ってくれるくらい俺は麺類好きだから麺類フェアの時は欠かさず顔を出すし、 食べたことが無いような珍しい料理が出た時も…」 「…提督は普段どんなお食事をなされているのですか……?」 「ああ、普段はグッズがもらえるキャンペーンやってるコンビニのパン買ったり、 スーパーのお惣菜コーナーで夜に半額の商品を買ったり、安売りのカップ麺を買ったり…」 「…提督、もう少しお体を労ってください」 「大丈夫だ、トクホの商品を買って…」 「ダメです!!」 大鯨が怒鳴る。 「……ごめんなさい、大声をあげて。でも…このままだと本当にお体にさわりますよ」 大鯨の目に薄らと涙が浮かぶ。 「……わかったよ。これからは気をつけるよ……」 「本当ですか……」 「本当だって…」 渋々納得したような感じだがまだ疑うような目をしていた。 これからはお惣菜やカップ麺を控えてちゃんとお弁当を買ったり、 なるべく食堂で食べるようにしようと誓った。 473 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 03 50 ID oADRAc8I あくる日の朝、俺は葱を切っている音で目が覚めた。味噌汁の匂いがして久々に…… ってちょっと待て!俺は鎮守府近くの宿舎で一人暮らしの筈だぞ! 「誰だ!」 俺は起き上がって身構えながら声をあげた。 「あ、提督、おはようございます」 そこにいたのは大鯨だった。俺は相手が顔見知りな部下だった事に安堵したが、 同時に何故彼女がここにいるのかと思い問いただした。 「提督、昨日の事を覚えてらっしゃらないんですか?今日の七夕祭の為の会議に参加して、飲んでいたことを」 鎮守府は基本的に深海棲艦と戦う為の基地であるが、同時に深海棲艦の被害者達への慰問等も行っている。七夕祭もその一つだ。 「確か会議が終わった後飲み会に誘われて……酒は強くないから飲んだのは最小限で済ませたけど、 体が微妙にフラついて、大鯨に頼んで一緒に俺の宿舎に帰ってきたんだったな」 「覚えてらっしゃったんですね」 「酔い潰れるまで飲んだわけじゃないからな。しかしお前は自分の宿舎に帰らなかったのか?」 「少し気になったので提督の部屋の冷蔵庫を見たりしましたけど……あれじゃ本当に健康に悪いですよ。 野菜とかほとんどありませんし、戸棚もレトルト食品ばかりで、今作ったお味噌汁も期限が迫っていて…」 「ああ、すまなかったな、ありがとう」 「とりあえずそのままだとあれなので冷蔵庫にあった葱をきざんで入れましたよ」 「すまぬ…」 「はぁ……本当に心配になってきました………」 心配そうにする大鯨を見て心が痛んだ。俺はそれから逃げるかのように味噌汁をズズっと啜った。 「ん?これ、生姜が入っているか?」 「よくわかりましたね。あまり入れませんでしたけど…」 ほのかな生姜の味がなんだか活力を与えてくれるようだった。 ちなみに葱や生姜は元々俺が買っていたもので、素麺等に使う為だ。 「インスタントの味噌汁でさえこんなに美味しく作れるなんて、大鯨は将来きっと…料理で人を幸せに出来るだろうな」 いいお嫁さんになれそう、と言いかけ、なんとか別の言葉で言う。 「そんな…幸せにできるだなんて…」 「自信持ってもいい。俺は今生き生きとしてきたぞ」 俺の言葉に大鯨は恥ずかしそうに顔を逸らした。 そういえば誰かと朝ごはんを食べるなんていつぶりだろうか。 無論出張した時とか、朝まで会議していた時には誰かと一緒に食べたことがあるが、 こうして自分の空間で誰かと食事したことは鎮守府に来てからは記憶にない。 ふと俺は時計を見た。よかった、まだ結構時間がある。俺は大鯨に注意をされないように普段はあまりしない身支度を自分からやった。 474 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 05 48 ID oADRAc8I 昼過ぎ、俺が七夕フェア最終日のメニューを食べ終えた頃、食堂内に大きな笹の葉が入ってきた。 立て掛けられるや否や次々と群がる子供達。食堂はお昼時には一般開放されているのが、学生である彼等がここにいるのは社会見学を兼ねている為である。 「ほらほら、お前ら一気に群がるんじゃない。順番順番」 今日の俺の秘書艦の天龍が社会見学に来た子供達に言う。 いつもの秘書艦の大鯨はちょっとした用事があると言って秘書艦の仕事を天龍に代わってもらっていた。 「ふふっ、天龍さんったら、口は少し乱暴そうですけどみんなをちゃんと思いやって見ていますね。きっと将来いい先生になれそうですね」 そう言いながら大鯨が戻ってきた。そして天龍に謝るような口調で 「すみません秘書艦なのに仕事を天龍さんに押し付けてしまって…」 と謝った。 「気にすんなって。元々俺が子供達の引率担当だったからな。ちょっと手間が増えただけだ。それよりもお前らも願い事を書いていけよ」 気にするなと言うような感じで短冊とペンを俺達に手渡し、天龍は子供達を連れて行った。 天龍達を見送った俺達は短冊に願いを書き、笹の葉に飾り付けた。 475 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 06 16 ID oADRAc8I 「大鯨はどんな願いかな……『私の願いが叶いますように』……これまた随分とスーパーアバウトだなあ……」 「提督は……『この世から不幸がなくなりますように』…ですか」 「幸せを望むよりも不幸を望まない方がいいかなって思ってさ。ちょいと消極的過ぎかな?」 「いえ、この世から不幸な事や悲しいことが消えればいいって私も思っています」 「あ、提督!それに大鯨さん!一緒にいたんですね、調度よかった」 鎮守府の連絡係兼事務長の大淀が書状を持ってやって来た。 「大鯨さんよかったですね。提督もこれを見てください」 大淀が見せた書状には、大鯨が俺の所へ住み込んでお世話することを許可する、という旨の内容が書いてあった。 どうやら大鯨が午前中いなかったのは不摂生な俺の世話をする為だったらしい。 なんだかやけにあっさりと許可が下りたなと思われるだろうが、こういったことはそんなに珍しい話でもない。 宿舎は部屋こそどれも広いが原則的に一人部屋であり、複数人での入居が許される範囲は家族くらいであり、 他人、ましてや異性と同居するなどありえないだろう。 しかし例外もあり、艦娘側が詳しく事情説明をすれば艦隊司令官以上の者の警護も兼ねて男性艦隊司令官との同居が許される。 ちなみに男性司令官から警護が欲しいと言われれば男性憲兵が警護に来て、 女性司令官から言われた場合は艦娘が警護につき、艦娘側から女性司令官警護を申し出ても簡単に警護出来るらしい。 大鯨があっさりと許可を貰えたのは俺があまりにも不摂生だということがみんなに知れ渡り過ぎているからなんだろう。 鎮守府の最高責任者にまで『もう少し摂生しよう』と言われたくらいだからなあ。 まあわざわざ言ってくれたという事は俺の事を必要と思っているからであろう。 俺は階級こそあまり高くないが、かつて……去年のクリスマス頃に現れた謎の敵― ―深海棲艦とは違い、艦娘と同じくかつての艦船の力を持った存在、 しかし力を発現できる存在ではなく艦船そのものがパワーアップして現れた存在― ―それらに対し一番有効な対策を立て、どうにか撃破することが出来た事が評価されているからか、 鎮守府における俺の重要性は結構高かった。 「まあ理屈は通っているけど、わざわざそこまで…」 「提督が倒れたら少なからず皆さんの心に影響がありますし、なによりも私…」 「わかった、俺を護ってくれ」 「…………はい!」 何拍か置いて、大鯨は嬉しそうに返事をした。 476 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 06 55 ID oADRAc8I こうして、俺達は一つの部屋で一緒に暮らすようになった。 それからというもの、俺は凄く幸せだった。一人暮らしだった時と比べたら自由な時間は減り、同居人である大鯨にも気を遣ったりしたが、 それは大鯨も同じ、いや、無理を言って押しかけたからこそ俺以上に気を遣っているだろうと考えたら文句なんて言えない。 下手な事を言って彼女に嫌われたら、例え世話だけはしてくれたとしてもかなり気まずい。 それに、少々俗な言い方になるが、まるで幼妻と言いたくなるようなセーラー服を着たかわいい女の子が一緒に住んでくれて、 自分の為に手料理を作ってくれるという状況は男なら誰でも憧れるだろう。 それが自分が好きな女の子なら尚更だろう。もしその行為が仮に女の子に恋愛感情がない場合での関係だったとしても。 大鯨と一緒に暮らすようになって数ヶ月。秋の健康診断の結果は前の健康診断の時よりも良くなっていた。 これも大鯨の手料理のお陰だろう。なんだか嬉しくなった俺は、仕事が終わったらどこにも寄らずに帰っていった。 大鯨と一緒だったなら結果が出てすぐに大鯨に見せ、帰りも買い物をしていっただろうが今日は大鯨は休養日である。 「ただいまー!」 俺は嬉しそうに部屋に入っていった。しかし大鯨の声が聞こえない。 いる時はいつもすぐに返事をするのに珍しいと思い、買い物かなと思ったが、ふと浴室からシャワー音が聞こえた。 なんだ、風呂掃除をしていたのか。俺が一緒にいる時はいつも俺が掃除していたが、 俺がいない時は大鯨が風呂掃除をするというのが誰が言い出すでもなく決まっていた。 「大鯨、ただい………!?」 バスルームの戸を開けた俺の目の前に凄い光景が広がっていた。 大鯨がシャワーを浴びていたのである。勿論服なんて何も着ていない。 形の良さそうな、安産型みたいな大きいお尻に一瞬釘付けになったが、すぐに視線を上に逸らした。 大鯨の横髪は濡れているにもかかわらずいつものようにまるで鯨のヒレを表しているかのごとくハネていた。 大鯨が気配に気付いたのか顔をこちらに向けた。 数瞬の沈黙の後、声をあげたのは俺だった。 「ご、ごめん!」 俺は全力で謝り、その場からすぐに離れた。 477 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 07 43 ID oADRAc8I 「本当にごめん、大鯨……」 「いいえ、悪いのは私の方です。掃除に疲れたからって、提督がお帰りになる前に勝手にお風呂に入ろうとした私の方が……」 こういう時はたとえ男に落ち度がなくても責められるものだが、大鯨はひたすら自分に非があると謝り続けた。 そんな彼女を見るのが辛かった俺はすぐに健康診断の結果を見せた。 この前の時と比べて凄く良くなって、これも大鯨が来てくれたお陰だとひたすら大鯨がいてよかったと讃えた。 その甲斐があったのか、大鯨はやっと落ち着いた。 その夜、俺はふと目が覚めた。色々あって疲れているはずだから眠りも深くなるはずなのに目が覚めるのは珍しい。 しばらくして俺は横に僅かな温もりを感じた。そして豆電球の明かりに照らされたものを見て俺は声をあげそうになった。 なんと大鯨が俺の隣で寝ていたのだ。 ひょっとしてマズい事をしてしまったのかと思い、布団をあげた。 非常時の為に置いておいた懐中電灯で照らして見た感じ特に変な様子はない。 俺のパジャマにも、大鯨のパジャマにも乱れた様子はなく、布団も汚れているわけではない。 俺は時計を見て何もなかったという事を確信した。俺が寝る前に最後に確認した時間からそれほど経っていなかったからだ。 俺は大鯨が何故俺の布団に入ってきたのかを考えたが、寒くなったからとか、間違えたとか、そういった事と思えなかった。 しかし考えていても仕方がない。俺は大鯨がいつも寝ている畳部屋に彼女を運んだ。布団は敷いてあったから彼女を寝かせた。 さて、これからどうするか。あんな事があって目が覚めてしまい、寝ようとしても悶々とした気持ちになってしまうだろうからと、仕事に取り掛かった。 仕事といっても軍務関係ではなくイベント関係だった。今度のイベントはハロウィンである。 ハロウィンまではまだ日程はあったが、この機会に草案くらいは作っておこうかと思った。 478 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 08 43 ID oADRAc8I 色々調べ事をしたり考えていて、気が付いたら朝になっていた。我ながらよくもまあここまで作業が出来たものだ。 時計を見るといつもは大鯨がもう既に起きて朝食ね準備が出来ている時間だが起きている気配さえない。俺は大鯨を起こしに行った。 大鯨はまだ眠っていた。よく見ると枕が涙で濡れているように感じる。とりあえず俺は大鯨を起こそうと声をかけた。 「大鯨、起きて!」 「…………」 「大鯨、もう六時半だよ!」 「ん……あ…………ええっ!?もうこんな時間!?」 大鯨はひどく慌てた様子で起き上がった。目を見ると泣き腫らしていたのか少し赤くなっていた。 「提督、ごめんなさい、寝過ごしてこんな時間に……」 「いや、気にしなくていい。今日は俺も休みだからな」 俺が夜更かししてハロウィンプランを練っていたのはそのためである。 「今日はゆっくり休もう。働いてばかりでも駄目だからな。とりあえず起こしてしまってごめんな」 俺はそう言って大鯨を再び寝かせた。俺は昨日の夜からずっと目が冴えているからまだしばらくは眠れそうにないだろう。 その間に俺は考えた。何故大鯨は泣いていたのだろうか。色々と思い返したところ昨日のシャワーシーンが思い当たった。 確証はないが、多分裸を見られてしまってもうお嫁に行けないと思ったのかもしれない。 だとすれば、俺は男として責任を取らなければならない。 俺は大鯨が目を覚ますまで、彼女が目を覚ました時に何と言うべきか考えた。 479 :お・し・か・け 幼妻大鯨ちゃん:2014/08/07(木) 00 09 52 ID 7NMCz1vw 「提督、さっきはごめんなさ………何ですか、そんなかしこまって?」 大鯨…いや、一人の少女が驚いていた。 「君に大事な話があるんだ。昨日俺が君の裸を見てしまっただろう。 だから君がもうお嫁に行けないって思ってしまったんじゃないかと思ってね。 俺はそうなってしまった責任を取りたいんだ… いや、それも単なるきっかけに過ぎないかもしれない。 俺は君を一目見たときから好きになっていたんだ。そして、君との日々を過ごす内に君の優しさや思いやる心に触れてますます好きになっていったんだ。 そして君が一緒に住んでくれる事になった時は本当に嬉しかったんだ。君と過ごす幸せな日々…… それはとてもかけがえのないものだったんだ。そしてこれからもそんな日々を過ごして行きたい。だから…俺と結婚してくれ!」 俺の一世一代の告白である。失敗するならその時はその時である。 しかし、彼女の言葉は俺の言葉への答えではなかった。 「……どうして……どうして私に何もしなかったのですか……………」 「え……」 「若い男女が一緒に暮らしていたなら何かあってもおかしくはないでしょう。 でも、あなたは私に何もしなかった……私が布団に潜り込んだ時だって……」 昨日俺の布団に彼女が潜り込んだ理由はそれだったのか。 「私は枕を濡らし、もうこの恋が実らないものと思っていました。優しく想ってくれていたのは私の勘違いなのかなって……」 「それは違う!俺は下手なことをして君を傷付け、嫌われてしまう事を恐れていた。 だけど、それこそが間違いだったなんて…… 俺だって男だから色々と思う事だってあった。だけど、君と過ごす何気ない日々…… テレビを見ながら笑い合うとか、一緒に音楽を聴くとか……そんな何気ないことでも、君と一緒というだけで幸せだったんだよ」 「…………ううっ……私はなんて馬鹿だったんでしょう……あなたの気持ちを理解できなくて……」 「だったら教えてくれ。俺の言葉への答えを」 「あなたの言葉への答えは……私もあなたと一緒にいたい。私を選んでくれてありがとうございます……」 涙を流しながらだったが。徐々に笑顔になり、嬉し涙に変わっていく。そして、彼女はある言葉で俺の気持ちに応えた。 俺達が初めて出会った時に言った言葉、だが、その時とは少し意味が違う言葉で。 「不束者ですが、よろしくお願いします」 ―終― 480 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 00 15 38 ID oADRAc8I そんなわけでエロパロスレ一周年 大鯨/龍鳳実装から二ヶ月の記念に大鯨ちゃんのSSを書きました 前に書いたのとは微妙に設定も違っていて、作品としての繋がりもなかったので投下しようか微妙にためらっていました でもどんな作品でも意識しないと提督のキャラはほぼ自分自身を大体美化してキャラ化したものになる癖が私にはあるようです それではまた 481 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 00 29 03 ID sdrwg2a2 龍鳳ちゃんの人か!乙です 読みながら大鯨ちゃんへの思いが募るばかり…イベントでドロップするといいんだけど… 482 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 00 56 43 ID /20oN3kM あー大鯨ちゃんみたいな娘が嫁だったら明日も頑張れるのにな 483 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 02 22 29 ID kcbSn1yo 乙 良いなあ、大鯨ちゃん うちにももう一人来ても良いのよ? 484 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 06 03 16 ID QxjkkE2A (イベント前なのに2-5道中大破多過ぎたので今月は諦めます) (この掌編はイベント海域の先遣隊、及び検証に命をかける提督諸氏の提供でおおくりいたします) 「オゥッ! オゥッ!」 「なにー、島風またかけっこしたいの?」 執務室の椅子に逆さで腰掛けて、背もたれに首を乗せ暑そうに目を瞑りながら、長波はまわりをぐるぐると回る島風に辟易とした声を出した。椅子の前では唯一生き残っている古い扇風機が唸りを上げている。首は彼女に向けて固定されていた。 「オゥッ! オゥッ!」 「いやーやんないよ、暑いもん。提督にやってもらえば?」 呼ばれた彼が顔を上げると、島風はあっという間に駆け寄ってきて、今度は彼を誘い始めた。 「島風さんは、相変わらず元気ですね」 凝ッと見る。 頭から頬からだらだらと滝のように汗をかいていた。剥き出しの肩も臍のところも、肌という肌は汗でてらてらとしている。下着の類はもはや用を成しておらず、見れば汗にたっぷりと濡れた上着から、肉付きの薄い胸元の形さえはっきりとわかった。見ているだけで暑苦しいのに、なおも盛んに動き回るものだから、あちこちにその熱量をばらまく有様で、決して面倒見のよくないというわけでもない長波をして鬱陶しく思うほどだった。彼女の痩せて華奢な体躯の一体どこにそんな動力があるのだろうかと思わせた。 提督はそんな彼女にふと仏心を出して、せめてもと、その汗を拭ってやろうと思いたった。ついでとばかりに、もう一人にも、どうでしょうと訊ねた。 「……あたしはいいよ」 ぶっきらぼうな声で応じた。彼女の尻の下では、汗が蒸れて酷い有様だった。長波の、いわば滲む汁が、猛暑によって蒸れていた。 美少女の染みが椅子にできていた。 「オゥッ!?」 首のところによく水を絞った冷たい布巾を当てられて、島風はそのくすぐったさに思わず飛び上がった。反射的に汗が体中からいっぺんにふきだす。いっそう、執務室の中が汗臭くなった。 始めに顎の下のところを、輪郭をなぞるようにしてゆっくりと、丁寧に汗を拭い、次いでぷっくりと赤い頬を、形の良い目鼻とふいて、蒸れたうなじまでを終える。布巾が随分温くなってしまったため、一度水にさらして絞りなおした。 485 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 06 09 13 ID QxjkkE2A 「腕を上げて下さい」 「オゥッ……んっ……」 首元や腋のところはとくに冷やすと良いとされる。 冷たい布が腋に当たると、島風はびくりと体を震わせたが、目をぎゅっとつぶって、下を向いてこれを我慢した。提督は、手袋みたいなのを外させ、強張る肩や、肘の内側の汗が蒸れるところをざっと拭くと、反対の腕も上げさせて同じようにした。 あとは腹から下である。子供が両手で上着を脱ぐ時のように服を捲らせると、べとつく腹に布巾を重ねて彼女の熱量を感じ取るようにした。背中の方は、幾度か角度を変えて、首筋から尻の上までを満遍なく拭く。 指で押し込めばもちもちと強く弾む弾力ある少女の肢体だ。 緩やかな胸部は傾斜に富むとは言いがたく、左右のそれぞれが提督の片手の中におさまる程度ではあったが、彼の握る冷たさが胸の頂点を掠めるたびに、見た目相応の甘ったるい声音で鳴き、抗議するように小さく身動ぎをした。何度か首を振って、残る熱さの余韻を追い出そうとする。その鼻頭と、頬のところが、内側の熱によってぽってりと赤く染まっていた。 「んっ……ぁ」 「島風さん?」 「オゥッ!」 提督は最後にもう一度布巾を洗いなおして、体中をざっと拭いてやってから、どうでしょう、これでさっきよりは涼しくなりましたか、と訊いた。島風はこくんこくんと二度ばかり頷いてから、扇風機の前に直接ぺたりと腰を下ろした。おー、おーと益体もなく声を震わせ始める。 これで少しばかりは、仕事も捗るだろうと思われた。 一部始終を無言のまま見届けていた長波は、ちょっと顔をしかめて、提督を睨むようにして見つめていたが、やっぱり長波さんもどうですか、さっぱりしますよと言われると、面倒くさそうに長々ため息を吐いた。 「島風、よかったね」 「オゥッ」 ※ 僕のお股もしとどに濡れるえろ小説スレで毛ほどもえろくないのを書いたのは謝るにゃ 死んだ父親が子供の頃よくこうして拭いてくれたにゃ 紳士集まるこのスレでいけない事考えた提督なんていないと信じてるにゃ。いたらブルネイ収監か先遣隊行きにゃ 486 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 10 58 29 ID qIhF9DIM 480 久方ぶりのほのぼの系乙です! 485 完全にぜかまざらしじゃねぇかこれ…… 487 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 12 09 25 ID 3JnEEv82 イベ前なのに捕鯨再開したくなってしまった・・・乙でした ぜかまし小話も乙、この難関キャラの捉え方は個性が出るな 488 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 12 22 25 ID nlVxPLjs 486 そういえば今日はタマちゃんが出て来た日だったよな 487 島風と飛鷹って方向性は違えどどことなく似ている気がしなくもない 外見はいいけどキャラが掴みにくい所とか 489 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 12 57 29 ID TbBzi0RI 480 やってること介護だこれー!? とか思ってしまった 485 ぜかまざらしだろ! 飛鷹は結婚してもでれないし扱いがかわらない 490 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 13 33 18 ID GZaAPJx. 飛鷹は豪華客船になる夢が絶たれた事やろくに活躍できなかったのをいまだに根に持ってる ひょっとすると隼鷹の事も密かに羨んだり妬んだりしてるのかもしれない …ってのが俺提督のイメージ 491 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 15 33 38 ID TbBzi0RI 提督「俺の消化ポンプを飛鷹に入れて君の火を消し止めたい」(ゲス顔) 飛鷹「今、忙しいから夜空いてたらね、何?暇なの?」 飛鷹さんマジキャリアウーマン この戦争が終わったら、飛鷹と飛鳥Ⅱに乗ってサンフランシスコに行くんだ… もう飛鷹みたいな純粋な外洋向け大型貨客船ってないのよね 492 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 41 33 ID z.NGNCSI ふと思いついた妄想を投下 ※独自設定あり ※本番無し ※俺はエロ妄想しようとしたのに戦闘の方が長かった。な、何を言ってるのか(ry 鎮守府からほど近い海域。遮るものの何もない洋上の太陽は、穏やかな海面に真一文字の航跡を残す一隻の艦影を照らし出す。 影は遠洋マグロ漁船と同じかやや大きいぐらいだが、小さな艦橋に衛星通信アンテナや航海用レーダーに混ざって立ち並ぶ対空、対艦用の各種レーダーや射撃指揮装置、20mmCIWS、 そして何より艦尾ウェルドック上に翻る軍旗が、この船が軍艦であることを示している。 この軍旗の下、薄暗いウェルドック内に6人の艦娘が3人ずつ向かい合って座っている。 艤装をつけたままの彼女らは普段の賑やかさが嘘のように、誰一人口を開かない。 唐突なサイレンが、エンジン音だけが低く響くこの場所の沈黙を破った。 ≪方位260、距離4000、レーダー、ソナーに感あり。数6。反応より1乃至2の空母を認む。全艦出撃用意≫ 続いて聞こえてきた彼女らの司令官の声に、スピーカーに集まっていた12の瞳は2つずつそれぞれの艤装に散ってゆく。 艤装から顔を出した妖精たちとのやり取りは十人十色で、ただそれぞれの艦娘に準備完了の合図を送るだけのものや、 その一方で艦娘の指と円陣を組むものや互いの拳を打ち合わせるものがいるなど、どの艦娘の装備になったかによって性格も変わってくるらしい。 それらが終わり、それぞれの持ち場につくと、今度は艦娘が声を上げる。 「吹雪、準備よし!」 「電、準備よしなのです!」 「若葉、準備よし!」 「龍田、準備いいわよ」 「五十鈴、準備よし!」 「鳥海、準備よしです」 全員の準備が整ったところで、旗艦が据え付けられているマイクを手に取る。 「ドックより艦橋。全艦出撃準備完了です!」 「艦橋了解。ドック開放。全艦出撃!」 その返事と共にガァンと音が響き、薄暗いウェルドック後方の壁が空と海とに変わり、先程までの壁が海面へのスロープとなる。 493 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 46 13 ID z.NGNCSI ≪出撃と同時に単縦陣展開。対空警戒を厳とせよ!……健闘を祈る。生きて帰れ≫ 全員の耳に緊張した声が届くと、鳥海を先頭にした単縦陣が伝えられた方位に向かって一直線に向かっていく。 ≪敵影捕捉。空母1、軽空母1、重巡1、軽巡1、駆逐2≫ 「対空警戒!対空警戒!」 無線の直後、鳥海の妖精が遠くに蚊柱のような影を認めて後続に伝える。 やがて蚊柱は黒い雨雲となり、低いエンジン音の雨が彼女らの頭に降り注ぐ。 回避行動をとる彼女達の航跡が無数の輪を描き、花火のように機銃や高角砲が煌めく。 雨を掻い潜り、または追い散らし、またはそれを浴びながら、無数の輪は少しずつ雨雲の向こうへと近づいていく。 「左舷砲雷撃戦、用意!」 「あはははっ。砲雷撃戦始めるね」 雨が止んだ途端、それまでのうっ憤を晴らすようにそれぞれの主砲が敵艦隊に襲いかかる。 鳥海と龍田の砲弾がヌ級を包み込み、若葉の砲弾がニ級に突き刺さる。 負けじと敵艦隊も応戦するも、1隻、また1隻と動きを止めてゆく。 日が傾き、西の空がオレンジから紫に変わり始めるころ、ついに1発の砲弾がヲ級を捉えた。 それを皮切りにいくつかの方向から次々と命中弾が送り込まれ、ヲ級の姿が爆炎と水柱の向こうへと消える。 その水柱に吸い寄せられるように幾条もの白線が伸びていき、また大きな水柱が上がる。 唐突に轟音が響いた。 同時に一際大きな水柱が上がり、それを囲むように小さな水柱が無数に誕生と消滅を繰り返す。 ≪反応消滅を確認。敵空母撃沈に成功した!繰り返す、敵空母を落とした!≫ 無線の声に艦娘達の歓声が上がる。 最早大勢は決した。 敵艦隊は正規空母、軽空母、駆逐艦2隻を失い、重巡と軽巡は浮いているのがやっとの有様だ。 対する艦娘側は鳥海が小破、電が中破した以外は大きな被害は出ていない。 圧勝である。 まだ創設から日が浅く、空母や戦艦がいないこの艦隊にとってはまさに大金星と言ってよかった。 494 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 51 54 ID z.NGNCSI 「素晴らしい戦果だ!皆よくやってくれた!!」 ウェルドックが開くのを待つのももどかしいと言った様子で、若い提督は彼女らに駆け寄った。 「やりました!司令官!!」 晴れやかで充実した笑顔を浮かべ、吹雪が駆け寄る。 近づいた彼女達からすさまじい熱気を提督は感じた。 考えてみれば当然の話で、先程まで砲身が焼け付くまで壮絶な撃ち合いをしていたのだ。 彼女達は皆、赤熱した砲身を空に向け、そこから放たれる陽炎に包まれて滝のような汗をかいている。 吹雪はウェルドック端に置かれていた人数分の高速修復剤ではない、ただのバケツを掴むと外で待つ仲間にバケツリレーで渡していく。 「何やって―」 提督の質問は途切れた。 吹雪が、鳥海が、龍田が、電が、若葉が、五十鈴が、足元の海水を掬って頭からかぶった。 ジュウウという音と共に湯気に包まれた彼女達は、生き返ったというような顔をしているが、驚いたのは若い提督である。 「なっ!?」 艤装と自分自身を冷やすのに効率のいい方法と言うのは分かる。 だが、服を着たままそれをすればどうなるか、提督の眼は、目の前でふるふると犬のように水を払っている吹雪に向いている。 戦闘で水をかぶった所で艤装によってある程度は遮られてはいるが、この様に全身にかかるように被るとなれば話は別だ。 濡れた服は体に貼りつき、成長段階と思われる小ぶりな胸に似合う白いスポーツブラがくっきりと透けている。 「何ですか?」 男の目が自分の裸体に向いていると分からないのか、吹雪は提督の方を見て小首を傾げる。 「いっ、いや、何でもない!」 まさか、言える訳がない。 帰投する船の中、提督は一人悶々としていた。 あの後、ウェルドックに全員が戻ると、そこはとんでもない空間になっていた。 薄暗い密室に、濡れた髪に肌に貼りついた服と言う何とも男を乱れさせる美少女6人。 それも汗に混ざってむせ返るような色香を放っている。 この空間にいておかしくならぬ男はいない。 慌てて艦橋に避難してきた訳だが、ウェルドックとの間には数段の階段と扉一枚しかない。 495 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 54 54 ID /YbVTEO. 「うふふ。提督~どうして逃げるんですか~?」 「龍田!?…いや、別に逃げてるわけでは……」 窓に反射した龍田の眼は、面白い玩具を見つけた時のそれだ。 「あら。それなら私をまっすぐ見て~」 提督はちらりと横眼で龍田を見ると、すぐに目を逸らした。 濡れた龍田はその紫の髪が顔に少し貼りつき、濡れた服はその堂々たる胸をしっかりと見せている。 何より本人がそれを理解した上で、胸元を見せつつ上目づかいで覗き込んでいるのだから余計に質が悪い。 「どうして目を逸らすのかしら?」 「良いからむこうに戻っていろ」 「そうねぇ、疲れたしそうしようかしら。でもごめんなさいね提督」 龍田はそう言いながら提督の後ろに回り込み、その顔を提督の横に並べる。 抱きしめるようにその腕が提督の首へと回されている。 「今日みたいな長い戦いの後はああでもしないと暑くて仕方ないのよ。うふふ。それとも暑そうにハァハァしてる私や吹雪ちゃんが見たかったかしら~」 そんな事を甘い声で、かつ耳元で囁かれたら、いかに想像力の乏しい男でも妄想を掻き立ててしまうものだ。 流れる汗、それを拭う白い腕、貼りついた髪の毛と紅潮した頬。 健康的な色香を振りまいて、しかしそれを自覚せずに、荒い息遣いの吹雪がまっすぐに提督の眼を見つめながら小首を傾げる。 「はぁ、はぁ……。なんですか司令官?」 「……ッ!!」 「あらあら~どこを大きくしているのかしら~」 首に回っていた手がゆっくりと滑り落ちていく。 「良いから戻れっ!!命令だ!」 何かを振り払うように立ち上がった提督は龍田を振り返らずにそう言って話を終わらせる。 「は~い。では失礼しますね」 後ろで扉が閉まる音が聞こえる。 こうして、この新人提督は提督の洗礼を受けたのだった。 終 496 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 21 58 13 ID z.NGNCSI 以上スレ汚し失礼しました 中破状態のロリ駆逐を秘書にしてつんつんする憲兵常連の提督にも純情な頃があったはず。 497 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 22 06 38 ID 69I5TekE 龍田!! このスレ的にはわりと珍しい……乙GJ あの服で濡れたらさぞフェティッシュだろうな…… 498 :名無しの紳士提督:2014/08/07(木) 22 20 56 ID kcbSn1yo おっつー 中破絵見る限り、龍田さんはノーブラだから凄いことになりそうだなw 499 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 10 28 24 ID 9NJiqGWU セーラー服は結構厚手に出来てるから、濡れた程度じゃ張り付いたりしないぞ。 駆逐艦組はホロ3人組を除き濡れ透けは期待できない まあ確かに龍田さんはさぞすごいことになりそうだが…w 500 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 11 09 45 ID 8pDUs/Dw 濡れた程度じゃ張り付かないセーラーを張り付かすことが出来る このスレには無限の可能性があるぞ! 501 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 19 47 29 ID nVFIh7vA 496 乙、素晴らしい妄想力 揚陸艦から出撃させる方式もカッコイイ…アニメで観たい絵だ 502 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 20 04 25 ID lEpYO9sU なお雪風のセーラー服は 503 :名無しの紳士提督:2014/08/08(金) 21 35 06 ID lEpYO9sU 今夜も執務室から聞こえるクソ提督!の連呼・・・ 曙の絶頂時の喘ぎは独特過ぎると鎮守府でも評判 メンテまだ? 504 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 17 05 34 ID bdZ3j9hk 大破進撃は ダメ絶対 505 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 18 37 05 ID WnlGF56c 504 誰を沈めてしまったか言って御覧 506 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 18 55 17 ID bdZ3j9hk 505祥鳳さん 二軍とはいえ一番付き合いが長い軽空母だったのに 欲張っちゃダメほんとに 507 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 19 15 50 ID gcxAGn1E 黒髪ロング、ジト目、スタイルと三拍子揃った磯風ちゃんがとってもエロくていいと思います。 本実装はいつでしょうか。 508 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 04 32 ID N3cEo.H2 506 それは哀しいな御愁傷様 MI作戦マップは彼女もドロップするし、お早い再会を祈ってる あとベッドの下には気をつけろ 509 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 14 04 ID bdZ3j9hk 508 ありがとう とりあえず今日の朝瑞鳳が来てくれたから姉の代わりに育ててみるよ…… というか今祥鳳がまた来たとしても育てられる気がしない 510 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 24 51 ID ThCAJG.o すっかりベッドの下キャラが定着しつつあるな祥鳳さんww 511 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 20 32 21 ID 3Kpw2ad6 あれはエロこわかった 512 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 21 16 54 ID Ypr21Qz. ベッドの下に斧を持った男が居たのを発見した友達が部屋の主をコンビニに行こうと誘って連れ出そうとしたら 主がベッド下の男に「何か買ってくる?」と聞いた 的なジョークコピペを何故か思い出してしまってすまんかった 513 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 21 35 53 ID kDWTGAR. 512 ワロタ E1が苦行だったがE2が比較的楽でいいとこまでいってる イベントがあると楽しいけど筆は進まないな… 磯風ちゃんをお迎えしてから書けばいいね 514 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 22 06 32 ID CeY4Mre6 斧男さん、そういうプレイかなんかかよw 祥鳳さんもそういうプレイだった可能性が微レ存……? 515 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 36 20 ID vkHSxAuw 祥鳳「すみません、私もベッドの下に入りたいのですが」 斧男「申し訳ありませんが、早い者勝ちです」 祥鳳「ではもう少し奥に詰めて下さい」 斧男「それならば構いません」 祥鳳「かたじけない」 516 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 43 28 ID RkOkzq9. 出撃の前夜 僕と君は、秘密の縁側で並んで夏の月を見上げていた 密かに習慣になっていた、ドック施設最頂部張り出しでの夜の潮風を感じながらの月見酒 人の気配のないそこでぼんやりと一人の時間を過ごすのが、いつか僕の似合わぬ習慣となっていた 増えた正規空母達に押されてかやや控えめになっていた君は、その日はそこへ何故自分などを誘ってくれたのかと訊いた 君は僕にとって初めての空母だったから いまではすっかり賑やかになった空母寮だけれど 艦載機の扱い方、ボーキサイトの使い方 全部、教えてくれたのは君だったから 明日から空母の皆に頑張ってもらう作戦の前に、ただ君と一緒に居たかった、と 君は僕にとって特別で、僕は君の全てが好きだから、と本心を伝えた 君は目を潤ませるほどに喜んでくれて、僕と君とは自然に唇を合わせていた 抱き締め合った肌の温かさと、豊かな黒髪の香り 晒しに指を差し込み、薄茶色の胸の蕾に触れた時に跳ねるように上げられた甘い声 首筋から肩に掛けての、眩いばかりの白さ そして負けじと僕の背中を、髪を愛しげに撫でてくれる細い指先 互いの裸の欲望をただ夢中でぶつけ合って、それが互いの幸福であることが何よりも幸福で 夏の夜の月灯りに、濡れた小柄な裸体を無防備に照らされながら 酔い痴れたように揺れる君の身体に、僕は熱情を何度も何度も解き放った やがてお互い震える腰が立たなくなってしまって、並んで寝転んで夜空を見上げてた 離れてる時間が惜しいと言わんばかりに、繋いだままの指先に互いを感じながら その時遠くの岸から上がった花火が、夜空に大輪を咲かせた。 たまたま何処かの夏祭りが行われていたのだろう、偶然の絶景に 僕たちは手を繋いだまま眼を輝かせて、ずっとそれに見入っていた 次の作戦は軽空母の見せ場 私なんかを改までも育ててくれた提督のために 格好良いところ見せたいと思ってます、なんて言ってくれた君に ただ帰ってきてくれればそれで良いんだよ、と 決意に水を差すようで、僕はその言葉を飲み込んでしまった 翌日の夜には、それを激しく後悔するとも知らずに 僕の艦隊で初の轟沈は、彼女となった。 517 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 44 06 ID RkOkzq9. 軽空母、祥鳳です。是非提督の機動部隊に加えてくださいね。 君と全く同じ姿形のその艦娘の挨拶は、僕の心に残った僅かな希望も打ち砕いた それからおよそ一ト月。僕と彼女とは初対面である、自分にそう言い聞かせることにもようやく慣れてきた頃 その日も僕はドック施設の張り出しで一人、板場の上に胡座でただ月と海を見ながら盃を重ねていた もはや涙は出尽くしていた ただ鈍く、ぼんやりとした心のままこれから自分のしなければならないことを考えていた ――今晩は。 背後から聞こえたそれは、紛れもない彼女の声だった 彼女ではない彼女。我が艦隊の『新参』軽空母、祥鳳の声 こんな所に何の用、僕は一人で居たいので邪魔しないでくれ、僕はそう冷たく言い放った しかし振り向きもしなかった僕の隣にその祥鳳はそっと座ると、夜空を見上げてこう言った ――今日は花火は、観られないのでしょうか。 現か、幻か。僕は心を鷲掴みにされたまま、文字通り自分の耳を疑った それは一瞬の奇跡、掴みかかれば霞のように消えてしまうのではないか、期待と虞れが身を引き裂くかのような巨大な葛藤 震える手を意識しながら、僕が月に照らされた彼女の端正な顔を見つめた、その時 ただいま戻りました、提督、と 極上の笑顔で応えてくれたその言葉も終わらないうちに、僕は君を抱き締めて泣いていた 出尽くしたはずの涙が止め処なく溢れた 謝罪する僕を抱きしめたまま、君はただ僕の髪を優しく撫でてくれていた あの日とまったく同じように 優しい月だけが、僕と君とを見下ろしていた。 518 :名無しの紳士提督:2014/08/09(土) 23 50 20 ID RkOkzq9. なんつって 気休めにでもなれば幸い、傷口に塩塗り込んだような気もしないでもないですがw 519 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 00 27 27 ID zSn2z0Jk 518の優しさに全俺が泣いた …ベッドの下キャラが薄まるといいね(白目) 520 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 00 47 51 ID YAd9D3AE 貴様ブルネイのま… …いや、その優しいお前のままでいて 521 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 00 52 18 ID FGyTF/YY ゲージの為に切り捨てる提督もいるだろうしな 522 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 01 58 22 ID F3oOu8Kg 518 泣いた お話の内容に泣いたし、2レス目途中までを読み終わった段階で「あっこれ他の艦娘に慰められてしっぽりやっちゃって、しかし前世の記憶を獲得した祥鳳がベッドの下にいるパターンだ」と予想した自分のクズさに泣いた 523 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 02 10 55 ID QAY8I3nU 521 それでお礼参りに来る奴も確かあったよな 524 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 07 10 46 ID 2KIJ9qZc 518 ありがとう ……ありがとう 525 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 08 12 23 ID n10o99UA 522 どんだけベッド下にこだわるんだよw 轟沈はなぁ 自分のミスでしか轟沈が起こらないっていうこのゲームの仕様は優しいけど同時に残酷だと思う 後悔と自責がハンパない 526 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 09 37 54 ID QAY8I3nU 駆逐艦、朝潮です! 普段はベッドの下で武器を持って就寝しております、常時臨戦態勢です 祥鳳さんと同じですね!しかも司令官のベッドの下なら警備も兼ねることができます、流石です。 もし病んだ艦娘に迫られたら、共に死ねば口惜しさは消えるのか?と言ってみよう。 527 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 21 07 04 ID Ce0y.uHk 別にヤンデレは口惜しいから一緒に死のうとするんじゃなくて、 死んで永遠に一緒にとかそういう常人には理解できない理屈で理解できない行動に走るから、 病んデレって言われるんだと思う 528 :名無しの紳士提督:2014/08/10(日) 21 17 45 ID Eoa9N9.Q 軽空母は愉快な個性派が多いな ヒャッハーさんとかと王様ゲームしたい 529 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 00 04 28 ID 05Jvlmwo ル級「ナンデ……ナンデ アンナ子を戦場ニ出スノヨ! 北方棲鬼ハ マダ子供ダワ!」 ヲ級「姫タチノ 決メタコトヨ……私タチハ 敵ヲ倒スダケ」 ル級「ッ……何隻モノ姫ガ沈ンデイッタ。ネエ、コノ戦イ 私タチは勝テルノ? 北方棲鬼ミタイナ子供マデ戦ワセテ……ソコマデシテ 勝ツ意味ガアルノ?」 ヲ級「モウ後戻リ ナンテ出来ナイノヨ。私タチモ、キット アノ子タチモ」 E2をやってて北方棲鬼みたいな子供が出てくるとはもしかして深海棲艦側も相当末期戦に陥ってるんじゃないかと 530 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 00 14 51 ID .tYil.gc 巨大なゼロ艦娘とかが出てきそうな感じだな 531 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 00 29 48 ID 6DgW3XFQ あのロリは本当になんのつもりで出したのか制作サイドを問い詰めたいな 万雷の拍手とともに 532 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 01 47 25 ID 68xKIXU6 北方棲姫ちゃんと仲良くなって、お姉さんを紹介してほしいw 533 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 03 50 27 ID NuwkvY7. 単に弱くて攻略しやすいほっぽーちゃんを置くことで敵を釣り、本命の本土侵攻を通しやすくしただけやろ(ハナホジー) 534 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 04 57 00 ID kXVMdt2. 明らかに奴らは提督の下半身を狙いにきている 535 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 05 28 31 ID SoL8fqMY 深海棲艦は提督の股間パンチを狙っていると言うのか・・・! 536 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 05 57 09 ID Ak6Y1Hok 息子です、なんありとお使いください よく見ろ、地獄に行ってもこぉんな可愛い息子は見られんぞぉ 537 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 12 53 34 ID Hes.ssN6 指揮官にロリ配置して一般兵の士気超上げてるんだろ 538 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 16 21 59 ID UL56f3iw 港湾棲姫の子というだけで理由は十分だ! 539 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 17 48 39 ID .tYil.gc 俺との子か…… 540 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 18 03 52 ID KNxUyRcU 間違いなく卵生だろうという印象が拭えないが メスばかりだと何かが不足するよなつまり 541 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 20 21 45 ID 68xKIXU6 人類から婿取りして、「フツツカ、モノデスガ……」って三つ指突いてお迎えしてくれる港湾棲姫ちゃんとな 542 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 21 29 08 ID kXVMdt2. あのロリ鹵獲してるから、ミッドウェー捨てて(結果的に陽動)鎮守府に殴りこみかけてきてるんじゃなかろうか 543 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 21 44 26 ID hRdyWbZE これマジ? http //i.imgur.com/p5m1BEr.png 544 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 21 51 23 ID CX6JOgJM 543 なにこれ 545 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 22 03 24 ID .tYil.gc ……藤島?だとしたら見る影もないな 546 :名無しの紳士提督:2014/08/11(月) 22 36 24 ID kXVMdt2. 543制服兵器兵站局とかからのサルベージじゃねぇの?(適当) 無能、怯懦、虚偽、杜撰 どれ一つとっても戦場では命取りとなる それらをまとめて無謀でくくる 仕組まれた作戦、仕組まれた地獄 行きも怖いが帰りも怖い 脆弱な地盤 狭隘な地形、充満する爆薬 まさに破裂必至の大動脈瘤 次回、ミッドウェー海戦 怒涛のドミノ倒しが始まる 547 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 00 35 49 ID Xf4tbcJY くっ、北方棲姫に心奪われた提督ばかりだ 北方棲姫は私に任せてみんな先に行くんだ! 548 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 00 40 05 ID qghzd8po 547だけ置いて行けるか! ほーら北方ちゃん、アメチャンあげるからお兄さんと良いことしようか 549 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 00 46 03 ID 0LCEzcG. 北方棲姫とベッドウェー海戦と行こうか ベッドシター?彼女なら珊瑚海に出張だ 550 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 01 09 48 ID paeqXmk. 珊瑚?……嫌いです! 551 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 02 31 44 ID j//Gqc0s みんな北方棲姫にしか興味がないようなので、中間棲姫はもらっていきますね 552 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 04 17 14 ID 1fDt5.A6 じゃあ俺は空母棲鬼に震電改と流星改、彗星(江草隊)あげてくるわ 553 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 04 19 30 ID PZzhlAUc 空母棲鬼「モットツヨイノ・・・モウモッテルカラ・・・」 554 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 07 44 29 ID paeqXmk. 552 お前……沈めたのか? 555 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 09 07 12 ID qghzd8po 友永隊はしれっと残すのなwww 556 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 09 42 59 ID cGnQe8yg 震電改と流星改、彗星(江草隊)を沈めた傷心の提督を慰める友永隊 557 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 10 15 47 ID 0OpP1RlY 墜落したしたはずの彼であったが 何故か深海棲艦を従える深海王に 558 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 13 23 05 ID joRsNd5Q や、深海王の役は既に埋まってまして… 559 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 13 55 51 ID 0LCEzcG. 557 ??「なんだおめーコノヤロウバカヤロウ」ゲシゲシ 口搾艦、性器空母、口腔戦艦、拘束戦艦、従順妖艦… 560 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 14 08 02 ID JF5Z7N/Y 北方棲姫ちゃんにエロいことしようと思ったけど良心の呵責に負けて短め 暴力描写っぽいのがあるので苦手な場合は注意をお願いします 「ったく、こんなガキにあいつらが苦戦してたとはねえ」 男の胡乱気な声が湿った室内に響く。鎮守府の地下に据え付けられた一室、リノリウムの床にうずくまる童女 を見下ろしながら、男は蔑むかのように紫煙を口元から吐き出した。 式服姿の艦娘数人を背後に付き従える男は、この鎮守府の提督であった。人の上に立ち、人を足蹴にする ことに慣れた冷たい瞳が、床の上の童女を遠慮無しに射抜く。成人した男であっても萎縮させずにはおれな い視線に晒され、童女もまた床に腰をついたまま怯えたように後ずさった。 「クルナ……クルナぁ!」 喉奥から甲高い叫びをあげる童女は、どう見ても人間はなく、また艦娘とも思えなかった。 まるで白磁で作られたかのような真白い肌に灯る赤い双眸。人間の基準を当てはめていいのかは分からな いが、人間の童女であればおそらく二桁にさえ年齢は届かないだろう。何も身に付けていない一糸まとわぬ 格好ではあるが、その胸には当然女を思わせる起伏は存在しない。決して男の情欲の対象になることはない 、そんな身体だ。 しかし提督である男は、背後の艦娘達に何かしら目線で合図する。提督の下知を受けた女達は一切躊躇う ことなく、童女へと歩み寄る。 「ナ、ナニ? イヤッ、ハナシテェ!!」 一人の艦娘が童女の両手を。もう一人の艦娘が童女の両足を後ろから抱えるかのようにして拘束する。赤 子がオシメを変えられる時のような格好を強要され、筋が一本走るだけの童女の秘部がありありと外気に晒 された。 何故自分がこんなことをされるのか、童女―――北方棲姫と呼ばれる人類の敵は分からなかった。 (タスケテ、オネエチャン……タスケテ!!) 瞳に涙を浮かべながら童女は姉へと助けを求めるが、生憎その想いに姉が応えることはない。代わり男が 一歩、厄介げに童女へと足を進めただけだった。 「ったく、海軍のお偉方にも困ったもんだ。姫に閨の相手をさせたいだなんてな。しかもその準備は俺がしな きゃいけないときてる」 男の視線はまるで物を見るかのようだった。興奮も落胆もない、ただひたすらに冷たい瞳。 自分はこれから何をされるのか、童女は不安と恐怖から逃れようと必死で身体を揺するが、彼女を拘束す る女たちの力からは逃れることが出来なかった。 「ま、そう不安がるな。すぐにエロいことしか考えられないようにしてやるよ」 厄介そうに言った男が、吸い差しの煙草を口元から引き抜く。随分と短くはなっているがまだ火種の残る煙 草を、男は躊躇なく……童女の秘所へと押し当てた。 内蔵を焼かれる激痛に響く絶叫はしかし、防音処理の施されたこの部屋から外へと漏れることはない。童女 を拘束する艦娘達は、痛みに泣き叫ぶ様子にも眉一つ動かすことはなかった。 「イヤァァァ!! タスケテェェ!! イヤダァァァ!!」 獣のように泣き叫ぶ童女に助けがもたらされることはない。なにせ彼女を救出するべく派遣された深海棲艦 の艦隊は、先程撃破されたばかりだからだ。 そうして北方棲姫の地獄は幕を開けた。 光の届かぬ地下室で、陵辱は際限なく繰り返される。 561 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 15 12 51 ID WyBlkfFw 乙 「夜空の星が輝く陰で、悪の笑いがこだまする。 港々で泣く人の、涙背負って外道の始末」 「な、何者だ!」 「大艦巨砲ビッグセブン、お呼びとあらば即、参上!」 みたいな救いはないんですか! ←建前 (いいぞもっとやれ) ←本音 562 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 19 01 36 ID nsYzI4OY 560 乙 鬼畜すぎワロタww自分ついてるけど読んでていでえええってなった 564 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 19 32 34 ID 9bZLU6Dw 男に置き換えるんだとしたらケツ穴か? 実際痛みの感じ方ってのはどんなもんなんだろうな ともあれ 560氏 久々の鬼畜系乙です 568 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 21 02 24 ID WF0AoOfY 561 あっさり捕まって責められるところまで想像した 569 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 21 24 54 ID WyBlkfFw 568 何故、長門はすぐ対魔忍ルートに乗ってしまうのか…… 570 :名無しの紳士提督:2014/08/12(火) 21 37 56 ID 0LCEzcG. 561 (無言で引く)グイ https //twitter.com/kireina_mochi/status/498381989460709376/photo/1 駆けつける憲兵 響き渡る爆音 571 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 00 51 42 ID MXDn5pos 570 最近、これを弄って遊んでる小学生を見なくなった気がする 鎮守府では、駆逐艦娘に配ったりしてるんだろうか 572 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 09 11 00 ID oKzKoYa2 自信満々で防犯ブザーを見せつける駆逐艦娘が防犯ブザーを落としちゃったとこに飛びかかって防犯ブザーを遠くに放り投げてさっきまでとは打って変わって泣きそうな顔になってる駆逐艦娘を 574 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 12 39 49 ID M2XQnEM6 投げたら鳴ったまんまだから意味ないし。 踏み潰すのが正しい、イイネ? 575 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 13 43 31 ID 6/7FNSxw 574 て、提督のを踏み潰す…? 576 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 16 03 46 ID M2XQnEM6 文月にふみふみ言われながら背中を踏まれてマッサージされたい 577 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 17 17 05 ID MXDn5pos 「あらぁ~、提督ってば、駆逐艦のあんよに踏まれておちんちん硬くしちゃうのね~」 こうか 578 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 17 58 46 ID 8INiwX4k 別にエロくなくていいんだ こう、癒やされたいんだよ 579 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 18 06 58 ID AZ2/pAUA 574 状態による。 手榴弾でいう安全ピンのところを抜いてなければ投げてもならない。 押しボタン式はどの道ある程度経つと自動で止まる。 ちなみに、 『防犯ブザーを奪われて止められるかもしれないから、防犯ブザーとピンの部分を別に投げるのが正しい』 遠投可能なら防犯ブザーのみ投げても良いらしいけど。 580 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 18 18 34 ID oKzKoYa2 防犯ブザーについて詳しい奴が多いな 581 :名無しの紳士提督:2014/08/13(水) 19 04 48 ID AZ2/pAUA 580 つか、ケータイ(スマホ)に防犯ブザー機能あって、使うと指定回線にGPS通知するのもあるから、むしろ古い知識なんだけどね 582 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 00 17 38 ID V89d8tn2 581 そんなんあるの!?時代もすごくなったもんだなぁ… 583 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 02 38 03 ID AsQpC.Vw 誰とは言わないが、夜戦とはいえ駆逐艦ごときにに一撃大破させられるくっそ情けない戦艦… イベは人間性出てきてイカンな。 このリビドーで扶桑姉様の口内陵辱ものでも書くは 584 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 03 19 40 ID dDh63edY 583 後期型勢か あいつら絶対駆逐艦の皮かぶった重巡か何かだろ…回避も異様に高いし… 585 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 04 14 18 ID .BSkzLCw 後期型は戦後駆逐艦の奴らに違いねぇ、むしろおっさんが中に入ってそうな、フラグ軽空がヤバくてな 誰か例の比較画像を イベントではエロさより、烈風拳で中間にボディーブローの如くじわじわと確実にダメを与える聯合艦隊旗艦あきつ丸が笑え過ぎる。 さあ次はこの紫電改二の紫電掌で鹵獲して鬼哭街エロゲルートだ 586 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 05 14 19 ID dDh63edY 陽炎抜錨の3巻といい、ここに来てあきつ丸が謎のフィーチャーを受けてるw 587 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 09 37 23 ID V89d8tn2 E-4はあきつのお陰で割と楽だった それと開戦ボイスが可愛かった。「多分!」ww 588 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 15 14 39 ID OgImkxS2 あんなに強く言い切る「多分」は聞いたことがないw 589 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 20 05 00 ID GnmI2tkU 585 後期型は戦後駆逐艦の奴ら 後期型「そんなに……僕たちの力が見たいのか……」 こうですかわかりません 590 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 20 08 31 ID Ey9K7FeM 台詞的にアーレイバークか、無理ゲーすぎるだろ 591 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 21 04 39 ID rYO2XAzI アーレイ・バークは夕立にとって吉川艦長の仇になるんだよな (吉川艦長最期の艦となった大波が実装されたら夕立とどうなるかも気になる) ただアーレイ・バークは戦後の日本にとって大切な人物だったから もし夕立がソロモンの悪夢として名を馳せた後も生き延びて アーレイ・バークと戦っていたら戦後の歴史が変わっていたかも アーレイ・バークはアイリッシュ級宇宙戦艦の名前にも拝借されたけど 日本に親しかったからか一緒に出て来た他のアイリッシュ級とは違って酷い末路を辿ったりしなかったな (中破したやられ役という時点でちょっと微妙か。ちなみに地名から拝借されまセント・アイヴスは消息不明、 フランス大統領から拝借されたフランソワ・ミッテランは大破の後自沈という酷い末路) 592 :名無しの紳士提督:2014/08/14(木) 22 02 39 ID ADydOW5k 587 多聞? 593 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 00 09 52 ID Hg0RpeVE 592 飛龍「多聞丸?」 594 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 00 18 17 ID JWTtA/JM ああああE2クリアできない腹いせに大型建造したら大鳳きたあああああ 何か記念に書こうかな まだ3つしか投下されてないみたいだし 今日はベッドの下に気を付けなきゃ 595 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 00 37 46 ID V5HGmID. 589このレベルだといいな ラジャ・フマボン「私の名はあさひ型護衛艦はつひ、かつてキャノン級護衛駆逐艦アザートンと呼ばれていた艦だ」 591 シルエットフォーミュラシリーズで気になるのは周りがボロボロなのに毎度毎度生還する F90の雪風ぷりがな 596 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 03 46 26 ID ecCLtWdA 561 そこで戦艦棲姫とかが本土に殴り込みかけてくるのがE-6なんですよ 597 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 10 40 42 ID BwyTUCvI ベッドの下と枕の横に同時に存在することはできるのだろうか 598 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 12 09 56 ID TPMm9ryM 同時に存在はできるけど交代しないと性交できないな 599 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 13 40 41 ID V5HGmID. 596 王蟲みたいだな 本土決戦といいつつ奴らは上陸して占拠する気あるのかね、単なる殴り込み部隊じゃ 597 本作戦で華々しいデビューを遂げ 初めて提督のお手つきがかかるあきつ 翌朝いつも通り提督を起こしに来た秘書艦加賀が見たもの なおベッドの下には 600 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 13 52 59 ID TPMm9ryM 陸を海に作り替えればいいんじゃない? 601 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 17 44 38 ID V5HGmID. 600 最終決戦が南極になりそうだな、ベタだが 明日を救え~フブディオース そういやベルリン防衛戦直前に外交官としてギリギリまで現地にいた手記によると 奇妙な熱気か生存欲求か、手空きの奴らがあっちこっちでギシアンしてたらしい 決戦前夜に秘書艦の五月雨あたりにふと手を出してしまいそうだ 602 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 20 27 39 ID vHGw7dJA 南極… 南緯47度9分 西経126度43分 星辰位置… うっ頭が 603 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 20 48 23 ID BHsAj9Ls 羽根の生えた蛸のような深海棲艦のボスがでてきちゃいそう 604 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 20 50 45 ID TPMm9ryM “C”さん、オータムクラウド先生の本を買うのが待ちきれなかったのか… 605 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 21 18 30 ID Q47.ib0M 這い寄る提督 偉大なる提督 潜伏する提督 古き提督 碧の深淵提督他、深海大戦争 606 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 21 37 49 ID 45VeDe1w つまり祥鳳さんはクトゥルフの邪神であった可能性が微レ存? 607 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 21 47 47 ID V5HGmID. 605 邪神艦隊じゃないですかー!やだー ギリギリ夕張ならクトゥルフ神話は知ってるだろう(デモベで) あきつ丸は知ってるどころか体験している 608 :名無しの紳士提督:2014/08/15(金) 22 15 31 ID BwyTUCvI 606 祥鳳さん沈めた提督が呪い殺されそうだからやめろ 609 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 01 16 08 ID Fo1w1ags 沈めた子と同型艦が配備されたら記憶とか引き継がれるんだろうか 以前の記憶があるけど贖罪を含め育てなおしてもう一回口説き落とすとか 610 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 02 17 51 ID 4eUjIfzQ 609 時雨とかでその設定のss書いたらすげぇしっとりしたものができそう 「僕はまだ……提督のこと許せていないんだ」 「やめてよ! ……やめてって、言ってるだろ」 「嬉しくなんか、ない……んぁ」 「馬鹿っ……提督なんか、嫌いだ」 的なやつ 611 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 02 23 50 ID qUsIj64c 切ねえ・・・ 612 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 03 42 53 ID 71QViIOM 記憶と経験が引き継がれるなら別に轟沈させても全然痛くないなあ(ゲス顔) 613 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 04 30 59 ID H4yiLnz6 記憶と経験が引き継がれる ということは結局轟沈しても転生できるということ、と轟沈リスクを気にしない艦娘 それに対して人道的、および哲学的な見地からドライになりきれない提督 そんな鎮守府 614 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 06 39 11 ID /84ap8Sg 南極か…… 幸運艦の雪風なら遺跡にある開いちゃいけないモノ(ゲート)を開くことなく、 むしろ勝手に壊れてクトゥルフ的な親父が外に出ずに済み 青葉も包帯巻きになってオリキャラにならずに済むな 代わりに落ち行くアクシズを止められんけど 615 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 10 21 28 ID WfkWvNiY 610 その設定でSSはよ 616 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 14 13 24 ID W6PKGzVY 609他 提督「記憶(好感度)は引き継がれるが経験(レベル)は引き継がれない…… つまり、俺にベタ惚れな叢雲の初物を何回でも味わえるってことじゃないか! よし、叢雲、出撃だ!」 叢雲「あたしが聞いてるのがわかっててそういう愚考を口にする、その度胸だけは認めてあげるわ。」 提督は爆発した 叢雲「……そんなに、初体験のとき、気持ちよかったの?」 叢雲「あたしは痛かっただけだけど…辛くはなかったわよ。むしろすごく満たされた気持ちだったけど…今のほうが身も心も満たされるけど……」 叢雲「あんたがそんなに初めてのときが気持ちよかったのなら…一度くらいは元に戻ってあげても… って、いきなり押し倒すなぁっ、このバカぁ」 この後滅茶苦茶セックスした 617 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 14 47 54 ID 61pwJsYs 沈むときの恐怖や怒りなどの負の記憶は深海棲艦が引き継ぐ つまり… ベッドの下に潜り込む軽母ヌ級Fがいるわけだ、頭のあれをがばっととったらあらべっぴん 618 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 14 58 41 ID tp6DTw8w 深海棲艦時点で一回昇天させないと艦娘にならない設定なら……? 619 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 15 15 38 ID JZ.YYev2 明石が沈み悲嘆に暮れる提督 しかし何の説明もなく平常営業なアイテム屋 アイテム屋=明石ならばありえないはず では提督の目の前にいるアイテム屋は、明石は誰なのか 提督「お前は誰だ。明石は死んだはずだ。お前は誰なんだ!」 明石「オメガ11イジェークト」 なんかもうこれで説明がつく気がしてきた 620 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 15 53 59 ID VTlCFBXg 明石or大淀が轟沈したらアイテム屋と任務欄が無人になるシステムはある意味おもしろいっちゃおもしろいけどな…w 621 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 17 29 18 ID 61pwJsYs ジュンサーさんみたいに一杯血縁関係者がいるか 大本営から女神の支給があるのやもしれぬ もしくはモンスターファームのホリィのように養殖されている 別人説なら明石×アイテム屋×提督が出来るな 622 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 21 34 44 ID ZAqnusng ゲーム上の都合だろうけど一つの場面に複数存在できなくて 複数の現場に同時に存在する(遠征とか)謎 大淀は任務画面のは本人じゃなくてbotかもしれん。声も違うし 623 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 22 03 21 ID 5Q24M2dA ある程度の距離に接近させると、当人たちの意思に関係なく近代化改修(融合統一化)が勝手に始まりだす、 とか思っておくとちょっとだけ納得する。 ただし異論は認める。 624 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 22 25 25 ID tp6DTw8w まるゆドーピングがしづらくなりそうだな 625 :名無しの紳士提督:2014/08/16(土) 23 01 58 ID nh3YrnVo まったく今回のイベントもハードだぜ 磯風に会ったら乳の一つでも揉ませてもらわないと割に合わん 626 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 00 59 27 ID LhAauR/w 磯風に太巻きをくわえさせよう 627 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 04 02 50 ID KqCsVtUQ そのポークピッツしまえよ 628 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 04 28 23 ID W8n8QMQg しかし雲龍の服はなんだ 谷間にそのまま突っ込めと言わんばかりではないか 俺の12.7サンチ単装砲が火を吹くぜヒャッハー 629 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 04 47 49 ID bqHWO/7Q 僕のMk.22も火を噴きそうです 何気に谷間ホールって初? 630 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 09 10 47 ID W1WLlGEI 連装砲の場合どうなるのか 631 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 12 22 06 ID LnSRusI2 なんと奇遇な!って言われるよ 632 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 13 08 04 ID bqHWO/7Q それ、おっぱいみっつないか? 633 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 13 31 42 ID xgul5H6c 縦なら口と胸で二本いけるな 秘書艦は思春期というネタが降りてきた。 634 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 13 56 16 ID OjkD4icA 駆逐艦なら想像しやすいね、軽巡でギリギリ 思春期 重巡航巡空母戦艦鳳翔さんは既に男扱いは手馴れていて 新任司令官のに艦娘の取り扱いかたを実地で教えてくれそう 635 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 14 24 03 ID .khMvIfs 深海棲艦に恐ろしい拷問されたい 636 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 15 21 04 ID 9cfvmkWI 今年の薄い本はどうだったの? コミケ流したからわからん 637 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 15 39 46 ID 2n1mvP9E 635 膝の皿を割るように鉄杭を突き刺してそれにコード繋いで電気流すって拷問を映画かなんかで見たことがある 俺の知る限りではあれが一番恐ろしかったな 鉄杭の代わりに触手を使うかんじでどうっすか 638 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 44 21 ID v.JzRHrA 流れをぶった切って悪いのだけどイベントが思うようにすすまないので 山城のエロSSを書いてみたんだが需要ある? 639 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 44 29 ID 4/gUyXxg 634 変態不知火さんシリーズとか 635 26話「大脱走」 私たちは、艦娘を取り戻しましたけど、提督は、空母棲鬼という深海棲艦に捕まって、恐ろしい拷問を受けるのです。 命からがら本土に脱出した提督は、裸のまま艦隊指揮をとらなければならないのです。 次回、艦隊これくしょんV「帝都攻防」見てください。 監督である富野由悠季はあれを「恐ろしい拷問」とした理由を 「あれは、嫌いな女にセックスを強要されたようなもの。男性にとってこれ以上の拷問はないでしょう」 とコメントしたそうな あれだよね、女の情念渦巻くドロドロとした本土決戦迎撃になりそうですネ 640 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 47 06 ID sMYiOOA6 638 言うまでもないことだ 641 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 48 33 ID 4/gUyXxg 638 おk 642 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 55 22 ID v.JzRHrA 了解、処女作なのでいろいろ拙いところがあるけど大目に見てくれると助かる では投下します。 643 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 56 11 ID v.JzRHrA 『元提督、戦艦山城について語る』 聞き手:はじめまして、元提督とお伺いしましたが提督時代のエピソードを教えて下さい。 こちらこそよろしくお願いします。私が提督として鎮守府に着任した時は、まだまだ ヤリたい盛りでして、性欲を解消する為に駆逐艦を手篭めにしては飽きたら捨て、手 篭めにしては・・を繰り返し、堪りかねたのか水雷戦隊の旗艦からお礼参り(という 名の夜戦)を仕掛けられたりしました。そうして提督としての経験を積んで、作戦の 合間に「次は大型艦を狙おう」と思いました。 聞き手:なるほど、新任時代は大変ですね。(っていきなりこれかよ…先が思いやられるな) そこでどの艦種といたそうかと熟考しましたが、今思えばこの時が一番頭を使いま したね。(笑)大型艦と言っても色々あり、重巡洋艦は中々いい胸してますが夜戦 で足腰立たなくなるぐらい激しいとか、正規空母の格納庫は広くて具合が中々良 いとの評判ですが、ヤッたらヤッたで見返りに大量のボーキが必要で初心者には オススメしないなどの事を先任から伺いました。そうなると残りは戦艦ですが、 大和・武蔵は高嶺の花でとても手が出せるタマではない。金剛型は一隻とヤリ合 う分にはいいですが姉妹丼となると四隻まとめては結構大変で、伊勢型は航空戦 艦もとい口腔千姦だけあって口でスルのが素晴しく上手いけど、今一つ自分の好 みに合わず、長門型は姉の長門はともかく妹の陸奥は火遊びしようものなら爆沈 して命が幾つあっても足りやしないと。そこで残った扶桑型に目を付けました。 644 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 56 46 ID v.JzRHrA 聞き手:そこで山城が登場する訳ですね。(個艦紹介というか股間”的”紹介だよなこれ) そうです。扶桑・山城どちらでも良かったのですが。たまたま廊下を歩いていた 山城を壁ドンして「な、なんですか提督」と困惑させて、無言で抱きつき後ろに 回りこんで山城の上着を脱がせつつ、乳房を揉みくりました。「ひあっ…やめて ください、こ、声を上げますよ」と言ったので「いいぜ、みんなに見せ付けてや ろうぜ」と返しました。そうしたら山城の奴「そんな、そんな…」と焦ってしま った様ですが、こっちは失う物はありませんから(性的に)揉みほぐしたら、右 の乳首をこねくり回してみるとすぐ硬くピーンとなりまして、ははぁあまり弄ら れ慣れてない船体だなこれは開発が楽しそうだと。余り抵抗して来ないので、そ こで前に回って左の乳首を音を立てて吸いました。そして舌を絡めると右と同じ ようになったので、乳はひとまず置いといて今更ながら山城の唇を奪いました。 そして無理矢理舌をねじ込んで山城の舌と絡めましたが、「に…にゃいひゃま」 恐らく姉さまと言ってたんでしょうね。山城の口内の感触から口でスルのもいい なと思いました。そこで無理矢理跪かせたところに一物を押し付け、「姉さまと 不幸しか言えねぇこの口で俺の46cm砲を楽しませろや」と(笑)46cm砲なんて今 思うと若かったですね。(笑)「そんな汚いモノをしゃぶれなんて、嫌!」とかな んとか言うので「じゃあ姉さまにしてもらおうかな」と殺し文句を言ったら観念 したのかすんなりと咥えてくれました。「もっと舐めろ、歯ァ立てんなよと」で も舌の動きもいまいちだったので、ちょっと腰を振ってみたところ「ウェッ、ウ ェッ…」とえずくえずく。強めにジュボジュボやると少々気持ちよくなってきた のでとりあえず一斉射だと山城の口腔にビュル、ビュルルと射精しました。まぁ まぁの感触で、航空戦艦への改造も悪くないなと思いました。 645 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 57 16 ID v.JzRHrA 聞き手:山城には改造の余地は有ったと。(何かつっこむのもアホらしくなってきた) そうですね。そこで「うえっ…何これ不味いし気持ち悪い」という山城に、「ち ゃんとゴックンしろよ」と優しい声をかけた私は山城を一旦立たせて下を全部脱 がせ、秘所を開いてみました。思ったより黒ずんでない赤みがかったピンク色で とても艦暦の長い戦艦のものには思えません。「淫水焼けしてるかと思ったが中 々ウブなアソコじゃねえか、さっきの礼に少し楽しませてやるぜ」とばかりに濡 れている秘所をクンニしました「ひゃあああん!」と驚く山城の秘唇に吸い付き ぴちゃぴちゃと音を立てながら次に陰核を重点的に舐めて吸っていたら「あ…あ ん…ひゃん…ふぅん…姉さまにも見せたことがないところをそんなに…」ははぁ 、こいつは姉妹レズ未遂艦だな、面白そうだなと。そうこうしてるうちに「んん んん、くうっん!」と戦艦らしくない可愛い声を上げて山城はイきました。「は ぁ、はぁ、はぁ」イった余韻で息の上がっている山城の美尻を甘噛みしたところ 、「ううん…くっ…やあん…」と反応が良かったので、装甲帯範囲と同じで性感 帯も広いだろうと思って耳や脇腹や足の指など舐めたり甘噛みしたらどこも反応 が素晴しい。「お前は防御に問題があるって話だが、そこら中弱いじゃねぇか」 646 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 57 48 ID v.JzRHrA 聞き手:成程、そこで扶桑型の防御面の不備の話が持ち上がる訳ですね。(はぁ…) はい、そろそろ私の一物も再びそそり立って来ましたので、「下の口は欲しそう だぜ、俺の主砲を奥まで突っ込んでやるぞ!」とトロトロに濡れた山城の膣口に 自慢の一物をグッと奥まで挿入しました。膣口から破瓜の血が流れるのを見て「 こんなデカイ戦艦が未通女なんて笑えるなぁ」まぁ姉妹レズ未遂艦という事で薄 々気付いてましたが。「痛いっ!ううっ…姉さまにあげる処女を…こんな男に… ぐすっ、う、う、うわぁぁん」と泣き出しました。私は興奮してまだまだキツく 締め付ける膣に刺さった主砲をずんずん抽送しましたよ。「痛いよぅ痛いよぅ」 と泣きじゃくる超弩級戦艦を見て、更に興奮が高まった私は一旦抜いて後ろに回 り、再び山城の膣に挿入してピストン運動です。「え?何?うっ、ま、また入っ きた…い、いたい」「良かったな山城、初めてで正常位とバックが楽しめて」 そろそろ私もこみ上げてくるものが来ましたので「そろそろ出すぞ!山城の中に !」とビュ、ビュルビュルル…と先程より多めの射精を山城の膣内に放ちました 「ああっ…そんな…中に出すなんて…何で、何でこんな事するのよ…」私はとり あえず達成感を味わいましたね。遂に戦艦をヤったぞって。 聞き手:その後どうされたのですか。(もうやだこんな仕事辞めたい) 私は辞令が来て左遷されました。やはり不幸型戦艦だけあってサゲマンだったの かもしれませんね。そこで勤め上げたのち予備役編入で去りました。とりあえず 私の提督時代はこんな感じです。 聞き手:ところで先ほどから気になってるんですが、両脇にいるご婦人は? これは我が家で展示されている記念艦の山城と扶桑です。ちなみに両艦とも開発 済です。わざわざ海外から見学にいらっしゃる方もいます。あと私の同期の提督 で装甲空母にノった方がいますのでよろしければ取材されてはどうでしょうか。 聞き手:長い時間誠に有難うございました。(マジかまだこんな話続くのかよ…) 雑誌○編集長:今回の取材も充実してるな~単行本になるぞ 647 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 19 59 59 ID v.JzRHrA 終わりです。この場を借りられて有難うございました。 構想一日執筆二時間…ちなみに夏イベントE-3の旗艦は山城です。 648 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 20 58 25 ID v.JzRHrA すまない、凌辱・強姦モノの注意書きつけるの忘れてしまった。これからは気をつけます。 ちなみに今ビスマルクの存在を忘れていた事を思い出した。 649 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 21 51 53 ID t2Eqyut6 648 おつ!インタビュー形式って初めて読んだ気がする 最近山城がかわいいんだよなー メインでもっと読みたいや 650 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 22 09 18 ID L16LfS.I 648 乙 あれだな 逆AVインタビュー的な 651 :名無しの紳士提督:2014/08/17(日) 22 22 51 ID v.JzRHrA 649 戦記物によくある当事者への聞き取り形式でチャレンジしてみました 最終行は嘘戦記のなごry 山城結構凛々しくてかわいいですね。中大破時のセリフがグッときます。 スリガオの浜に流れ着いた山城と陸さんのラブストーリーとか(末期臭) 650 その発想はなかったわー 言われて読み返してみれば確かにそうだ。 652 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 02 26 14 ID uhbZtYQU 斜め上の発想すぎる・・・ 653 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 12 07 05 ID LV9.Saqk 発想は素晴らしいんだが、理解の方が追いつかない。 654 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 12 21 21 ID EU6n54pA 仕事忙しくてさっきようやく春雨ちゃんに出会えたんだがこの娘あざとかわいいね エロゲ的ベタベタ濡場が似合いそう 655 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 18 46 11 ID .dOfDAT6 ピンク髪は淫乱なんだよね、それ1番言われてるから 656 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 20 17 14 ID /Jkhx/j2 651 一時改行が物凄く下手だと思っちゃいましたが 書籍に載っている形式なら不自然ではないと考えて納得しました 本を読まずにコンピューターばかり使っていると書籍での改行の仕方を忘れちゃいますね 657 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 02 04 ID QDS27iAc 652 653 ○メカニック読みながら彗星カッコイイよ彗星とかぬかしてたら思いついたので… こんな形式を後追いする筆者は流石にそういないと思う 656 ご指摘ありがとうございます 二段構えの戦記集っぽくしようとしたら思いっきりずれました 次回があったらPCに合った改行に努力します 658 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 28 00 ID uhbZtYQU MI作戦から帰還して提督からおかえり って言われたとたんに崩れ落ちて うわあああああって泣き出して そのまま抱き締められて 「大活躍だったそうだな」 「お前のお陰だ赤城」 「一航戦の誇り、見せてもらったぞ」 「お前が勝ったのにこっちがやられたんじゃカッコ悪いからな、みんなで鎮守府を守りきったぞ」 とか色々言ってあやして風呂につれてって剥いてそのまま布団をしこ、なっして翌日昼まで種付けする 659 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 37 19 ID zRYq34iE うちの鎮守府は二軍の赤城さんがMIに参加して一軍の赤城さんはお留守番だわ… 660 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 21 45 00 ID GdqALF2. AL、MI作戦の気合入った赤城さんもいいよねえ 戦勝祝いは是非加賀さんと提督を交えての3Pでお願いします 661 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 22 58 41 ID CZE52Mn. 新艦の中では雲龍ちゃんがダントツに性的すぎてヤバイ おかしいな、俺ロリコンのはずなんだが 662 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 05 44 ID MViLrD82 先日カレー作ってる時に思いついたネタ 非エロ 飯テロかと思ったらそうでもなかった 新婚さん可愛いよ新婚さん 「できました。冷めないうちに召し上がってください」 ある提督のこの日の夕食はカレーだった。 提督の前におかれた食欲をそそる皿の向こうで、作者の加賀は料理のために外した指輪を再度指にはめなおしている。 「では、いただきます!」 提督は目の前の皿にスプーンを沈め、その上に皿の上を再現するような比率で米飯とカレーをすくう。 (夢のようだな。『愛する嫁の手料理』俺の人生には無縁と思っていた代物。幸せの象徴。 それが今目の前にある!それを堪能できる!……結婚って、良いな。カッコカリだけど) 提督はまさに夢心地であった。 愛妻の貴重なエプロン姿という眼福もあり、 この食事が仮に最後の晩餐となろうとも、何一つ悔いが無い程の幸福に包まれていた。 (ああそうか。あいつらの言っていたのは、幸せと言うのは、こういう事を言うのか) 他の提督たちが以前、艦娘の愛妻料理を嬉しそうに語っていたことを思い出していた。 羨ましくも思いながら、自分には一生縁のないことだと思っていたが、今それは実現され、目の前にある。 その幸せの象徴を口の中に収め、舌の上に置く。 瞬間、提督に衝撃走る。 表現しがたい独特で複雑な、非常に難解で他に例のない味。 端的に言うとまずい。 (まずっ!なんだこれ……焦げ臭いのと生臭いのが同居するってどういう事だ……!? このじゃりじゃりする食感は何だ!?これがカレーであるという事を忘れさせるほどの苦みは何だ!?) カレーを不味く作るのは一種の才能ともいわれるらしいが、だとしたら彼の愛妻は天才である。 663 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 08 56 ID MViLrD82 混乱する提督の頭にある仮説が浮かび上がる。 愛妻料理を喜んでいた連中は、皆赤城や伊勢といった実物が料理上手で知られた連中の夫だった。 そして、実物の加賀は飯が不味いことで有名だった。 もし、それらが艦娘にも反映されているとすれば― 「どうですか?提督」 「う、うん……」 加賀が提督の顔をまっすぐに覗き込む。 この時の「どうですか」は拷問吏が捕虜に対して口を割る気になったかの確認ではなく、 ごく普通に料理の味を聞いているのだが、提督の受けたダメージからすれば前者の意味に捉えたとしても不思議では無い。 (どうする?正直に言うべきか…?いや、でも……) 折角自分のために作ってくれたものに対して文句を言うのは気が引けるものだ。 それも、まっすぐな目で自分を見つめている愛する加賀のお手製カレーとなれば尚更だ。 だがこれを美味いというのは同じくらいに気が引ける。 「お、美味しいよ。……とても個性的な味付けだ」 結局、提督は嘘を選んだ。 それを嘘とは気付かずに、加賀は嬉しそうに微笑む。 感情表現が得意ではない加賀にとって、目に見えるほどの微笑みとは金剛なら飛び上がらんばかりの無上の歓喜という事。 「そうですか。良かった」 (かっ、かわいい!!微笑んだ加賀さんめっちゃ可愛い!!) 白い歯が少し見えるくらいはにかんだ加賀は、普段より穏やかで慈愛に満ちた眼をしている。 エプロン姿で頬をほんのりピンク色に染めてはにかむ姿は、初々しい新妻そのものだ。 (反則だろこれは。何、何なの?天使?天使なの?ボーキサイトの天使なの?こんな姿見せられたらいくらでも食えるよこのカレー的な何かでも!) 思わずスプーンを再度カレーに沈める。 「そんなに喜んでもらえたなら、嬉しいです」 今度はにっこりと、本当にうれしそうな笑顔を浮かべる加賀。 二人の間に幸せな時間が流れる。 664 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 11 28 ID MViLrD82 「まだまだ沢山ありますからどんどんたべてくださいね」 「!?」 「二人の」幸せは唐突に終わる。 小型の五右衛門風呂とでもいうべき巨大な鍋によって。 提督は思い出した。大食いで有名な赤城より加賀はよく食うということを。 加賀は特に多く作ったとは言っていなかった。加賀基準でいえば二人で食べるには常識的な量なのだろう。 これはつまり、今後このカレー的な何か=この量ということ。 「えっ……いや、あの……」 「あら、もう二〇〇〇ですね。少し赤城さんのところに行ってきます」 加賀はそう言って部屋を後にする。本当に、本当に珍しく上機嫌で鼻歌交じりに。 残されたのは提督と、カレー的な何かと、鍋。 提督地獄のカレークルージングは、まだ始まったばかりだ。 終 流れ無視&スレ汚し失礼しました クールキャラに欠点があると可愛いと思ったなどと意味不明の供述を(ry 665 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 19 42 ID QDS27iAc 662 お疲れ様です この新婚加賀さん可愛過ぎる。 提督は地獄でも受け入れるべき 666 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 46 05 ID uhbZtYQU 乙 加賀さんは焼き鳥に関しては絶品だずい 667-746よりあらしによるコピペ爆撃 +内容 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! たまにハナクソが詰まるらしいけど、思いっきり吸って食べるらしい。スッポン!ちなみにストローは絶対に洗わない方針だそうです。 「どんぶりおじさん」もいるようです。タン壺を熱いご飯にぶっかけてジュルジュル流しこむように食べるそうです。 ごはんの上にハナクソとか鼻毛が丸見え!汁はご飯の隙間を通って下に溜まるけど、全部飲み干すそうです。ゴクゴクソ 「ストローおじさん」って知ってる?昔、映画館とかに置いてあったタン壺(みんながカ~ッペ!とタンを吐く壺)に ストロー突っ込んで全部飲み干すらしいよ。ゴックンゴックン!ストローが透明だから飲んでるのが丸見え! 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メ./ | ノ ノ ノ ノ l ∩ .∩ i | N | | .U U | ゝ | 丶M|N| , , , , l ソヽ | \| l_ ._, イ| l 流石ですね! | | | |. =‐-t--r- イ/| l |N | |√ ̄ ̄◎ ̄]| i i /| | \  ̄▽ ̄/ ヽ i 区| |/  ̄⌒ソ⌒ヽ |
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295 名前:クズ ◆MUB36kYJUE[sage] 投稿日:2014/07/31(木) 23 09 30 ID 83ch0TLo [1/10] 前スレ 807から大鳳と祥鳳の修羅場ものを投下したものです。 続編を書いたので投下します。 例によってドロドロが苦手な方はスルーをお願いします。 三章 1 自然な目覚め。ぼやけた意識が輪郭を取り戻すと、ある焦燥がさあっと胸を撫ぜ下ろした。上体をばねの様に跳ね起こし、未だ視界 の霞むまま、提督は枕元に時計の時刻を見る。盤面上の短針は、ちょうど五を指した所であった。 それは習慣だった。大鳳が朝の走りこみに彼を誘うようになってから、彼は自身の寝顔の見られることを嫌い、五時の十分前に目覚 ましを鳴らしているのである。傷心の昨晩、ただただ逃避を求めた提督は、何にも意の向かうことなくベッドへと沈んだ。裏側のつま みを押し上げるだけのごく小さな手間さえ億劫でならなかった。時刻をセットしなければという観念はあったのだが、結局意識の落ち るまでにそれを果たすことはできなかったのである。 体躯が独りでに覚醒したのは、羞恥と恐怖による作用があったためだ。寝顔を見られる、意識の無い間に部屋に入られる。自身の秘匿、 意識的なものであれ無意識的なものであれ、そういったものが露呈してしまうという事に厭悪の念がある提督であった。こと大鳳が相 手となると、なにやらぞっとしないのである。 その朝、彼女は部屋へとやってこなかった。どちらにせよ、万斛の愁いに浸った今の精神状態ではランニングなぞできるわけもない。 朝食まで無聊な時間を過ごす事ができたのは幸いであって、彼は彼女と会ったときへの備えとしてあらかじめ言葉を選び取ることがで きた。 非は自身にあるから相手の出方に合わせねばならない。だがそれでも、深刻なことにはならなそうだと楽観できた。あのあてつけは、 向けられていた好意を知っていた上で行われた。舌を差し込んだとき、一瞬の恍惚と悦楽の吐息が唇に感じられたし、落涙は嫌悪によ るものでない事も分かっていた。祥鳳について無遠慮に踏み込んだあの発言がトリッガーだった事を、彼女とて自覚しているはずであ る。ならば反省やら悔悟やらが凝結して、寧ろ相手の方から様子を伺ってくるやもしれない。気遣わしく思う必要はないと結論付ける のに、大して時間は掛からなかった。 大鳳が執務室の戸を開けたのは九時丁度、通常の業務開始時刻である。奇妙な緊張感を纏いながら、彼女は提督の隣に黙って並んだ。 仔細な様子はなかった。積まれた書類を手前に引き寄せ電卓を弾きペンを持ち、彼がそうして仕事をおずおず始めてみると、大鳳も 黙して自身の職務に手をつけた。デスクワークの時間においては、普段の日も割りに静かではある。だが今日は何時ものように挨拶を 端緒としなかったために、異様な重苦しさが両者の息をきりきり詰まらせるのだった。 この展開は、提督が想定した中では最も面倒なものであった。いっそ赤ら顔に怒ってくれていたほうが、まだ宥めようもあったのだ。 恬然とした表情が作り物であることに疑いは無い。だとしてもこちらから不意に謝ってしまっては、寧ろ彼女の機嫌は修復不可能なレ ベルにまで損なわれてしまうだろう。生娘の心理の機微ほど明瞭でないものもなく、提督とてその夜陰の原野には迂闊に踏み込めない のだった。 昼を食べるときに必要最低限のコミュニケーションはあったものの、結局日の落ちるまで気散じな会話はなかった。もし業務外の雑談 をしようとすれば、その話題はどう繕ってみた所で昨晩の事となってしまう。口を開いたが最後、今日やらねばならない最低限の事さ え手に付かなくなるだろうことを、両者は察知していたのだった。 即ち、口火の切られたのは執務の終了後、部屋をでる直前になってからであった。 倦怠の体を労わるように、開いた窓から風が通る。部屋に篭る執務の熱が、攪拌されて冷まされた。互いが互いを散々忖度し尽くし た為に、寧ろ停滞してしまったこの状況において、解決の端緒となるは、やはり立ち去る権利の有された彼女の方であったのだった。 「提督」 見送る視線をうなじに感じ、ドアノブに掛かる指が強張っていた。大鳳は緊張によって震える声音にそう一言呼びかけると、小さな 双肩を縮こまらせた。 「なんだ?」 背中へ聞き返し、彼は椅子から立ち上がる。机の前に立ち、少しだけ体重を預けてみると、ぎしりと耳障りな音が鳴った。 厭に間が開いた。彼女の中では、既に言葉は定まっているはずであった。呼びかけてしまった時点で後に引く事もできないのに、躊 躇が喉を狭めているらしい。人差し指で机の淵を叩いてみると、彼女の体躯は、発せられた硬質の音にびくついた。 それが契機となったらしい。一つの長い深呼吸の後、彼女は大仰に振り返る。顰められた眉、睨みつけていると言ってもいいほどに 細められた眼。口は固く結ばれ、背負う覇気は重々しかった。 真剣な表情にしかし、提督は自身も真面目らしい顔を維持するのにかなりの労をとっていた。まさしく沈黙の半日を象徴する表情だ なと心の中で一人言つと、それもまた何やら面白く思われ、ひくつく頬を押さえ込み、目を逸らして何も考えないようにする。死地に 赴かんばかりの純真さは、立場が違えばコメディだった。 入念に熟成されすぎた言葉が、薄い唇を割った。 「昨晩のことは、忘れたほうがいい?」 癌を告知するような、厳かな風を漂わせた発言だった。しかしこれは朝の暇の間、まず真っ先に予想できたものでもあったのだ。こ の肩透かしな言葉を聞くや、腹底から猛然と駆け上がってきた嘆息を、彼はすんでの所で飲み込んだ。 どう返答するかも決めていた。間髪いれずに 「お前は忘れたいのか」 そう聞き返すと、彼女は吃驚したように目を見開き、遅れて頬を淡く染める。 「質問を質問で返さないで!」 「なんで」 「あの、困るわ。そんな事聞かれたって、私、答えられない」 両者の間が詰まる。一歩一歩、提督はゆったりと彼女に近づいてゆく。絨毯の踏まれる足音が耳に入るたび、脅えたように眼が涙を 湛えたようだった。とうとう耐え切れなくなると、大鳳は体ごと視線を背ける。ドアノブにもたれる様にして、背が小さく丸められた。 横顔に垂れる一房の髪が、掬い取られ、撫ぜられた。震える肩の強張り、筋立つ手の甲。眼は瞑られ、その拍子に一滴の雫が流れ落ち る。目尻から頬、そして頤へと煌く筋が顕れ、色白で滑らかな肌を彩った。 頬に手を這わせる。従順に正面へと向いた顔には、しかし脅えの色があった。 「駄目。提督、駄目です……あっ」 僅か押される腕。引き離そうとするその動きに、ほとんど力は込められていない。唇の重なり合うと同時、大鳳は自ずから目を閉ざ してしまったのだった。 啄びの最中、口の少し離れるたびに、小さな嬌声交じりの吐息が漏れ出す。嬲られる唇の甘い刺激が、胸を締め付けてならなかった。 彼女は縋るようにして、彼の胸元、縒れた白の上着を掴む。浮いた背の隙間に、すかさず腕が入り込み、両者の体躯はぴったりと密着 させられた。 彼の舌が口腔内へと進入する。口の離れた時にしか発せられなかった吐息が、開かれた隙間、唾液の跳ねる音と共に、常時聞こえる ようになる。羞恥と悦に腰の抜けそうになった彼女は、股の下に差し込まれた大腿に支えられて、何とか立ち続けることができていた。 快楽の蹂躙に蕩けた思考は、更にその先を求めだしたらしい。恐々と言った風ではあったが、大鳳は遂に自ずからも舌を差し出し始 める。ぬめる両者が口と口との間に触れ合うと、羞恥の熱が遅れて彼女の胸を焼く。 供物の捧げられたのを感じ、彼はすかさずにそれを絡めとった。吸い、嬲り、大きな水音の響くたび、記憶の辛さが溶けるように和 らいだ。今、目前の娘を感じ、補填による充足が気を軽くしている。満たされるという感覚ではなく、代替によって補われ、癒えると いった風だった。自身の腹底の暗い事に驚懼し、だが湧き出す自嘲の痛みさえ、この補填が紛らしてしまうのである。 「ベッドに行くか?」 口を離し、伝う橋もそのままに聞くと、彼女はこくりと頷いた。提督の眼に滲むのは、ただただ深い憐憫の情のみである。 2 彼女は褥に横たわった。 既に腹部と首元の装甲は外されていた。肩に掛かる上着を脱がしてみると、滑らかな色白の肌が凄艶である。軽く握られた掌が顔の 横に置かれる。今や露わになった腕の華奢さに、危うげな、無垢の妖艶を感じて、提督は生唾を飲み込んだ。 手折られた茎を思わせる手首に、彼は唇を近づけた。僅かに膨らむ筋を食み、舌を這わせると、閉じられていた指が開いていった。 覆いかぶさる体温と、感ぜられる吐息の熱さ。そして舌の淫靡な感触に、大鳳は胸奥を痒がらせる。意想外の部位であった。故に、 与えられる刺激への覚悟が無く、たちどころに力の抜けるような感じがした。 数分間続いたこの手首への愛撫は彼女の思考悉くを蕩けさせ、眼は溶け落ちそうに潤んでいる。 インナーと肌との間には一縷の隙間も無く、体躯の細さがより際立つ。一度上体を持ち上げた提督は、彼女を俯瞰した後、今度は首筋 へと口を下ろした。 「あっ……」 鎖骨に触れた湿りが、彼女の喉を鳴らした。差し出された舌はそのまま首を登攀し、丁度頤に目尻の触れる場所まで辿り着くと、深く 咥えこむように唇が開かれた。 吸われ、跡の付けられていることを知覚し、大鳳は慌てて抵抗しだした。力の緩びきっていた体が、息を吹き返したかのように暴れる。 顔を背け、肩をよじり、腕は彼の胸を押した。 真意の掴めない内に、恋人のような睦みを受ける不安。それが漠然とした恐怖となって、彼女の胸を痛ませた。ましてや、キスの跡と は所有の証とも捉えられかねないのである。身の堕ちる感覚が、背徳の悦でもあり、屈辱でもあった。 「駄目、やめ……んっ」 幾ら頭を振っても、彼の口は離れない。一秒、二秒と時間の経過してゆく度、彼女の快楽はその暗がりを増していった。自身の純真 が犯され、蹂躙されている事を、泣き出したい気持ちに受け止めている。それは決して厭悪の感触ではなく、寧ろ被虐の悦びを享受し ている風だった。首筋のこそばゆさは、やがてぴりぴりとした刺激に変化する。 舌で慰撫した後、口を離して眺めてみれば、濫りがましい鮮やかな朱色が咲いていた。指先で拭うように触れてみると、彼女の口から は熱い息が吐き出された。 「服で隠しきれないね」 煽られた嗜虐心に従い、そう言って見せると、彼女の瞳には絶望の色が滲んだ。見咎められる場面でも想像したか、眼は潤み、頬は これ以上ないほどに赤くなった。 腕が、再びぱたりとベッドに落ちる。提督は手首を押さえると、今度は優しく口にキスをする。舌も差し込まず、ただ唇同士を触れ 合わせるだけの接吻であった。 その効果が如何なるものか、きちんとした予測はあった。果たして大鳳の心情は、それとまったく同じ動きを見せたのである。即ち 仮初の恋慕。望む望まざるに関わらず、彼女は想いの通じ合う喜びを垣間見た。甘い歓喜に身を震わせ、刹那の慰みが心中を癒した。 だが奥深く、根源の感情は寧ろ、引き千切れそうなほどの切なさ。どうせ裏切られるのだろうという諦観の観測が、胸底を炙り疼かせ るのだった。 悦楽への端緒として、最終的、そして究極的な感情は悲壮である。身の結合とは反対に、感情においては繋がらない。そういった背反 の空虚こそが、性の快楽を最大のものとさせる。提督は大鳳を好いてはいなかった。そして、ただ彼女のよがる姿を見、それを慰めと したかったのだ。 このキスに、いや愛撫全てにおいて慈しみなど込もってはいない。慕情の無きを伝播させるに、恋愛的好意を用いるのだった。彼女 を貪婪にさせ、ひいては淫猥と呼べるほどにまで乱れさせる。その目的への手段として、清白な純真を踏み躙り、汚すのだ。 後ろ首の留め具を外す。腹の辺りの弛みを掴み、引っ張った。インナーは滑らかな肌をするすると滑り、遂に薄い膨らみを通り越え た。 露わになった頂を隠そうとしたのか、ほんの少し、腕の動く気配があった。だが逡巡の硬直の後、僅かに浮いた手の甲は、力の入っ たまま降ろされる。含羞の顔を横へと逸らし、彼女は唇を噛み締めて、体に注がれる視線を受け止めた。 やはりコンプレックスなのだろうと思われた。提督は平坦のそこ見、加虐の悦を押さえ込む事も無く、頬を吊り上げ口を開いた。 「ちっちゃい」 嘲る語調が癪に障ったか、珍しく本気で怒っているらしい眼を持って、彼女は提督を睨みつける。申し訳なさの欠片もない、余裕の 笑みを視界に入れて、口惜しさは一向募るばかり。 彼唯一の弱点を知った身上、報復としてその話題を出すのに躊躇はなかった。彼女は、彼以上の嘲りの声音に、 「祥鳳さんと比べて?」 と言う。果たして、彼の目にも怒りの色が滲み、胸のすっとする様な心地になったのもつかの間、胸底の痒くなるような快楽が思考 を中断させた。 「あっ……ん、はぁ」 右胸の蕾が無遠慮に摘まれ、空いているほうには遅れて唇の感触があった。繊細な指遣いと動物的なぬめりに、背筋がぴんと強張っ た。 ただ痛くはないというだけの、容赦の無い愛撫である。温もりと形容されるような、精神的充足を感じさせる行為ではなかった。皮 膚感覚の敏感な所を執拗に刺激され、彼女の口からは熱い吐息が漏れ出した。 やがて彼のキスの及ぶ範囲は、上腹や脇にまで広がるが、その間も手は僅かな膨らみをしつこく撫ぜ続けた。指は沈み込み、掌の蠕 動が柔らかく肌を波打たせた。色付く頂が擦られると、吐き出される息には声が乗る。羞恥を感じる暇もなく、大鳳は快楽に翻弄され るだけであった。 「んぁ……はっ、ぁあ!」 勃ったそこが弾かれると、彼女は一段高い声に啼いた。刺激の残滓として痺れが残り続け、それは次第に思考までをも侵蝕する。再 び摘まれたそこの引っ張られ離される瞬間、痛みへの恐怖はしかし、快感への期待と変わっている。 飽きるまで弄び、臍の辺りに口付けた後、提督は一度上体を起こした。 「腰、浮かせて」 スカートとスパッツに手をかけて、彼女を伺い見てみると、虚空を眺める瞳に遅れて意思の光が燈る。 「……はい」 年甲斐もない甘える声の返事と共に、ゆるゆると持ち上がった腰に合わせて、彼は手に掛かる全ての布を一気にずり下げた。 今や生まれたままの姿となっている事を、彼女は他人事のように感じていた。太ももを滑る指が一度下腹部にまで登った後、とうと うその直下へと下ろされていった。蛇の進行が如くもったいぶった動きで、徐々に徐々にと近づいてゆく。 「……ぅぁ」 陰唇の上端に触れかける寸前、指の動きは完全に止まった。ちょうど、三流の悪役が獲物を目の前に舌なめずりをするのと同じよう なものであった。恋愛の無い情事において、その慰めは嗜虐によって達成されるのだ。 男を知らないそこは、恥丘の膨らみから谷の垂線まで、清白の極限であった。だが不釣合いにその全体は淫靡な粘液に濡れ、桃色の 襞が婀娜やかにひくついている。再び動き出した指先が陰唇の上端を掠めると、歓喜の嬌声が彼女の意思に反して漏れ出した。 「あぅ……ん、ぁ!」 這わされた指は、その全体が包まれるようにうずまり、細かく上下に震わすと、卑猥な水音が部屋に響くようだった。時折軽く叩く ようにすれば、その音はより鮮明になり、飛沫はシーツと脚とを汚してゆく。 今すぐに舌を噛み切りたいと思うほどの羞恥に苛まれ、大鳳はかぶりを振った。胸への愛撫を受けた際には、ただぼうっと思考の蕩 ける感じがするだけであった。だが直接的な、下準備としての行為は、自身の雌としての本能を無理やりに剥き出しにさせられてるよう で、侵される矜持に我慢がならないのだ。 提督はずいと体を寄せたかと思うと、空いていた方の手で髪を梳きながら、耳の淵へと舌を伸ばした。輪郭をなぞり上げ、耳たぶを 軽く甘噛みし、思わず足の緊張の解けたのが感じられるや、すかさず陰部への刺激を大きくする。解きほぐすようにして、表面から奥 深くへ、蒸れた卑猥の孔を穿った。 「ま、待って! ひぐっ……んぅ」 懇願は無視をされる。最早与えられる過大な快楽に僅かな抵抗さえできない彼女は、ただただ一方的に嬲られるという被虐の悦を享 楽するしかなかった。 自身が自身でなくなるような恐怖を抱き、彼女は提督の体躯にしがみつく。喘ぎ声を聞かせるような格好をしている事に、気が付く 余裕も無い。頬を擦りあわせ喉の震えるまま、獣性の蹂躙をその身に受け続けた。 時間間隔の希薄になるほど蕩けきった思考が、快楽による拷問の終わった事をようやく遅れて認知した。横隔膜の絞られた痛みや、 臀部にまで感じられるシーツの湿り気。そういった残滓が一つ一つ知覚され、今現実に再び帰還したような心地となった。 布擦れの音と視界の肌色に、どうやら彼も服を脱いだらしい事が分かった。大鳳は逡巡の後、その行為の意図を察すと、慌てて迫る 胸を押した。 「あの、提督」 「なに?」 「愛してるって、言ってください」 ハスキーな声音が、より掠れている。提督の胸には憐憫や寂寥がわだかまり、咄嗟の返答をできなくさせた。 「愛してるって言ってくれなきゃ、入れちゃ駄目なんだから。……私、祥鳳さんの代わりなんて、厭」 答えを待つ視線が焦りに揺らいだのは、それを言い終えた直後だった。 罪悪の意識が無かったわけではない。それでも、その一語を言うに未だ提督は臆病すぎたのだ。無理やりに開かせた足の間、肉槍の 迫っている事を感じ取り、大鳳は半ば悲鳴に近い声を出す。 「駄目、いやぁ! 提督、待って!」 本気らしい抵抗があった。拳が胸を叩き、足と腰はそれを遠ざけようと懸命に暴れる。しかし既に覆いかぶされている状態では、全 て無駄な足掻きだった。 その痛み、自身が犯されたと気が付いた時のその表情を見て、提督は暗い愉悦を感じた。 「……ひどい」 吐き出される呪詛が耳に心地よい。向けられる恨めしい視線が慰めだった。腰を振れば、強気な彼女の表情も、恍惚と悲壮に歪むのだ。 自身に内在する暴力性が、相手の完全な屈服を求めた。提督は腹黒い笑顔に、躊躇わずそれを口にする。 「でも、身体は悦んでる」 指が肉芽に伸びると、彼女の膣は咥え込んだ彼を扱く様にして蠢く。必死に首を振る彼女を見下ろし、尚追撃は緩めず、落涙を舐め て耳を食む。 反復され続けた悦楽の指教が、体躯を極限まで淫らにした。精神は未だ清く彼の恋情を欲したとしても、最早体の方は剥き出しの本 能に従う獣となった。下腹部を圧する彼の存在に、満足を覚えている自身。厭で厭で仕様が無いはずなのに、言葉で責められれば言い 返せないのだった。 それからどれだけ責め苦は続いたか。穢しぬかれ、淫らに湿潤蓄えたそこは、彼を咥え扱く女の肉壷となった。 動きの速まりを感じて、彼女は緩くかぶりをふった。 「中に出すぞ」 征服の証が刻まれる。その事への厭悪と被虐の悦が複雑に混ざり合い、慟哭とも嬌声とも取れない声となって溢れ出す。絶望的な心 境の中、腹内に広がった温かみが、彼女を否応無しに絶頂させた。 3 祥鳳は全てを聞いていた。 かつて提督と恋仲にあった時、褥を共にし迎えた朝。心地よいまどろみに、つい起床時刻の直前まで体を横たえらせていた事が幾度 もあった。 存外朝に弱い提督は、それに気付く事もなかったから、毎晩シーツに温もりの残滓を認めるだけだったのだろう。毎夜毎夜、その行 為が夢であったかのように、忽然と消えている彼女の姿。それは、彼にとって一種の耽美に思われたはずだ。 実際には、より泥臭い方法をもってして、この演出は行われていたのだった。早起きの艦娘に見つからないよう、宿舎棟、自身の部 屋まで移動する方法として、やはり理想は廊下を歩む事をせず、窓から進入することだった。問題は彼女の部屋は二階にあり、裏庭と も言うべき窓側の空き地からの帰還はとてもできそうにもなかったことである。 鎮守府本棟の提督の寝室は二階、つまりその建物においての最上階にあって、構造上屋根の端が窓視界の上端に掛かっていた。艦娘 としての非凡な能力を用いれば、そこに手を掛けよじ登る事など造作もなく、彼女は起床の時刻の遅かった時、何時も屋根伝いにて、 部屋へと帰還していたのだった。 途中渡り廊下の天井へ飛び降り、対岸の艦娘宿舎の壁を、小窓の突起を用いて登攀する。自身の部屋の直上まで辿り着けば、後は開け ておいた窓の位置を確認して、身を滑り込ませるだけであった。意外にも試みは容易く成功し、以来彼女は、就寝に不安も感じなくな ったのだった。 虚偽の恨み言をぶつけた事へ罪悪と悔悟の念に苛まれていた祥鳳は、その日、増幅するそれらの感情にとうとう耐えられなくなると、 謝罪と真意を告白する決心を固めた。ただ、夜の早いうちに執務室を訪ればあの装甲空母が邪魔であるし、かといってわざわざ二人で 話をしたいと面向かいに言うのもいらぬ誤解を与えかねなかった。悩む彼女の頭には、いつしか意識の敷居の下にその思い出が巡りだ し、それが突破口となって一つの策謀が胎を結んだ。 夜半、彼の就寝時刻直前。祥鳳は部屋の窓から身を乗り出し、屋根の路を進んだのだった。 幾ら大鳳と言えど、未だ同衾関係にまでなってはいまい。ならば、彼の寝室にて待っていれば二人っきりで話ができると、彼女はそ う思い至った。 個人の部屋に無断で忍び込む事について良心が痛まないわけでもないが、それ以上の罪を重ねた身上、致し方ないと結論付ける。自 責の痛みをこれ以上我慢することは、とてもできそうになかったのだ。月光の照らす中、足音を忍ばせ、本棟寝室の真上にまで到達す る。 窓から部屋への進入に成功した彼女は、まだベッドに彼のいないことを確認した後、隣の執務室へ聞き耳を立てていた。明瞭でない 彼と彼女との会話の声は、しばらくの時間の後、ぱったりとまったく聞こえなくなる。 廊下への扉の開く気配も無い。疑問に思っていると、今度はカーペットを踏みしめる音、それも四足二人分が徐々に大きく聞こえきて、 彼女はぎょっとして壁から離れた。部屋の中央に立ち尽くすし、焦りと混乱の中、とにかく隠れる事のできる場所を探した。まず真っ 先に視線の向かったのは洗面所であったが、両者の一方でもトイレに赴けばその時点でばれてしまう。ドアノブが回されたのを視界の 隅に捉え、半ば思考の外の反射に、彼女はよりにもよってベッドの下へと潜り込んだのだった。 木板とマットレス、合わせておよそ一尺の厚みを挟んで、情事の生々しい音を聞き続けるしかなかった。嬌声も水音も、スプリング の軋みにさえ吐き気が催され、思わず声を上げたくなるのを口を押さえて飲み込んだ。大鳳の濫りがましい嬌声に殺意を抱き、彼の荒 い口付けの吐息が、胸を辛く痛ませる。目尻から涙を流すまま、透視でもしているかの如く、ひたすらその底板を睨んでいた。 だが耳をそばだて続けていると、一つの救いが垣間見えた。大鳳のその懇願が無視をされたらしい事。提督から愛しているという言 の出なかった事に、至上の喜びを覚えた彼女でもある。別れを告げて半年が過ぎても、未だ心はすぐ側にあったと気付き、感動が胸を 馳騁する。 この行為にあてつけと慰め以上の意味は無い。寝具に阻まれていようとも、たとえ実際に抱かれているのは大鳳なんだとしても、精 神の交錯は今この場においても成っているのだ。 思わず彼女は 「私、浮気には寛容です」 極々小さく、一寸先の人にも聞こえないような声でそう呟いた。 寝具の上の遊戯は、もうすぐ終端を迎えるらしい。中に出すぞという彼の言葉が、甘く耳の側に響いた気がした。 彼女の心内は、甚だ複雑な様相を呈していた。胸をのたうつ嫉妬の情は、一向に烈しさを増すばかりだが、直上の彼の姿を想像すれ ば途端に甘い悦楽が湧き出してくる。 彼の思考にあるのは自身であるはずだった。ならばその吐き出される精も、向かう先は自身なのだ。ただ物理的に受け止める艦娘が違 うだけであって、故に彼はまだ私のものだ。 祥鳳は心の中に、そう独り言ちた。目の前の板に触れてみる。まるでそのまま貫通し、彼の体躯を抱きしめにいくかのように。 大きくなった吐息の音を聞き、祥鳳の女陰もまた独りでに蠢いた。今、空想と吐き捨てるには余りにリアルな触感がある。容赦なく 押し広げてくる堅い彼と、その先端から注がれる白濁の温かさ。出し終えた後も、彼は二、三回ほど奥を突くのだ。限界まで吐き出され た精が、更に深くへと押し込められる。その歓喜が完璧に再現された。 彼女もまた、彼らと同じく、絶頂を覚えていたのだった。肩が強張り足は伸びて、嬌声を我慢するのにはかなりの労をとっていた。 恍惚の表情は、しかしおぞましい凄みを発してもいる。涙は留らず口角は吊りあがり、瞳が異様なほど燦爛としていた。 提督を取り戻す、提督を取り戻す。口の動きだけで、彼女はその言葉を繰り返し続けた。 <続く> これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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さやわか氏が考察 - リアルサウンド 「中国版艦これ」話題のゲーム会社に聞く (1/2) - ASCII.jp ボリューム満点で完全勝利S! 史上最大、艦娘声優22名が集結した「第肆回『艦これ』観艦式 夜の部」をレポート! - アニメイトタイムズ 艦隊これくしょん -艦これ- - 個性豊かな艦船型少女と共に熱いバトルを繰り広げる艦隊育成カードゲーム OnlineGamer - OnlineGamer 「劇場版 艦これ」本予告ムービーが公開。キャストやスタッフ,南方の海域が舞台となるストーリーの情報も - 4Gamer.net 【PS Vita「艦これ改」レビュー】艦これ改 - GAME Watch アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」楽曲を超豪華“艤装”(スピーカー)で聴く! (1/4) - PHILE WEB - Phile-web 満員御礼でプレーできず 勢い止まらぬ「艦これ」人気|NIKKEI - 日本経済新聞 『艦これ』で結婚機能が実装!そのやり方と効果とは ― さらに複数の艦娘と結婚する方法も - iNSIDE 艦これ:3分で分かる人気の理由 ファンが語る魅力とは - まんたんウェブ スマホで“艦これ”が遊べない理由――コンテンツ技術を巡るし烈な争い:佐野正弘のスマホビジネス文化論(1/2 ページ) - - ITmedia 「艦隊これくしょん -艦これ-」はいかにして生み出されたのか。その思想から今後のアップデートまで,角川ゲームスの田中謙介氏に語ってもらった - 4Gamer.net 「提督といっしょに創り上げていきたい」『艦隊これくしょん 艦これ』キーマン・田中謙介氏インタビュー【前編】 - ファミ通.com 「艦隊これくしょん -艦これ-」正式サービスが4月23日にスタート - 4Gamer.net ニュース02 年末年始に向け海上保安部が旅客船など安全総点検【長崎県】 - www.fnn.jp 『オザカズ式 アニメエフェクト原画集』出版記念トークイベント開催&配信! 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キャラクター名:祥鳳 ■よみがな しょうほう ■性別 女性 ■学年 その他 ■所持武器 流星改 ■ステータス 攻撃:7 防御:13 体力:8 精神:2 FS:0 ■FS名 首についてる爆弾の数 特殊能力名:やったぁーっ!やりましたっ!私っ、嬉しい!これからも頑張りますね! ■能力効果 効果:遠距離通常攻撃 範囲+対象:周囲1マス一人 時間:一瞬 制約なし 発動率:26% ■能力原理 MVPをとるような活躍をする。おおはしゃぎカワイイヤッター! キャラクター説明 俺の嫁。はしゃぎっぷりがとてもカワイイ。首に爆弾ついてそうとか言う不敬者は爆撃する。 初期位置:D4